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米中どちらがアジアの覇権国になるか判明するまで、双方に保険をかけるしかない」との発想は韓国ではごく普通なのです。鈴置高史
http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/108.html
投稿者 TORA 日時 2013 年 11 月 08 日 15:14:34: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu299.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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米中どちらがアジアの覇権国になるか判明するまで、双方に
保険をかけるしかない」との発想は、韓国ではごく普通なのです。

2013年11月8日 金曜日

◆「卑日」で前面突破?逆切れの韓国 読者からの質問に答えて(2) 11月7日 鈴置高史
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20131105/255492/?P=1

結局、韓国はどこへ行くのでしょうか?

離婚時期決める作戦統制権
 韓国が岐路に立っていることは明白です。しかし、中国側に行くのか、米国側に残るのか、あるいは核武装中立の道を選ぶのか、今の段階では分かりません。1つ言えるのは、韓国がまどろんできた二股外交の夢が早くも怪しくなったことです。

 「日米同盟強化」で韓国の立ち位置が問われるようになったからです。ミサイル防衛(MD)でも米国から踏み絵を突きつけられました(「ついに米国は韓国に踏み絵を突きつけた」参照)。

 作戦統制権の返還問題も、その時期が「米韓の離婚」を大きく左右することになると思います。米韓は2014年上半期までに、戦時の作戦統制権をいつ、韓国に返還するか決める予定です。

 もし返還時期を、現在の「2015年12月」から「無期延期」と変えるなら、韓国は当面は米国陣営に留まる可能性が高まります。

 しかし、韓国の二股外交にいらだつ米国は「1年間程度の延期」で押し切ると予測する安全保障専門家もいます。「延長」を小出しにすることで、韓国の忠誠心を恒常的に確かめられるからです。

 ただその際、韓国はその不安定さに耐えかね、あるいは「米国に見捨てられる時期が迫った」と考え、中国傾斜の勢いを増すことになるかもしれません。

対日政策はどうなるのでしょう? メディアは関係改善を訴え始めたとのことですが、政府はその方向に動きますか?

卑日強化で前面突破か
鈴置:朴槿恵政権はメディアの主張とは反対に「卑日」を強化する可能性があります。韓国が今、困っているのは日米同盟が強化されたため自らの中国傾斜が目立ってしまい、米中二股外交の余地が狭まったことです。

 韓国紙が言うように日本に少し寄って見せ、米中等距離に戻ったように振る舞う戦術も確かにあります。でも、前面突破する覚悟があれば、そもそもの原因たる「日米同盟強化」を破壊すればいいのです。

 具体的には、日本の軍国主義化をさらに言い募り「戦犯国たる日本に米国は翼を与えた」と米国や世界で宣伝する手があります。すでに韓国紙ではそうした議論が始まっています。

 米国が日本の集団的自衛権の行使容認を支持した直後から、紙面には「戦犯国」や「敵国条項の対象国」という単語が以前にもまして躍るようになりました。日本は米国を含む世界の敵ではないか、これを言いたてようではないいか――との考え方は依然、根強いのです。

 「日米離間」は韓国の二股外交の余地を増すだけではありません。中国に頭を撫でて貰えます。さらに中国が尖閣を奪い取る助けにもなります。多くの韓国人は「日本が尖閣を取られればいいのに」と願っていますからね(「『尖閣で中国完勝』と読んだ韓国の誤算」参照)。

 それに対日関係改善策のように、日本に譲歩したとは受け取られません。対日強硬姿勢がウリの朴槿恵政権としては「日米離間策」の方がはるかに得です。

そんなに簡単に「日米離間」ができますか?

