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◆シリア政府軍の進撃ニュース
http://presstv.com/detail/2013/12/11/339427/israel-panicking-over-assad-success/
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このところシリア内戦において、政府軍の進撃がめざましいようだ。散発的に車爆弾テロなどが起きているが、戦線では政府軍が反政府勢力を駆逐しているようだ。
チュニジアやエジプトなど、またリビヤなどでも、反政府側の勝利は早ければ3ヶ月で、遅くても1年もしないで結果は出ていたが、ことシリアに限っては、膨 大な数の外国人傭兵というか、テロリストらがシリア国内に侵入各地でテロ活動を進めてきているが、シリア政府は倒れないし、シリア軍は崩壊しない。
その理由は、少数派とはいえアラウィ派が中核となっている政府や軍がシリア国民の広範囲な支持を獲得しているからであり、またその理由は相当に公平な政治をしてきたからに他ならないからだ。少数派であればこそ、他の少数派に対する配慮もされてきたし、多数派のスンニー派の意見を尊重する姿勢を保ってきたからだ。
そのアサド政権が現在、イスラエルを狼狽させるほどの強靭さを示し、外国から進入してきているテロリストらを追撃、次々と拠点を奪い、奪還地域を拡大し続 けている。同時にこのテロリスト等に対する支援は、欧米からもトルコからも途絶え始めていて、今は湾岸アラブ諸国が中心であり、それにイスラエルが軍事や 工作面で支援している程度である。
湾岸アラブ諸国とは、王制であり独裁政権の最たるものであり、この地球上に取り残された最後の前近代 的異物であるが、それらの諸国が、「民主主義」を標榜しているといわれる反政府勢力を支援し、また、これも国内に人種差別の存在するイスラエルとが野合し て、シリアを攻め立てているのである。どれほど矛盾した構図であろうことか。
イスラエル政権は、シリアのアサド大統領が外国の支援する民兵に対する戦いで成功していることに狼狽している、とアナリストがプレスTVに語った。
「和平が開始したので、イスラエルは狼狽している。彼等はシリアのアサド政府の成功に狼狽している・・・」と、ケビン・バレットは11日、インタビューの中で語った。
彼は、シオニスト政権は、現在のシリアの「ひどい紛争」に対する「交渉が穏便に終わること」は見たくないのだ、と語った。バレットはシオニスト達は、「シリアの不安定化の第一番目の黒幕だ」と語った。
「我々が見ることになるのは、国際的な監視による選挙を可能にする平和的な合意で、私はアサドは出場するであろうし、勝利する可能性が高い」とアナリストは語った。バレットは、イスラエルはサウジアラビアとシリアの不安定化を共謀し、ダマスカスで反政府デモを工作してきた、と語った。
「このために大金が投じられたし、デモがセットされアサド政府がそれに反応すれば、過剰な反応を、サウジによる何十億ドルの資金で前もって準備されていた不安定化のキャンペーンが、イスラエルの指導もあって、シリアを分裂させる働きを行った」と彼は語った。
10日、シリア軍はレバノン国境に近いところにある重要な都市を反政府勢力側から奪還した、という。シリア軍はダマスカス北方のカラムン地域を確保するため数週間に渡って民兵と戦っている。
シリア軍は最近一掃作戦を国中で成功裏に実施し、民兵側に大損害を与えてきている。シリアは2011年3月以来、破滅的な紛争に巻き込まれてきた。欧米勢力と中東の彼等の同盟勢力が、特にカタール、サウジアラビア、トルコ、が、シリア内で活動している民兵達を支援しているといわれている。
国連によれば10万人以上が死亡、780万人が移動を余儀なくされている、という
アサド政府軍の成功に 狼狽するイスラエル 天下乱世を生きる
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