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“防空識別圏”を宣言した中国は、冷戦末期のソ連を思わせる。対中国融和派は米国の意思決定過程で力を大きく減らすでしょう。
http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/167.html
投稿者 TORA 日時 2013 年 12 月 05 日 12:13:54: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu301.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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“防空識別圏”を宣言した中国は、冷戦末期のソ連を思わせる。今回の事件で
対中国融和派は米国の意思決定過程で力を大きく減らすでしょう。

2013年12月5日 木曜日

◆読み違えた中国、その中国に傾く韓国 「防空識別圏」を専門家に聞く(2) 12月5日 鈴置高史
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20131204/256668/?P=1

“防空識別圏”を宣言した中国は、冷戦末期のソ連を思わせる。だのに怯えた韓国は中国にもっと傾く――。安全保障の専門家、C氏と急変する東アジアを話し合った。

米国を弱腰と見誤った旧ソ連
C:空の縄張りを叫んだ瞬間、そこに米軍機や自衛隊機に入られてしまい、手も足も出なかった中国。1970年代末から1980年代初めのソ連を思い出しました。

 当時のソ連は指導者、ブレジネフの判断能力が衰え、米国の出方を見誤ったのです。「デタント」に応じたカーター大統領を弱腰と判断して突如、アフガンに侵攻しました。

 すると西側が団結して1980年のモスクワ五輪をボイコット。ソ連はアフガン戦争の泥沼にもはまりました。

 さらに米国には対ソ協調派のカーター政権に代わり、ソ連を悪の帝国と呼ぶレーガン政権が登場。大軍拡やSDI(戦略防衛構想、通称「スターウォーズ」)をしかけました。ソ連はこれに対抗するための負担に耐え切れず自壊しました。

鈴置:振り返って見れば、ブレジネフ時代の読み違いがソ連崩壊への伏線となったのですね。

「張り子のトラ」と馬鹿にされた中国
C:今の中国に似ています。サリンを使うシリアへの軍事攻撃を計画していた米国ですが、直前の9月にオバマ大統領は中止しました。米国は世界の警察官をやめるつもりかと各国が思い始めました。

 「米中で世界を仕切る」という中国の主張する「G2論」を11月20日、ライス米大統領補佐官が容認しました。ライス補佐官は「尖閣」に関しても「米国は主権の問題には立場をとらない」と表明しました。

 これらを見た中国は「米国は弱気だ」と考え、尖閣諸島を含む東シナ海の上空に突如、“防空識別圏”を設定したのでしょう。ちなみにそれは「領空の拡張」と呼ぶべき不法なものですが(「似て非なる中国の“識別圏”」参照)。

 しかし、米国はすかさずそこに機動部隊を送って日本とスクラムを組んで見せた。さらには空軍機も送った。というのに、中国はスクランブルもちゃんとかけられず、11月27日の外務省の会見で西側記者から「張り子のトラ」と馬鹿にされる始末。

鈴置:「米軍機に対してスクランブルした」という中国の主張は、やはりウソだったのでしょうか。

手ぐすね引いて待っていた?米軍
C:地球は丸いので、普通のレーダーではそう遠くまでは見通せません。中国空軍に“識別圏”全体を見渡せる能力があるか、極めて怪しいのです。軍事的にも外交的にも、中国はすっかり面子を失ってしまった。

 一連の中国の反応を見るに、共産党幹部ばかりか軍の幹部までも、国際標準と比べた中国軍の実力のほどを理解していないのではないか、と思えてきます。

鈴置:中国は米国が強く出るとは予想しなかったのでしょうか。

C:これも読み違えた可能性が高いと思います。中国は米国に騙されたか、あるいは米国務省とだけ「握って」いて、結果的に米軍部のワナにはまったのかもしれません。

 23日の土曜日に中国が“識別圏”を宣言した後の米軍の動きは異常なほどに機敏でした。2日後の月曜日の25日には、空母ジョージ・ワシントンを含む米日の連合艦隊が沖縄の南の海域で合同演習しました。

 両国艦隊とも、フィリピンで台風被害の支援にあたっていたはずです。2日間で連合艦隊を編成し、現場に急行したとは神業です。

 火曜日の26日には爆撃機B52を2機、中国の主張する識別圏内に送りました。B52は古くて大きな機体で整備も大変なのに、これも実にいい手際です。国務省やホワイトハウスはともかくも米軍は、中国が宣言するのを待ち構えていた感じさえします。