慰安婦像で日米離間
鈴置:例えば「日本人の残虐性」を訴えるべく、在米韓国人が「従軍慰安婦の像」を米国各地に建設し始めました。こうした活動を続ければ、日本のイメージは落ちていくと韓国人は期待しています。

 韓国の卑日活動は中国からの支援を受けていると見る人もいます。その中国外務省の広報予算は日本とは桁違いに多いのです。米政界でのロビー活動も、日本のそれとは比べものにならないほど活発です。

 また、朴槿恵はオバマに好かれている半面、安倍は嫌われている――と韓国では理解されています。「権力者との距離」で物事が決まる韓国では「集団的自衛権では日本にしてやられたが、大統領の個人的関係を生かせ、まだまだ巻き返せる」と考える人が多いのです。

11月2日、パリでの仏紙フィガロとの会見で、朴槿恵大統領が「日本は反省しない」と、卑日発言をまた繰り出しました。

鈴置:韓国は日本のイメージを落とすことに注力してきました(「なぜ、韓国は東京五輪を邪魔したいのか」参照)。その作戦は「日米離間」にも効果があると韓国人は信じているわけです。「ナチスと同罪の日本と、米国は手を組もうとしている」とのイメージを作れるとの判断です。

 「日米離間」を仕掛けたり「中国側に走るぞ」とすねて見せたり。朴槿恵の韓国は当面は――作戦統制権などの問題で最後の決断を迫られるまでは――しぶとく二股外交を続けると思います。

 「国が生き残るには、米中どちらがアジアの覇権国になるか判明するまで、双方に保険をかけるしかない」との発想は、韓国ではごく普通なのです。

(私のコメント)

アメリカのアジア重視外交は、行動が伴わず迷走している。先立つ金がないから仕方がないのかもしれませんが、アメリカがこのままアジアから手を引いていくのなら、日本としてもそれなりの戦略を立てる必要があります。問題はアメリカの外交方針に一貫性がないためにアジア諸国が揺れているという事だ。

アメリカ政府の外交の関心は9割は中東問題に割かれており、アジア重視は言葉だけだ。なぜ中東が重視されるのかと言うと石油とイスラエルがあるからであり、サウジアラビアが両方に絡んでいる。イラク戦争にもイスラエルとサウジアラビアの利害は一致しており、独裁者のサダム・フセインは両国にとっても敵だった。

中東に残る敵はイランとシリアですが、アメリカ政府は介入するのかはっきりしない。これはアメリカとイスラエルとサウジの利害が一致したからアメリカが動きましたが、巨額な戦争費用はアメリカ政府をデフォルト寸前に追い込んでいる。アフガニスタン戦争も何のための介入か分からなくなっていますが、戦争が長引けばアメリカの財政が破綻するのは当然だ。

アメリカが中東で嵌り込んで喜んでいるのが中国であり、中国はアジアに勢力を伸ばしている。在韓米軍をはじめとして沖縄の海兵隊もアフガニスタンに釘付けですが、アジアの中国の外洋に面した正面はがら空きだ。だから南シナ海や東シナ海の尖閣に手を伸ばしてきましたが、アメリカ政府は領土問題にはわれ関せずのようだ。

そのような様子を見て韓国は、アメリカとの距離を置いて中国に接近している。「離米従中」は韓国の戦略であり、アメリカ政府はアジア重視と言いながら実際の行動は徐々に手を引きつつあるのが現実だ。アメリカの基本戦略は中国とは戦わずであり、中国がサイバー戦争を仕掛けて来てもこれと言った反撃は行っていない。

北朝鮮に対しても経済制裁のみであり、核実験を行ってもミサイル実験を行っても「中国に任せる」と言うばかりで、韓国の哨戒艦が撃沈されても韓国軍基地が砲撃されてもアメリカは動かなかった。軍艦が沈められて軍事基地が砲撃されたのだから戦争が始まってもおかしくはないのですが、韓国軍もアメリカ軍もなにも反撃しなかった。

韓国政府の首脳には、北朝鮮が攻めてきてもアメリカは韓国を守ってくれないという疑心暗鬼が生じても無理はないだろう。中国は北朝鮮に対しては、金正日が総書記になる時も数々のテロをやらせたし、金正恩が総書記になる時も軍事テロをやらせて忠誠度を試した。今度は韓国の大統領に対しても忠誠度を試すためにパククネに対して反日テロをやらせているのだろう。

