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習近平 無条件降伏 防空識別圏に米軍がB52を飛ばした重大意味
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2013/11/28 日刊ゲンダイ
習近平は真っ青に違いない。中国が設定した「防空識別圏」に対し、米国が予想以上に強硬姿勢を強めているからだ。ケリー国務長官とヘーゲル国防長官が非難声明を出したのに続き、26日は「B52戦略爆撃機」2機を事前通告なく、1時間にわたり防空圏を飛行させた。
中国は「指示に従わなければ緊急措置を取る」と宣言していたのに、指をくわえて黙っているしかなかった。
「米軍がB52を中国の防空圏内に飛ばしたのは、特別な意味がある。挑発とか威嚇といったレベルではなく、『こら習近平、指を詰めろ』くらいの強烈なメッセージと捉えるべきです。国防総省は『当初から予定していた』と説明しましたが、あれはウソでしょう。米軍が通常の飛行訓練に使用するのは戦闘機や哨戒機です。核兵器を搭載できる戦略爆撃機を飛ばすことはめったにない。核兵器が搭載できるB52は開発から半世紀以上経った今も、評価が高い。パイロットも空軍の超エリートで、その気になればいつでも中国本土を火の海にできます。人民解放軍はそれを重々承知だから手も足も出せなかったのでしょう」(軍事ジャーナリストの世良光弘氏)
それにしても、米国がすぐさま動いたのはなぜか。過去の台湾海峡や北朝鮮などの例をみても、これまで米国は口先の非難でお茶を濁してきた。それに、オバマ政権は中国との共存を目指す「新たな大国」の構築を模索していたはずだ。
どうやら、中国が「防空識別圏」を設定したことに、さすがに「中国を甘く見すぎた」「ここでガツンとやっておかないとヤバイ」と危機感を強めたらしい。
「米国が激怒したのは、中国が尖閣諸島の上空に防空識別圏を設定したからではなく、第2次世界大戦後に米軍が設定したラインを中国が勝手に変更しようとしたからでしょう。黙認すれば東アジアにおける米国の権益が危うくなる。日本のためでも、安倍政権のためでもなく、自分たちの利権を荒らそうとした中国に対して怒ったのです」(世良光弘氏)
しかし、繰り返し防空圏を飛行されたら、中国も黙っていられなくなるのではないか。米中対立がエスカレートしたら危険だ。
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