http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/841.html
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アフガン現地報告 苦しむ子どもたち…戦争“12年”の爪痕
http://www.youtube.com/watch?v=62sr9aSvfIk
西谷さんは支援の手が末端には届いていないと感じています。
難民キャンプでは長年続く戦争に伴う
貧困のしわ寄せが子供達に及んでいました。
近年多く見られるという深刻な火傷の被害。
そこには不注意では片付けられない
間接的な戦争被害の実態があると西谷さんは言います。
火傷が多いのは(戦争に伴う)貧困です。
「道も綺麗になって新しいマンションが林立していますね。
復興が物凄い勢いで不動産バブルのようになっています」
アフガニスタンの公立病院の医療費は無料です。
それでも病院までの交通費すら捻出できない人々も多く、
治療が遅れたり医師のもとに辿り着けなかったりして
病状を悪化させている子供も多いのです。
この国の実態は難民キャンプの置かれた状況にこそ
表れているというのが西谷さんの実感です。
千人以上が避難していたキャンプでもその敷地にマンションが新しく
建てられるのに伴い閉鎖され難民が追い出される所も出てきました。
「このキャンプとすぐ隣接した所に、あれ結婚式場です。
今、アフガニスタンは非常にバブルでして
復興資金で儲けた人達が豪華な結婚式を毎晩あげている。
その結婚式場と50mも離れていない難民キャンプに
1日1ドル以下で生活している人達がいます」
「アフガニスタンは貧富の差が非常に拡大しまして
貧富の差が拡大するほど怒りが増幅されますので
タリバンの自爆テロも増えていくと
そういったことだと思います」
「日本は4800億円も支援金を出したのに、それが行き渡らないんですよ。
それはなぜかと言うと、お金は出すんですけど、
そのお金がカルザイ政権の賄賂に消えたりとかしてますから、
だからお金を出すだけじゃなくて、ちゃんと子供達に行き届くかどうかを
ちゃんと指導しないといけないんですけど、そこをやってないので、
だからこういうことになってくるんですよね。
確かに治安は悪いですけど、やはり現地に行って、ちゃんと届けるという、
そこまで責任を持たないと駄目だと思います。
コンピューターの上でお金を予算付けて、日本が貢献したという風なことを、、
実際に届いているかどうかまで、ちゃんと責任もってみていかないと
いけないなとは思いますね。
例えば病院に使ったということで1億使ったとしますよね、
そうすると病院の外壁を塗り替えたりしてるんですよ。
そうするとゼネコンが入るでしょ、途中で。
だからその1億円の内五千万はキックバックとか。
だから同じ厚生労働費でも薬に行かない訳ですよ、賄賂抜けませんから」
<参照>
西谷文和氏のアフガニスタン現地報告 2013.8
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/718.html
2013年アフガン取材
http://www.nowiraq.com/blog/2013/08/
西谷文和氏のアフガニスタン現地報告
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/afghanistan/2009/06/post-9bfe.html
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