中国には北朝鮮と言う鉄砲玉があるように、韓国も中国の鉄砲玉になりつつあるのだろう。その目標が日本ですが、アメリカは在韓米軍や在日米軍基地があっても、中国とは戦わない軍隊だ。韓国が「離米従中」に舵を切ったのもそのような状況からであり、中国の属国となる事で北朝鮮から守ってもらえると計算したのだろう。

韓国が中国の脅威と対抗し北朝鮮に勝てる国になるには核武装しか手はありませんが、アメリカがそれを許さない。どっちにしても韓国は中国やアメリカとは経済的に依存しているからどちらかの属国となって生きるしかない。韓国は中国の完全な属国となれば北朝鮮のように核武装させてミサイル開発も援助して日本に脅しに使うかもしれない。

中国は北朝鮮と韓国と言う鉄砲玉を使って日本やアメリカに脅しや場合によっては戦争を仕掛けてくるかもしれない。中国と言う国はそういう国であり自分では手を下さず「夷をもって夷を制する」戦略で、韓国の反日も中の威を借りて攻めて来ることも考えられる。その場合在日米軍は戦うのだろうか? その前に一方的に日米安保を解消して引き揚げるかも知れない。

アメリカの外交政策は混沌としており、一貫性がないのは以前にも書いたことがありますが、共産主義と手を組んだり敵対したり、中国を助けたり封じ込めたり180度大きく変わる。日本も冷戦時代は同盟国でしたがソ連が崩壊すると今度は日本を封じ込めに来た。国家間には敵も味方もなく、あるのは国益だけと言うのがアメリカの外交だ。

韓国がアメリカの国益にならないと判断すればアメリカは韓国を切り捨てるだろう。それと同じくアメリカは日本を切り捨てるだろうか? 日本を切り捨てれば南シナ海は中国のミサイル原潜の攻撃拠点となるし、オホーツク海はロシアのミサイル原潜の攻撃拠点となる。どちらの海にも対潜哨戒機を飛ばす必要がありますが、それは日本しかない。

MDに対しても、アメリカは中国ロシアを取り囲むようにMD拠点を作る必要がありますが、北はカナダに作り、西はポーランドにMD拠点を作った。はたして東側には日本しかありませんが、アメリカは韓国にMD基地を作ろうとして断られている。つまりアメリカの国益から判断すればアメリカは日本から出て行く事は無いのだろう。この時点で韓国命運は定まった。


 

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コメント
 
01. 2013年11月08日 18:48:17 : 1geRdsjJSg
日本の悪口を言って歩くことに外交的利益は何も無い。韓国人の下卑な性根を世界に宣伝して歩くようなもので、むしろ国家の品格を貶める。
二股外交をするなら、バランサーとして第三国をからめてヘッジするべきだがそれをするどころか逆にどうぶつ戦争のコウモリ役に徹している。
この知恵の無さと幼稚さこそ韓国が国際政治の中で常にとるにたらない国として軽んじられてきた原因だ。それを直視できるようなら進歩もあるが、真実は一切見たくない民族性だから今後もその地位は変わるまい。

02. 2013年11月08日 18:52:15 : 56Xrfj6w7Y
TORAはなんとしても戦争板を尖閣と韓国の話題で埋めるつもりですね。
アメリカに見捨てられる韓国は悲惨で必要とされる日本はましのような意見だが
あんなゴロツキ国家には見捨てられたほうがマシってもんですよ。
アメリカがアジアから撤退すればTORAのような工作員は生活の糧を失った挙句、
恥まで晒すことになるわけだから中国韓国叩きに必死だが、時代の流れには抗えないと思いますよ。