米空母にも「入るな」
鈴置:防空識別圏というと空軍の話に思えますが、海軍も関係するのですね。

C:もちろんです。大いに関係します。空母機動部隊の上には常に艦載機が飛び回って艦隊を守っています。艦載機の行動半径は数百キロに及びます。

 中国が東シナ海に“識別圏”を設定し、公表した運用方針通りにそこに入る軍用機は追い出すというのなら、米機動部隊は同海に近づくことも許されないわけです。公海上空の飛行の自由はもちろん、船舶の公海航行の自由まで侵害することになります。

鈴置:今回の事件で何が変わるでしょうか。

C:世界の中国を見る目が変わりました。これまでは「日本と小さな無人島を巡って争っているな」ぐらいに見ていた。それが、国際ルールは堂々と破るし、武器を振り回して脅す危ない国、という認識に変わりました。

鈴置:東シナ海の上空は、世界のビジネスマンの主要な出張航空路の1つです。これで、安保の世界以外でも、中国への懸念が一気に増しました。

立場失った米日の融和派
C:もちろん、日本の世論にも大きく影響します。「中国と対立すべきではない」と主張してきた人々が、発言力を失うでしょう。

鈴置:日本の“リベラル”は「戦争は日本が起こしたのだ。だから日本が反省すれば2度と戦争は起きない」と思い込み、そう説いてきました。

 しかし、日本がおとなしくするほどに中国が牙をむいてきました。韓国もその尻馬に乗ってきました。この現実を見れば、“リベラル”の言うことを聞く人はいなくなってしまうでしょうね。

C:米国も同じです。中国とは共存できると考える融和派と、いつかは対立するのだから準備せねばならぬと主張する現実派がせめぎ合ってきました。でも、今回の事件で融和派は米国の意思決定過程で力を大きく減らすでしょう。

 今後の展開を読む際に、注意せねばならないのは国際的に大恥をかいた中国がどう出てくるか、です。自ら宣言した“識別圏”の中に日本や米国の軍用機や海軍の艦艇がどんどん入ってきて、その画像が世界に流れ続ける――。これにいつまで耐えられるか疑問です。(後略)

(私のコメント)

今回の中国の防空識別圏の設定では、習金平体制の情勢判断能力がおかしくなってきている事を思わせます。おそらく『「米中で世界を仕切る」という中国の主張する「G2論」を11月20日、ライス米大統領補佐官が容認しました。ライス補佐官は「尖閣」に関しても「米国は主権の問題には立場をとらない」と表明しました。』と言う発言はワナであり中国はそれに引っかかったと思われます。

同じ様な事は湾岸戦争において、イラク大統領サダム・フセインとエイプリル・グラスピー駐イラク・アメリカ大使会談で 「クウェート問題は、アメリカとは関係がないという、最初にイラクにさしあげた説明を強調するよう、私に指示しました。」と言う発言とライス大統領補佐官の発言はアメリカ政府の罠であった。

サダムフセインも習金平も、アメリカの発言を「GOサイン」と読み違えて強硬措置に踏み切った。しかし中国は防空識別圏を設定した途端にアメリカは態度を変えてB52を送り込んできた。それに対して中国空軍はスクランブルをかけられなかった。B52は尖閣上空を横切って行ったと言いますが、中国は手も足も出せなかった。

中国軍は面子を失い半狂乱となり、空軍機意を飛び回らせていますが、アメリカ軍機も日本の自衛隊機も補足できていない。中国の早期警戒機も最新鋭戦闘機もスクランブル体制が出来ていないのだから米軍機を捕捉できない。これでは中国国民からも政府はバカにされて批判が高まるだろう。習金平はそれに耐えられるだろうか?

中国の防空識別圏は、他国の識別圏とは異なり「領空の拡大」に近い。言う事を聞かなければ撃墜するぞと脅かしているものであり、アメリカの航空会社は旅客の安全のためにフライトプランを提出した。この事によって尖閣や中国に無関心だったアメリカ国民にも中国の異質性に気が付いたようだ。

アメリカ政府部内でも、米中G2派が多数を占めていましたが、国際ルールを守らない中国が明らかになった以上は米中G2派はおとなしくならざるを得ません。親中派のキッシンジャーもブレジンスキーも嘆いている事でしょうが、同じく親中派のオバマ大統領もG2には踏み切れなくなったことでしょう。

