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アメリカがシリアの反政府勢力への支援を停止[ROCKWAY EXPRESS:アルカイダ系切り捨てのための調整に入った?]
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/882.html
投稿者 傍観者A 日時 2013 年 10 月 25 日 19:26:03: 9eOOEDmWHxEqI
 

転載者コメント:下記転載記事には明記されていないが、全体的なニュアンスとしては、どうやら欧米諸国が、シリア反政府勢力の中でも自由シリア軍やその関連組織に援助を集中し、悪評高いアルカイダ系を切り捨てるための調整に入った、と元記事では言いたいのではないかと愚考する。

http://rockway.blog.shinobi.jp/%E6%88%A6%E7%95%A5/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%8C%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%8F%8D%E6%94%BF%E5%BA%9C%E5%8B%A2%E5%8A%9B%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%92%E5%81%9C%E6%AD%A2

アメリカがシリアの反政府勢力への支援を停止

攻勢を強めているシリア政府軍が重要拠点のヌカディマを奪還

◆10月24日

 一昨日の記事内で、「『謀略は失敗』と判断し、シリアから欧米、湾岸アラブ諸国、トルコ、イスラエルが手を引くことが大切なことである」と指摘したが、シリアでは「反政府勢力」が穏健派の自由シリア軍と過激派の各グループとに分裂し各自がお互いに戦闘するような状況があるため、とうとうアメリカは反政府勢力に対する支援を停止した、という。

 またこれと同時期、トルコはシリアとの国境を閉鎖した。これが一箇所だけなのかどうかは分からないが、トルコも自国内にアルカイダ系過激派が侵入することを警戒していることは既に示した(9月24日号「トルコ大統領:テロリストがトルコに流入している!」)

 援助物資が届かなければ、反政府グループは動きが取れなくなるのではないだろうか?いずれにしても、このところ政府軍が掃討作戦を強化し、次々と重要拠点を反政府勢力側から奪還し、反政府戦士たちを殲滅しているニュースが続いている(http://en.alalam.ir/news/1527208)。

 その間、イギリスのロンドンでは欧米やアラブ諸国の外相らが会合を持って、イギリスの外相は、将来のシリアにはアサドの関与する余地は無いなどと語ったが、余計なお世話というものだ。ロシアが言うように、シリアの将来はシリア人が決めることである。この会議にはアメリカ、フランス、イギリス、サウジアラビア、エジプト、ドイツ、イタリア、ヨルダン、カタール、トルコ、アラブ首長国連邦が参加した。、このグループは所謂、シリアの友人、というグループである。シリアの長年の本当の友人はロシアであるが、そのロシアが参加していないこのグループは、偽の友人たちである。

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●アメリカがシリアの反政府勢力への支援を停止
http://www.hurriyetdailynews.com/us-halts-aid-to-syrian-rebels.aspx?pageID=238&nID=56624&NewsCatID=358
【10月24日 Daily News】

 オバマ政権がシリアから「離脱」する中、アルカイダ系グループがシリア北方で物理的に援助物資の流通を阻止していることもあって、アメリカはシリア北方の反政府グループに対する非致死性支援を停止した。

 デイリー・フリイェット紙のワシントン特派員のトルガ・タニスは、支援の再開を望むならば、ということで、穏健派反政府グループに対し、三つの条件を示して、オバマ政権はシリアからの「離脱」を10月2日から始めた、と報じた。

 シリアの化学兵器の廃棄における米ロの合同計画と欧米・アラブ諸国が支援する自由シリア軍とイラク・シリア・イスラム国(ISIS)として知られるアルカイダ系グループとの間の衝突が、反政府勢力に対する支援の停止の原因となった。

 アルカイダ系グループが進攻し、アメリカが穏健派反政府グループに対する非致死性支援を停止する中、トルコは9月18日、オンキュピナール国境検問所を閉鎖した。

 同じ時期、シリアの最も強力な反政府グループの部隊は、臨時亡命政府の創設を発表した欧米・アラブ諸国の支援するシリア国民連合(SNC)を拒否した。アルカイダ系のアル・ヌスラ戦線が指導する13の反政府グループは、シリア反政府勢力の協力者にイスラム法(シャリア法)を堅持するよう呼びかけた。

 10月2日アメリカ国務省は穏健派反政府グループに対して三つのメッセージを送る件で協議し決定した。この協議に参加した匿名情報筋の情報として、タニスは、最初のメッセージはアメリカはアフガンでの失敗を繰り返すことはしない、アフガンでは支援したグループが過激派になった;その代わりに、アメリカは穏健派グループが過激派から距離を置くのを待つ。第二のメッセージは、アメリカはトルコが国境検問所を開き、穏健派グループが北方のシリアのアザズ町を支配するまでは援助の供給を再開することは無い。第三のメッセージは、アメリカは反政府グループから良い兆候が見られるまで、いかなる進展もさせないであろう、というものだ。

■CIAの高級職員が辞任
 
 反政府勢力はデッドロック状態を解決しようと試みたし、アル・ヌスラ戦線をサウジアラビアが支援するイスラム軍から追い出そうと試みたが、アメリカがシリアから「離脱」することを思いとどまらせることは出来なかった。

 アメリカのある高官は昨日、反政府勢力に対する支援は正式に停止した、と語った。「ISISは援助物資の供給を部分的に阻止しようとした。国境検問所は閉鎖され、我々は必要な物資を供給することは出来ない状態だ」と彼は語った。

 別のこの問題に詳しい情報筋は、アメリカの新しい政策に関して、それが9月にあった高級CIA職員の辞任も含めてCIA内部でかなり問題となったと語った。  

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コメント
 
01. 2013年10月25日 20:19:04 : 7CacKTUh7k
切り捨てという事はつまり、欧米、サウジ、トルコは今までアルカイダを支援してきたのですね?

02. 2013年10月26日 10:43:40 : 1geRdsjJSg
ヌスラ戦線のリーダーが死んだそうだ。
解体が一歩進んだ。

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