03. 2013年11月08日 19:09:34 : N3LpInWsYQ
>>2

TORAは手に職をつけようと韓国しか話題がないの。
地元の居酒屋でも煙たがられてるんじゃないのw


04. 2013年11月08日 19:33:25 : 3qLE7NbFTk
>>02
アメリカの属国である方がどちらか選べと言われればマシだわ
もし見捨てられて中国の自治領になるぐらいならね
情報公開云々どころかネットのページが検閲されたり
情報交換サイトでの意見交換が監視されたりするんだぜ
きっとこんなサイトは真っ先に潰される

05. 2013年11月08日 20:56:05 : 56Xrfj6w7Y
>情報公開云々どころかネットのページが検閲されたり
>情報交換サイトでの意見交換が監視されたりするんだぜ

いまアメリカや日本で行われ、これから日本ではさらに強化しようとしているが?
アメリカの属国か中国の自治領化と二者択一を迫り、
ほかの選択肢を考えさせない手法はもう古いぞw


06. 2013年11月08日 22:35:52 : bbW4P5UHhw
まったくこの「TORA」もそうだが2ちゃんあたりで馴れ合いコンパをしている「ゆとり脳」はまったく世界が見えていないか、見えていないフリして中韓ネタでじゃれているだけだ。

米中どちらが生き残るかって? まちがいなく中国だよ。幻想の世界最強の米国なぞとっくに壊れてないわ。国民の1/3、1億人余が生活保護を受けていて、その生活保護(カード仕様のフードスタンプ)もいよいよ打ち切りという事態にまで悪化している。

人間に限らず動物が食えなくなったらどうなる?米蔵の打ち壊しに走るに決まっているだろうがね。国防総省が沖縄・グアムに展開している第3遠征海兵師団に本国に戻ってこいと催促しているが、現場が駄々こねてイヤイヤしているんだぜ。そりゃそうだろう、本国に戻れば首切られるのはわかっているし、再就職の場があるどころか内乱の瀬戸際にあるのが今の米国事情だよ。

尖閣・沖縄で日本とプロレスごっこをやっているのは中国全体に非ず。戦前からの買弁の伝統を引き継ぐ上海閥の牛耳る南京軍区だけだよ。ところが引退したはずの胡錦濤、温家宝がなぜか中央に返り咲いて権力を取り戻し漢妖のボス江沢民を蹴落としてしまった。おそらく今中国で頻発しているテロは権力から弾き出されつつある上海カイダの捨て鉢の嫌がらせだろう。

中央の北京軍区、それに最大の瀋陽軍区も尖閣なんぞまったく他人事でロシアとよろしくやっている最中だよ。軍区どうしで兵器弾薬の融通互換すら困難とみられる中国軍事事情では、南京軍区単独で日本相手に戦端を開ける訳もなかろう。それも中国から見れば必敗の死地、東シナ海という日米の遊び場でだよ。手兵を失えば自らの権力の源泉を失う事、利にさとい中国人ならずとも誰が実行すると思うかね?

韓国はというと、李承晩以来の反日テーゼが暴走モードに入っていてすでにコントロール不能になっている。日韓不仲を演出した連中ですらまずいと思ったのか、おそらく水を差すつもりでNYTが今頃になって現朴槿恵大統領の父親の朴正煕元大統領がかつて日本陸軍将校だった出自を明らかにしているが、おそらく韓国の反日感情に油を注ぐ結果になる。朴大統領は任期満了まで持たないだろう。

韓国は経済、国民生活もこのままズブズブ沈んでいくほかない。おそらくごく近い将来、中露の後ろ盾を持つ北朝鮮主導による連邦を経て統一されるのではないか。

その間、官民合わせて2000兆円もの米国債権を踏み倒された日本はと言えば、米国から離れロシアを介して中国とも関係回復に向かう。事の是非はすでにない。


07. 2013年11月09日 00:05:41 : SxOk0sQcek
>>06コメントの訂正 ×再就職の場があるどころか、○再就職の場がないどころか

08. 母系社会 2013年11月09日 20:00:22 : Xfgr7Fh//h.LU : QK7BCx1ho2

>米中どちらがアジアの覇権国になるか判明するまで、
>双方に保険をかけるしかないとの発想

これは極めて合理的発想法であり、普遍的な当然の戦略。

中世ヨーロッパでも、国境付近の豪族は、自国の王だけ
でなく、隣国の王にも臣従して、万一の時に備えていたし、
戦後のドイツも、独自の東方外交をしてソ連との友好に
努めていた。