アメリカは中国とは事を構えない事を国是としてきましたが、公海の自由航行を踏みにじる行為を認めるわけにはいきません。防空識別圏は空の問題だけではなく船の航行にも影響を与えます。たとえば空母などの軍艦やヘリを積んだ巡視船なども監視対象になります。軍艦や巡視船も入れなくなればそこは中国の領海同然になります。

中国としては日中の二国間の問題としたいはずですが、中国の定めた防空識別圏では世界各国の旅客機が飛んでいるから世界中の問題となってしまう。だから習金平のバカさ加減が分かりますがサダム・フセイン並みの愚か者だ。中国政権内部はかなり混乱していることが伺われますが、中国人は感情的になりやすく挑発に乗りやすい。

もし中国人が冷静な国民性ならばとっくに超大国として存在していたのでしょうが、中国の歴史を見ると反乱と暴動の歴史であり国内政治は乱れっぱなしだ。これでは政府も強権的になり独裁政治となり、近代国家として成り立ちえない。韓国も同じであり狂信的であることは中国人以上であり、外交交渉も感情的になって交渉にならない。

ライス米大統領補佐官が、G2や尖閣には関与しないとした発言が本気で言ったとするならば、ライス氏の資質を疑わせるものであり、アメリカ政府部内の政策の不一致が浮き彫りになる。中国はアメリカが弱いと見てより攻勢をかけてきて、南シナ海にも防空識別圏を広げて来るだろう。そうなればASEAN諸国は一斉にアメリカ離れを起こす。そこまで読めなければライス氏は真正の大馬鹿者だ。


 

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コメント
 
01. 2013年12月05日 13:02:21 : yhcXe1ACTY
北京の55日ってか爆。シナ人は思考能力が劣るんでないかい。事実認識ができんから自ら戦って滅ぶ。

城塞の中にしか道徳がない人もどきの匪賊の土地。日本軍が行くまで食人が行われ人肉商店があったシナ。日本軍が欧米の植民地を次々接収して開放したから白人には目の敵にされたきたね。シナを開放して東亜の新秩序を築こうとした日本軍。栓後のあらゆることは、在日と米軍の嘘歴史捏造で押させつけられてきた日本人奴隷の最後はttpと放射能で滅亡ってか。インデアンと同じだな。

大東亜戦争の時の大東亜会議での、大東亜共同宣言で欧米白人に対して植民地開放と人種差別の禁止を要求し東亜を侵略することを拒否したのに、カイロ妄言で欧米と犬蒋介石が拒否したのに、我々は白人との戦国時代以来の永久の民族絶滅戦を展開してきたのが真相だ。戦後全ての事実が反対で日本が侵略して白人が開放したことに洗脳を在日マスゴミが洗脳を強制してきたね。トンするの奴隷根性だ。白人の手先になって甘い汁を吸おうとする。

白人の犬のトンスル政権とシナ政権は相手にしないしかない。勿論シナ政府は裏で米国とつながって売国してるだろうね。シナ人はばらばら。多くが未ダに民族意識はない。上海人も北京人も別人種。

ネットの伝聞だが米国ではシナ人とトンスル人の所業が正体がばれてきて嫌われてるそうだよ、もし本当ならだけどね。NASAなどコリアン禁止だってさ、調べてはないから真偽は不明だが。確認はできんが、シアトルではハングルの標識が撤去されてるらしいから日本マスゴミの報道とは全然違うようだね。


02. 2013年12月05日 13:37:25 : nJF6kGWndY

>自ら宣言した“識別圏”の中に日本や米国の軍用機や海軍の艦艇がどんどん入ってきて、その画像が世界に流れ続ける――。これにいつまで耐えられるか

米国には口で警告

日本には実力行使

だな


特に民間は注意した方がいい


03. 2013年12月05日 16:07:15 : 15cPozU52o
韓米英の海軍艦艇が釜山に集結
http://www.chosunonline.com/svc/view.html?contid=2013120501984&no=0
http://www.chosunonline.com/svc/view.html?contid=2013120501984&no=1
http://www.chosunonline.com/svc/view.html?contid=2013120501984&no=2
http://www.chosunonline.com/svc/view.html?contid=2013120501984&no=3
http://www.chosunonline.com/svc/view.html?contid=2013120501984&no=4
http://www.chosunonline.com/svc/view.html?contid=2013120501984&no=5
 韓国、米国、英国の海軍が今月8日から9日にかけて、連合機動訓練を行うという。


