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イギリス外相:イスラエルはイラン合意を損なうようなことはするな[ROCKWAY EXPRESS:イスラエルへ異例の警告]
http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/140.html
投稿者 傍観者A 日時 2013 年 11 月 27 日 05:44:24: 9eOOEDmWHxEqI
 

http://rockway.blog.shinobi.jp/Date/20131126/1/
イギリス外相:イスラエルはイラン合意を損なうようなことはするな

イスラエルに対し、イランとの核合意を損なうようなことはするな、と釘を刺したヘイグ英外相

◆11月26日

 世界の列強(P5+1)とイランとの間になされた核に関する合意で、イランは原子炉向けの核を保有する権利が認められた格好になったから、これは従来からイランが主張していた内容が認められたことを示す。

 これに対して、イスラエルのネタニヤフ首相が「歴史的失敗だ」と語ったものだから、イギリスのヘイグ外相が、イスラエルに対し、今回の合意を損なうような動きはするなよ、と釘を刺した発言をした。

 ここまではっきりと言われるのは屈辱的なものであろう。イスラエルと同様、今回の合意に不満なサウジアラビアを筆頭とする、スンニー派の湾岸アラブ諸国も、イギリス外相のはっきりとしたこのような発言で、明確な反対工作などをしようという意欲も失せたかもしれない。

 時代の潮流は、このブログの9月26日号の「イスラエルの為の戦争はもうご免だ? (その1)」等で「これからの世界はイスラエル・ユダヤが願う方向なり内容とは異なる方向、内容に世界は向かっていく可能性を感じさせられるのである」と指摘したように、また11月5日号の「アメリカ・イスラエルの不仲が深化か」で示したように、世界はイランとの関係を正常化させる方向に動いているし、それは同時に、それに反対するイスラエルと湾岸アラブ諸国らと世界の列強とが不仲、分裂状態に向かっていることを示している。

 今回、イギリスのヘイグ外相が、イスラエルを名指しで、イランとの核の合意を損なうようなことはするな、と釘を刺したことは、欧米列強の強い決意の表れと見ていいであろう。イスラエルは世界から孤立していく傾向にあることを理解すべきであり、このブログで再三再四指摘してきた流れが現実と成り出したのである。

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●イギリス外相:イスラエルはイラン合意を損なうようなことはするな
http://en.alalam.ir/news/1538166
【11月25日 AL ALAM】

 イギリスのウィリアム・ヘイグ外相は、イスラエルはイランと世界の列強との間で交わされた暫定的核合意事項に対し、それを損なうようないかなる行動も避けるべきである、と語った。 

 世界の指導者らに対して、暫定合意に機会を与えるよう促しながら、ヘイグはこの合意に反対する者たちを理解することは重要である、と語った。しかし、彼はイスラエルとその他の者たちに、彼等の批判を議論の範疇に限るよう要請した。
 
 「我々は、イスラエルを含むいかなる国家をも、この合意を損なうような動きをしないよう要請する。また我々はこのことに関係する者たち全てに対して、このことをはっきりと言っておく」とヘイグは議会で語った。
 
 ヘイグは更に、この合意に反対する国家が、この合意を損なおうとする兆候を示すのは、「具体的な行動としては」見ていない、と語った。しかし彼は、イギリスは「注視している」、と語った。

 彼はイスラエルのネタニヤフ首相が24日、この核合意のことを「歴史的失敗」とこき下ろしたことを受けて語った。ネタニヤフは国家安全保障アドバイザーを今回の合意について会談を持つようワシントンに派遣しようとしている。

 ヘイグは議会で、一年以内にイランとの包括的な核合意が成されるよう希望すると語った。   

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コメント
 
01. 2013年11月27日 06:57:26 : xntfNBNKK6
面白い記事だけど
次のアメリカ大統領が誰になるか確定するまで予断を許さないのではないかな?

民主はヒラリーでしょ?共和党は迷走中、元々ろくな人材いない

結構まずいと思うが?


02. 2013年11月27日 13:42:51 : o8k2GhJs9I
イギリスの3枚舌によってパレスチナ問題が今の現状を生んだともいえる。
そんなイギリスの警告をネタニヤフがさようですかと聞くと思うか。
イランとの合意が成ったのはとりあえず喜ばしい。
だが上の方も指摘しているようにこれはあくまでオバマの下で合意したに過ぎずアメリカは政権が変わればそれまでの政策も劇的に変わる。
サダム・フセインは宿敵イランの脅威をテコにアメリカの協力をとりつけたしカダフィはイランと同じく経済の疲弊を打ち破るためあきらかに欧米のリビアテロ説に無理があってもアメリカの求めに応じ苦渋の選択を選んだが二人とも数年後見事に滅ばされている。
イランだって生き馬の目を抜くそうした掌返しを十二分に心得てこの合意にとりあえずサインをしたはずだ。
イスラエルがかつてない危機を迎えたことは間違いないがそれがイスラエルの融和につながるかどうか判断は難しい。
ましてやイギリスがイスラエルに戒めを求めるなんてことが簡単にイスラエルに通じるはずもない。
ROCKWAY EXPRESSは見かたが甘いと思う。

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