カンボジアのシアヌーク政権でさえ、米国と中国、フランス、
南北ベトナムとの間で巧みに振る舞い、25年もの間、
戦火がカンボジアに及ぶのを防いでいた。

日本の対馬藩主宗氏も、朝鮮との貿易のためとはいえ、
形式的には李氏朝鮮から役職を与えられた李氏朝鮮の臣下
であったし、こうした努力で対馬の平和を守っていた。
(対馬藩のケースは対馬の帰属問題とは無関係だが)

むしろ、冷戦期のように、最前線国家でありながら、
米国一辺倒戦略を採用していた日本政府は、国民の安全
よりも、支配層の利益を優先した非情国家であり、危険
極まりない政策を選択していた従米植民地政府だった
のである。

現在の安倍政権も、危険極まりない冷戦型の右翼政権
である。


09. 2013年11月10日 01:58:23 : pEJb7rR53o
>米中どちらがアジアの覇権国になるか判明するまで、双方に保険をかけるしかない」との発想は韓国ではごく普通なのです。

まあ、そうでしょうね。世界の他の場所でも、それが大国の間で生きる小国の道です。珍しいことではありません。ただし、日本の場合、冷戦時代に米ソどちらに付くか?なんて問いは初めからありえなかったので、二者択一の選択肢がある韓国はまだ幸せなのかもしれません。w

しかし、最近、米中が妙に仲が良くて、太平洋を真ん中分けとか言ったりしてるみたいなんですが、その場合は?


10. 2013年11月10日 14:56:35 : k1knO1CbwE
フィンランドも冷戦時代はそう言われたはず。
フィンランドも韓国も後に電話一発屋企業を出している共通点の原因は不明。

11. 2013年11月10日 16:35:35 : BDDFeQHT6I
強大な軍事大国の狭間でもがいた結果がこれ、日本は片方の大国の犬になって大枚のミカジメ料を払って表面上は安泰。
どちらの方が正しいかは歴史が証明する、どちらも正しくないって、ごもっともな仰せ。

12. 2013年11月10日 21:23:39 : 7CacKTUh7k
アメリカも中国も内政が一番大事だろ。米保守派の望む方向でいけば破滅しかないし、米中共に経済統制、安定化が必要だ。
もちろん米中も日朝も裏ではズブズブの部分があるのだから、戦争危機はプロレスのようなものだ。

13. 2013年11月11日 17:23:42 : nNPddbW4SY

戦争しても誰も得しないというのは周知の事実。

一部のバカは除いてね。


14. 2013年11月11日 21:31:27 : 3qLE7NbFTk
今こそ軍拡っちゅう発想はダメかね。
例えばアメリカが東アジアから手を引けば
日本は次は中国の言いなりになるだろうよ。
けどそこで何らかの戦略的な力、具体的には
巡航&弾道ミサイル、ほぼ有り得んだろうが核を持てば
独立して、他国に対する抑止力を持つことができる。
安保条約を結んだり国内に駐留軍を置かれたりせずに済むかもしれん。
アメリカが陰り始めた今だからこそ
「対中戦争で俺、頑張っちゃいたいなぁ」とか抜かしつつ
敵地攻撃能力や長距離攻撃能力をつけるべきだと思う。
それが嫌ならスイスのように国民皆核シェルターと武装町内会作るべき。
結局、日本に自力が無いからどこかの言いなりになるしかないんだよ。
韓国は小さいから仕方ないけど、日本なら頑張れば
核シェルター国家orハリネズミ国家にはなれると思う。

