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株式日記と経済展望
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日本の空母機動部隊がフィリピンのレイテ湾に急行、災害救助に向かう。
東日本大震災や大島台風災害など、空母型護衛艦は災害救助に大活躍。
2013年11月14日 木曜日
◆フィリピン救援に海自最大艦「いせ」など3隻、1000人規模派遣 11月13日 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131113/plc13111317450010-n1.htm
小野寺五典防衛相は13日、フィリピンの台風被害への国際緊急援助活動で、海上自衛隊最大のヘリコプター搭載護衛艦「いせ」など3隻をはじめ、約1000人を派遣する方向で調整していることを明らかにした。国際緊急援助活動としては過去最大規模となる見通し。
ほかに輸送艦「おおすみ」、補給艦「とわだ」、CH47輸送ヘリ3機、C130輸送機などの派遣を準備している。おおすみは沖縄周辺海域で予定していた離島防衛訓練への参加を急遽(きゅうきょ)、中止して準備に入った。
現地では医療や輸送、防疫などの支援活動を想定。先に現地入りした先遣隊要員がフィリピン政府と調整を進めている。
◆自衛隊輸送艦 島への重機陸揚げ開始 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131018/k10015386641000.html
重機などを積み込んだ自衛隊の輸送艦が、18日午後、伊豆大島の沖合に到着し、
エアクッション揚陸艇を使って車両の陸揚げを始めました。
伊豆大島の沖合には午後3時半ごろ、広い甲板を持つ海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」が
到着しました。
輸送艦は、土砂崩れが起きた地域で、流木やがれきの撤去に当たる陸上自衛隊の重機や
トラックなどの車両およそ50台を積み込んで、18日午後0時半ごろ神奈川県の横須賀基地を出港し、
伊豆大島に向かっていました。
島の港は大型船が入港できないため、重機などの車両は、輸送艦に搭載されているLCACと
呼ばれるエアクッション揚陸艇を使って陸揚げされました。
LCACは、輸送艦の後部から発進すると、波しぶきを上げながら海上を進み、港の近くにある砂浜に
そのまま乗り上げ、重機などを降ろしていました。
伊豆大島では、住民など多くの人の安否が分かっていませんが、警視庁や消防、自衛隊などによる
捜索は、大量の土砂に流木が混ざるなどしているため難航しているということです。
このため自衛隊は、陸揚げした重機とともに、およそ130人の隊員を新たに派遣し、合わせて400人余りの
態勢で捜索に当たることにしています。
(私のコメント)
日本の海上自衛隊の空母型護衛艦が続々建造されていますが、「おおすみ」のような輸送艦や「いせ」のような対潜ヘリ搭載護衛艦であり、本格的な航空母艦とは程遠い護衛艦です。もちろんアメリカの原子力空母のようなものは到底無理なのでしょうが、多様な用途を考えると、より大型の空母型護衛艦は必要だろう。
東日本大震災の時の災害救助や大島の台風災害にも活躍しましたが、大量の重機や自衛隊員を運ぶとなると海上輸送に頼らざるを得ません。航空機による派遣が一番早く着きますが近くに空港がなければ派遣はできない。フィリピンの台風災害も広範囲に及んで交通路も遮断されて救助物資も港や空港に足止めを食らっている。
このような場合は、沖合に空母型の災害救助船を停泊させて、大型ヘリで奥地などに救助物資を送る事が必要になる。道路も橋などが寸断されてるからトラックでは救助物資は運べない。従来の大型ヘリなどは100キロから200キロ程度なら物資も運べますが、オスプレイのような最新ヘリなら1000キロ奥地にまで物資を運びこむことができる。
また橋や道路が無事でも、ガソリンスタンドが営業が出来なければトラックの輸送もままならなくなる。東日本大震災も東北のほとんどのガソリンスタンドが閉まってしまってトラック輸送が出来なくなってしまった。フィリピンでも同じ事が起きていて自動車しか移動手段の無い所は孤立してしまっている。
治安も乱れてしまって強盗団も出没しているらしい。移動手段が絶たれてしまっているから軍隊も警察も動きが取れなくなっているようですが、ガソリンの補給からしなければならないのだろう。当面は緊急物資をヘリで運ぶ必要がありますが、陸路を使えるようにするためにはガソリンスタンドの復旧から始めなければならない。
台風による5メートルもの高波は津波と同じであり、広範囲な地域が高波に流されてしまったらしい。そうなると仮設の住宅も大量に必要になるし大量の人員を動員しなければ災害復旧も進まないだろう。それができるのは経験のある自衛隊しかないし、自衛隊を送り込むには「いせ」や「おおすみ」のような空母型の輸送艦や護衛艦が必要になる。
しかし本格的な多用途に使える大型空母の建造や、オスプレイなどの配備に反対しているのが反日左翼であり、日本の反日マスコミですが、以前は自衛隊が災害救助に出動する事にも反対していた。それが現れたのは阪神大震災の時であり、自衛隊の出動要請が遅れたために多くの犠牲者が出た。反日左翼は自衛隊そのもの存在すら否定してきましたが、最近はおとなしくなりましたが、自衛隊を憲法で認める改正には反対しているから同じことだ。
反日左翼は自衛隊のPKO活動にも反対して、自衛隊が海外の災害復旧活動で活躍する事にすら快く思ってはいないようだ。沖縄の人がオスプレイの配備に反対しているのも中国の手先になってしまっている事が伺われますが、沖縄独立の話まで出てきている。だから尖閣問題には我関せずであり、中国の勢力が沖縄に入り込んでいるのだろう。
地政学的に見て、沖縄、台湾、フィリピン、マレーシアのシーレーンは日本の生命線であり、大東亜戦争はフィリピンの陥落で南方航路が絶たれた事で日本の敗戦が決まった。台湾や沖縄が中国の手に落ちれば同じ事が起きるのであり、中国の航空機と潜水艦で輸送船団は航行できなくなってしまう。アメリカ軍がアジアから手を引けばこのような事も想定できる。
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