 写真は5日午前、釜山市南区の海軍作戦司令部釜山作戦基地に停泊する3カ国の海軍艦艇。


NEWSIS/朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/05/2013120501984.html


04. 2013年12月05日 20:06:04 : 15cPozU52o
北朝鮮が3回目の核実験を実行した後で米国がB52やB2を韓国に持ってきたときに北朝鮮は譲歩的なことは一切できないもしそうすれば降伏と同じとまで言っていたがこの辺は日本のメディアでは報道されなかった。今回の米中間の騒動はその米朝間の緊張関係を置き換えただけのようにしか見えない。緊張感があることに変わりはないが伏線はあることなのでそれほど驚くことでもなさそう。

05. 2013年12月05日 20:09:16 : yhcXe1ACTY
韓国との竹島戦争を早く。  国内は外患罪発動で追討だな。

実際は板垣によると開戦してるらしい。既に自衛隊はシナ潜水艦を数隻、地上艦艇を数隻撃沈してシナ軍は逃げてしまったそうだ。弱くて相手にならんらしい。

こうなるとシナは毎度の日本民間人大量虐殺に出てくる。シナの邦人は撤収。沖縄方面の旅客機は撃墜される恐れがあるからのるな。尼港、通化、上海、満州での民間人バラバラ大虐殺をおもいだせ。反日在日に騙されるな。


06. 無段活用 2013年12月06日 01:33:09 : 2iUYbJALJ4TtU : ddGVSlWexS
>『「米中で世界を仕切る」という中国の主張する「G2論」を11月20日、ライス米大
>統領補佐官が容認しました。ライス補佐官は「尖閣」に関しても「米国は主権の
>問題には立場をとらない」と表明しました。』

これ、投稿者さん、ご自分で確認しましたか?ライス氏は、「米中で世界を仕切る」と
は言っていません。ましてや、「尖閣」の「せ」の字も言っていません。マスコミが意
図をねじ曲げて記事を書いたから、マスコミが悪いんだけど、でも、引用するならする
で、ウラを取らないと拙いかも知れません。

これがスピーチの原文です。

http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2013/11/21/remarks-prepared-delivery-national-security-advisor-susan-e-rice

米国がアジア政策について重視する、「安全保障を強化する」「繁栄を拡げる」「人権
いう価値を育む」「人間の尊厳を前に進める」の4つの価値について、米国のビジョン
を総論として述べたものです。

そのうち、中国について言及してあるのは前の2つです。

まず、「安全保障」の段で、中国については「大国同士の関係の新たなモデルを模索
したい」「不可避な競争は管理しつつ、利益が一致する分野の問題では、アジアの内
外で協力を深めたい」と言っています。フィリピン・日本・韓国・オーストラリアとの同盟
関係を土台に、北朝鮮や中国と多様な問題できちんと向き合っていく意向を表明して
います。

ライス氏のスピーチでは、「尖閣」も「スプラトレー」も「パラセル」も出て来ません。ただ、
「南シナ海と東シナ海の問題は、互いがもっとよく話し合い、法に則って平和的に解決
して欲しい」と言っているだけです。

次に「繁栄」の段では、12ヵ国が参加する「TPPが米国経済の未来に密接不可分に結
びついている」とした上で、このTPPが米国やアジアの経済にもたらす恩恵を述べてい
ます。この部分はいつもの手前勝手な話なのですが、そこを踏まえてさらに、中国とは
経済的な結びつきを深め、気候変動の問題も協力して取り組みたい、と言っています。

だから、まず、安保・経済面で、同盟国との関係をしっかりと固めたい。その上で、
価値観の違う国、関係が弱い国、手を差し伸べる必要のある国にきちんと向き合って
いきたい、ということのようです。構成的にも内容的にもそうなっています。読めば分か
ります。

「防空識別圏」の問題については、よく分からないのですが、中国としては「尖閣の主権
は棚上げ」ということを、言葉の上だけでなく実質的に機能させるための国際的な枠組
みを作りたい、という着地点を設定した上で、圏域を宣言することによって、その着地点
に向けて、米国・日本がこの問題で積極的に対話しなければならない状況をあえて作っ
た、という見方があります。もう少し様子を見たいと思っています。