日本の選択肢ってこんなもんけ?
1.アメリカの自治領
2.中国の自治領
3.ハリネズミ国家
4.核シェルター国家
5.その他


15. 2013年11月12日 00:44:03 : niiL5nr8dQ
米国を苛立たせる日韓関係
2013年11月12日(Tue) The Economist
(英エコノミスト誌 2013年11月9日号)

米国は、日本と韓国の絶え間のない言い争いにひどく苛立っている。

 日本と韓国という非常に多くの共通点を持つ両国は、パートナーになるのが自然だ。どちらも工業化の進んだ民主主義国家で、米国の密接な同盟国だ。そして、核武装した北朝鮮と台頭する中国という、同じ戦略的脅威に直面している。日本の天皇は、皇室の祖先に朝鮮半島の血筋が入っているとさえ言われている。

 1910年から1945年にかけて日本が韓国を占領したことに対する憤りは、薄れていてもおかしくないはずだ。しかし、過去の暗い影は年々濃さを増しているように思える。現在の両国関係は、1965年の国交正常化以降で最も冷え込んでいる。さらに、米国にとって心配なことに、両国の政府筋は一層の関係悪化を予測している。

日韓の古傷

 2013年10月に開催された2つの地域首脳会議で日本の安倍晋三首相を無視した韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、11月上旬のインタビューで、安倍首相と会っても無駄だと語った。だが、日本は韓国にとって第2の貿易相手国だ。

 一方で朴大統領は、北朝鮮の若き独裁者、金正恩(キム・ジョンウン)氏との会談の可能性は排除していない。金政権は先月韓国に対して、「無慈悲な先制攻撃で破滅を味わわせる」と威嚇したにもかかわらず、である。

 どちらの国でも、相手国に対する否定的な話題がメディアの糧になっている。どちらの国の外交官も、相手国に対して苛立ち混じりの軽蔑を滲ませる。韓国人は、日本の政治家が歴史上の論争を繰り返し蒸し返すと非難する。

 日本では、ある政府高官が、安倍政権は韓国に「うんざりしている」と話す。韓国は「単一争点の活動家」と同じで、両国の結びつきを強くするかもしれない問題は意図的に無視し、軋轢を強める問題にばかり目を向ける、というのだ。

 どちらの国も、古傷をいじらずにはいられない。日本は竹島(韓国名は独島)と呼んでいる岩だらけの小島の領有権を主張するが、実効支配しているのは韓国だ。日本側にしてみれば、この傷口を開いたのは韓国で、朴大統領の前任者である李明博(イ・ミョンバク)大統領が2012年にこの島を訪れたのがきっかけだった。韓国は、日本が領有権の主張を巡って好戦的な言葉遣いをしていると非難する。

 さらに韓国は、日本が戦争犯罪の償いを適切に行ってこなかったと非難を重ねる。11月1日、韓国の地方裁判所が日本の大企業、三菱重工業に対して、戦時中に強制徴用された韓国人女性4人と既に死亡した1人の遺族への賠償を命じる判決を下した。

 こうした判決が下されたのは今回が3度目で、韓国側は日本企業300社が韓国人に強制労働をさせたとしていることから、今後もこうした判例がさらに増える可能性がある。

 中でも最も痛ましいのは、強制的に軍の売春宿で働かされた女性たち、いわゆる「従軍慰安婦」の怒りだ。このスキャンダルに対処しようとする努力も、日本の政治家の無神経な発言や、法的な言い逃れに訴える日本政府の姿勢に足を引っ張られている。

 日本は、植民地時代の賠償請求はすべて、1965年に日本が賠償と経済支援として5億ドルを支払った時に解決したと主張している。この額は、当時の韓国の国内総生産(GDP)の6分の1に当たると、ある日本の政府関係者は指摘する。

 さらに、その関係者によると、日本の政治家はたびたび、戦時中の残虐行為に対する悔恨の念を表明してきた。韓国側から見てそのいずれも政府による正式な謝罪に値しなかったということは、日本側の問題ではない、というのだ。

 1965年当時の韓国の大統領、朴正煕(パク・チョンヒ)氏は、朴槿恵現大統領の父親で、日本の帝国陸軍で武勲を立てた軍事独裁者だ。日本の政府関係者は、朴現大統領が強硬姿勢を取るのは、1つには父親の遺産から自分を切り離し、支持を広げようとする後ろ向きな試みだと見ている。同様に韓国側は、戦犯被疑者で後に首相になった人物の孫である安倍首相が事態を悪化させていると非難する。

滑稽なほど不当な言い分

 安倍首相は閣僚が東京の靖国神社に参拝するのを黙認しただけではない(靖国神社には戦争犯罪人も祀られているので、参拝は日本の侵略行為の犠牲者から激しく批判されている)。安倍首相は、日本の平和憲法を見直し、日本を通常の国防政策を持つ「普通の」国にする決意もしているのだ。

 韓国の批評家に言わせると、この方針は日本経済を長期にわたる不振から脱却させるための「アベノミクス」政策と一体になっている。彼らの目から見れば、日本の唯一の戦略は国家主義の復活なのだ。

 米国の多くのアナリストから見ると、この見解は笑ってしまうほど不当に思える。韓国からも中国からも、仮釈放中の連続殺人犯と見立てられている日本は、70年近くにわたって模範的とも言えるほどの世界市民であり続けている。それに安倍首相自身は、政権に就いてから(今までは)靖国神社参拝を、本来は望んでいるにもかかわらず、控えてきた。

 米国は外交政策をアジアに向け変えようと苦闘を続けている。米国にとってアジア地域で最も重要な2つの同盟国が一触即発の状態にあるのは、うんざりするどころの話でないのは明らかだ。韓国は2012年に、一般国民の抗議を受けて、日本との軍事情報協定の締結を土壇場で中止した。

 米国は同盟関係にある両国が協力関係を強めることと、日本がアジア地域の安全保障維持の負担をより多く担うことの両方を求めている。日本の安全保障への関与の拡大は安倍首相も望むところだが、韓国はそれに反対する。

勘定を払うのは誰か?

 米国にとって問題なのは、日本と韓国が仲違いしたとしても、両国にとってその直接のコストは耐えられないほどではないという点だ。韓国の観光産業は打撃を受けているが、貿易と投資の流れは続いている。日本が竹島(独島)を巡って武力に訴えると予想する者はいない。さらに、米国との3国間協力の一部は依然として続いている(例えば北朝鮮に関して)。

 3カ国は11月上旬にワシントンで会談し、北朝鮮の核開発阻止について話し合った。日本と韓国の不仲のせいで北朝鮮の核開発問題に進展が見られなかったと非難されることは、まずないだろう。

 日本の軍事的野心に関しては、米国の後押しに比べたら、韓国の反対など大した問題ではない。そして韓国にとっては、車輪のハブである米国との絆に比べたら、日本と「スポーク同士」の安全保障関係がなくても大した問題ではない。つまり、米国による安全保障は、同盟国に協力するよう圧力をかけるどころか、実際には両国の諍いを助長しているのだ。

 3国の同盟関係が緊密になれば、中国は警戒し、北朝鮮支援を考え直すかもしれない。しかし韓国は、そうなれば中国が南北朝鮮統一に対する敵視を強めることにもなりかねないと心配している。

 ソウルのシンクタンク、アサン政策研究所が9月に行った世論調査では、韓国人の58%が前提条件なしの朴大統領と安倍首相の首脳会談を支持しているという心強い結果が得られた。しかし、いずれの国においても、政府首脳は一般国民から、相手国と仲直りすべきだと強く要求されているわけではない。両国の軋轢がもたらす危険がもっと明白にならない限り、さらに激しい応酬に陥ることは避けられそうにない。


 




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