07. 無段活用 2013年12月06日 01:48:07 : 2iUYbJALJ4TtU : ddGVSlWexS
補足

上の書き方だとよく分からないかも知れませんが、「安全保障」の段でライス氏が
中国に付いて言及したのは、フィリピン・日本・韓国・オーストラリアの後。つまり、
同盟国が先で、中国はその後でした。

フィリピンが日本より先に言及されているのは、最近、フィリピンが米軍の駐留を
求める意向を示し、プラスの変化があったからだと思います。


08. 2013年12月06日 11:50:22 : UAcrDWIOd6
>>01さんにお聞きしたい。
大東亜戦争が、アジア解放の「正義の戦い」であったのなら、なぜ日本は無条件降伏をしたのですか。
「正義の戦い」の恐ろしいところは、絶対に負けられないことです。負けたら「正義」は否定される。負けるくらいなら「正義」の重みを証明するために、全滅しなければいけない。
最終的には天皇の決断で降伏が決まった。あなたの言うとおり、天皇は間違っていたのだろう。本土決戦となれば、さらなる原爆投下などで数千万人の犠牲者が出たかもしれない。しかし、米軍を戦車の使えない山岳戦に引き込めれば、膨大な出血を強いることが出来る。米国が音をあげ停戦を持ちかけてきて、形だけでも引き分けにでき「正義」を守る可能性もあった。
民族独立の「正義」のために戦ったベトナムは、百万人以上の犠牲を払いながら米国に打ち勝った。「正義」のための戦いには、コストへの配慮はありえない。
大日本帝国が、無条件降伏したということは、米、英、仏、蘭、中の連合国に対して「私が悪ろうございました。お許しください」と土下座したことだ。
「一度あやまったけど、あれは嘘でオレは悪いと思っていないよ」と見苦しく居直ったら、ケンカ相手は激怒して、もう一度殴り合いになるでしょう。ケンカ相手は、中国だけではありません。01さんは米、英、中などの連合国と戦争をやり直せというのですか。

09. 2013年12月06日 12:46:25 : 77Kno4ENaM
>>06 さん
ライス氏のスピーチ原文の紹介ありがとうございます。
アメリカの国家安全担当補佐官として大学で講演したもので、アメリカがアジアの国々とどのように付き合って行くかを分かり易く語ってますね。その中でシナをどう見ているかが端的に述べられていて面白い。

補佐官という公人の立場での講演なので、まずはシナとの共同歩調や戦略的安全に関する対話を拡大している、など大枠でよい関係を築こうとしていることを述べてます。しかしその一方でシナとアメリカは決して軽視できない大きな違いがあると述べ、他国に対しては決して使うことのない言葉でシナの特性を淡々と述べているのは分析的情報を過たずに伝える講演として当然でしょう。

いわく:私たち(米中)はビジネスを多様化してゆくために、法治主義、人権、信仰の自由、民主主義を尊重しつづけてゆかなければならない。
また、より具体的なことも:サイバー攻撃による経済面のスパイ行為はアメリカが中国で企業活動するのにコスト増を懸念することになり米中両者の利益を損なうことになるとも述べている。

決してシナの行き方を容認するとか、ましてシナをヨイショするようなことはひとつもなくて、むしろ厳しいことを率直にしかし蔑む言葉は使わずに語ってます。シナの指導者もこれを読んでるでしょうが、彼らのしかめっつらが見えるようです---法治も人権も民主主義も無いとホントのことを改めて世界に言われたんですから(^^)


10. 2013年12月07日 17:29:22 : HoMKx2cihM
頭のわるいヤツに外交をさせるのは無理だ。
シッポが犬を振り回す妄想に駆られて大恥を晒す
ネトウヨに権力を握らせると。。。


日本は中米関係がわかっていない
 一石が大きな波紋を呼んだ。中国の東中国海防空識別圏設定を受けて、国際世論は議論一色となった。最も声高に反応したのが日本だ。日本は連日この問題を自らの主張に利用し、しつこく絡み続け、米国が反応したのを見ると、いよいよ興奮剤でも打たれたかのようになった。日本メディアはバイデン米副大統領の訪日時に日米両国がこの問題で共同声明を発表すると報じもした。一時はまるでバイデン副大統領の今回の東アジア訪問が、東中国海防空識別圏問題に対処するためのものであるかのようだった。(文:賈秀東・人民日報海外版特約論説員、中国国際問題研究所特別招聘研究員。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 だが実際には、米側はバイデン副大統領の出発前からすでにこの問題でトーンダウンし始めたうえ、中国側の防空識別圏規則を遵守するよう米航空会社に「遠回しに」提案もした。続いてヘーゲル米国防長官が「防空識別圏自体は新しい概念や独自の概念ではない」と表明。バイデン副大統領は東アジア訪問中、米側の「原則的立場」を重ねて表明しただけだった。ホワイトハウス高官が述べたように、バイデン副大統領の訪中は東中国海防空識別圏問題で「申し入れ」を行うためのものではないのだ。

 こうした米側の立場は日本側と明らかに隔たりがあり、バイデン副大統領の来訪に大きな期待を寄せていた日本の政府とメディアは大変失望し、落ち込んだ。こうした挫折感を日本が味わうのは、中米日三角関係の歴史において初めてではない。日本がしばしば中米関係がわかっていない、あるいは自らの狭くて頑なな視野のために現実が見えなくなっていることを示すものだ。

 1970年代、中米が関係回復を決定した際、日本は当初何も知らされていなかった。1990年代、クリントン大統領は中国を9日間訪問したが、日本には立ち寄らなかった。今世紀に入ると、ブッシュ政権は日本を比較的重視したが、やはり対中関係がアジア太平洋政策の最重要課題だった。オバマ政権の「アジア太平洋リバランス戦略」は日本を信頼し、重んじる必要のある最重要同盟国としているが、視線は中国に向けられている。防空識別圏問題をめぐり、日本は米国との戦略的利益の一致性を過大評価していた。日本の求める共同声明について米側は考慮しなかったわけではないが、熟考を重ねた結果、最終的に同意しなかった。米国の対中政策決定メカニズムは慎重で理性的である点、そして戦略的思考において日本の上に立つようだ。


日本は中米関係がわかっていない (2)
 バイデン副大統領は訪中時、中国指導者に「米中関係は21世紀における最も重要な2国間関係だ」と表明した。同様の発言は米国の首脳や高官も繰り返し行っている。両国指導者が新型の大国間関係の構築を決意したこと自体、双方が両国関係の重要性を認識し、両国関係の潜在的問題に気づき、共通利益を理解していることの表れだ。

 中米関係が世界で最も重要な2国間関係だと言うのは、世界で最も良好な2国間関係だと言うのと無論イコールではない。両国関係に「問題ゼロ」はあり得ない。米国と同盟国との間でさえ多かれ少なかれ摩擦や問題が存在する。中米という、これほど違いや溝のある大国の間ではなおさらだ。中米の新型の大国間関係を実現する基本的道筋は、粘り強く戦略面の相互信頼を強化し、実務協力を推し進め、溝を的確に管理・コントロールすることだ。特に何らかの具体的問題における溝が両国協力の全体的方向に影響を与えないようにする必要がある。

 中米関係は世界で最も重要な2国間関係であると同時に、世界で最も複雑な2国間関係でもある。こうした関係は平穏に発展している時も、万事めでたしということではない。問題が山積している時も、手の施しようがないということではない。東中国海防空識別圏をめぐる騒ぎは、中国にとって理にかなった合理的な事でも、まだ米国はすぐには適応できないが、一定期間の意思疎通さらには駆引きを経れば、問題は解決にはいたらずとも、管理・コントロールすることが可能であり、日本など第三国に左右されることはないということを物語っている。これは中米関係の成熟度をはっきりと示すものだ。

 今後、中米の総合国力バランスにどのような変化が生じようとも、対話と協力を堅持しさえすれば、双方のすりあわせは新型の大国間関係として結実するだろう。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年12月6日



11. 2013年12月07日 20:02:24 : ewUNDXeW9E
記事主、何米国を持ち上げてンの?
中国は核兵器がある国だ 簡単に中国と米国が戦をするわけがないだろう
最近のシリアでも米国の力が弱まった事を世界にさらけ出した、米国うんぬんよりも問題は日本だろう
中国はギリギリまで米国には手出しをしないはず日本の航空機には威嚇する恐れがある、または強制着陸、その時米国の本音がさらけ出るだろう

12. 2013年12月08日 09:29:28 : qqaCHOZIwg
> 米国は世界の警察官をやめるつもりかと各国が思い始めました。

TORAさんも、「米国は世界の警察」と今だに思っているのでしょうか?
ここ基本ですよね。
「米国は世界のヤクザ」と捉えている人とは絶対的に対話にならないわけですから


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