08. 2013年10月10日 11:24:37
: L3EWOYHIjP
陽光堂主人は、アルカイダの主要メンバーはCIAの支配下にある事を分りながら勝手なものですね! もう御用済みなので抹殺ですか。必要があれば各国に潜入し国内の不満分子を扇動して政府転覆の先駆けとなる便利な子飼い勢力のアルカイダ他を攻撃すべきだと言うのですか ???? ==> http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-1100.html 先鋭化するアルカイダ=CIAのテロ攻撃 シリア情勢等については田中宇氏のサイトが詳しいので参照下さい。
http://tanakanews.com/ 田中宇の国際ニュース解説 世界はどう動いているか >>>> シリア空爆騒動とイスラエル 【2013年9月5日】 シリア空爆は、米国、サウジ、イスラエルのいずれの国益にもならない。イラン、ロシア、中国など、米国覇権外の国々を有利にするもので「隠れ多極主義」的だ。オバマを引っかけた米中枢の勢力は、イラク侵攻を起こしたネオコンとつながった勢力であろう。共和党の好戦派は、地上軍侵攻を選択肢に入れ、シリアに本気で侵攻するなら空爆に賛成するとに言っている。彼らはシリア侵攻をイラクの二の舞の泥沼化にしたい。オバマをブッシュにしたい。彼らのような動きが、隠れ多極主義である。米軍内部でシリア空爆に反対する声が強まっている。反乱やクーデターが起きる可能性もある。 >>>> ############### 所で次の毎日新聞の記事は、シリア情勢の現状を公平な視点から報告されていると思われますので参照下さい。 http://mainichi.jp/select/news/20131009ddm005070018000c.html 記者の目:戦略性欠くシリア懲罰=斎藤義彦(ブリュッセル支局) 毎日新聞 2013年10月09日 東京朝刊 ◇「人道武力介入」やめよ オバマ米大統領が検討したシリアの化学兵器使用疑惑に対する「懲罰的武力介入」は化学兵器を廃棄するロシアの提案で当面回避された。「懲罰」は戦略性を欠いた思い付きで、回避は当然だ。ただ、来年前半という化学兵器廃棄の期限は多くの専門家が順守困難と指摘する。そうなればまた武力行使論が出てくる。しかし、懲罰を含む「人道武力介入」は、これまで多くが戦略も見通しもなく行われてきた。これを機に「人道武力介入」はやめるべきだ。確かに死者10万人以上のシリア内戦を放置はできない。とはいえ、理念先行の武力行使で問題が解決するとは思えない。 ◇イラクやコソボ、問題解決したか イラク戦争と、コソボ紛争を思い出す。 私がイラクの首都バグダッドに入ったのは2003年のイラク戦争開戦から間もないころだった。戦争はフセイン政権施設への限定的攻撃と言われたが、実際にはクラスター爆弾が住宅地にまかれ、子供たちが不発弾で手足を失っていた。米軍は宗派対立を無視してイスラム教スンニ派の町を攻撃し、多くの死者を出した。そこに戦略はなく、内戦をもたらし米軍撤退まで約8年半かかった。 シリア攻撃も限定的というが、市民も巻き込まれて死傷者が出るだろう。窮したアサド政権がイスラエルに反撃したり、イスラム過激派が増長したりする可能性もある。どう対処するのか、オバマ政権の説明は不十分だ。 イラク戦争では、フセイン大統領の独裁や人権抑圧を批判、大量破壊兵器が世界の脅威だとして国連安保理決議なしの武力介入を正当化した。シリア懲罰論と変わらない、人道武力介入論の変形だ。 オバマ政権幹部には、人道武力介入論者が多いという。虐殺や内戦には国際社会は武力を使ってでも介入しなければならないという論理だ。しかし、これは明確な国際法違反である。人道介入論の歴史は古く、一方的武力介入の根拠にされてきた。2度の大戦を経て、安易な開戦を防ぐため、国連憲章が作られ、自衛と安保理が認める場合以外の武力行使を違法とする国際法ができあがった。 昨年末にコソボを訪れた。北大西洋条約機構(NATO)による1999年の旧ユーゴスラビア空爆を主導したクリントン元米大統領の銅像が建つ。空爆はロシアの反対で安保理決議が得られず、NATOだけで行った。空爆で、セルビア治安部隊によるアルバニア人に対する虐殺は止まった。国際社会の見解は「違法だが、正当化はできる」としている。だがーー。 私がコソボを訪れた時、隣国アルバニアの建国記念日と重なった。アルバニア系住民が多いコソボの人々は、コソボ旗ではなくアルバニア旗を掲げ「アルバニアへの統合」を熱望していた。国際社会が血を流して得たセルビアからのコソボ独立を「不要」というのだ。民族構成だけを理由にコソボ独立を実現した武力行使には無理があった。それでもコソボが平穏なのは、欧州連合(EU)の求心力があるからだ。現在、コソボの独立を認めないセルビアの首脳が、コソボ首脳と対話するのもEUに入りたいためで、EUという受け皿が平和を成就したのだ。翻ってシリア懲罰には、政治的受け皿はない。 ◇国際法破っていい国はない また、オバマ大統領が米国を「特別な国で介入する責任がある」と説いたのにも違和感がある。米軍が世界最大なのは明白だが、中国の台頭など多極化した世界で「特別」を強調しても空疎に響く。国際法を破っていい特別な国は存在しない。 「人道武力介入」の破綻はこの10年で明白になった。「市民の保護」を理由に2011年に安保理決議を経てNATOが空爆したリビアではカダフィ政権は倒れたが、今も新国家建設に苦しむ。今年のアルジェリア人質事件でわかる通り、今やリビアはイスラム過激派の拠点だ。 シリア懲罰の迷走で「人道武力介入」は当面、難しくなった。いや、これを機に金輪際、やめるべきだ。国際法を守り、外交に力を入れるしかない。きれい事を言いたいのではない。国際法違反のシリア懲罰を認めるなら、例えば中露のような別の強大な軍事国家が「正義」を掲げ武力介入しても文句は言えない。 シリアを巡るジュネーブ和平会議を早く開催すべきだ。元米高官は包括的和平会議を開催できるのは「米国しかない」と米紙に述べた。外交力で「特別な国」は歓迎する。 長期的には内戦や虐殺にどう国際社会が対応するか、新しいシステム作りの議論を安保理改革とともに続けるべきだ。潘基文(バンキムン)国連事務総長の言うように「外交にチャンス」を与えたい。 ############################## http://mainichi.jp/select/news/20131010k0000m030131000c.html?inb=fa シリア:化学兵器は廃棄が容易 全量毒ガス前状態で保管 毎日新聞 2013年10月10日 07時15分 【ハーグ斎藤義彦】シリア政府が化学兵器約1000トンの全量を弾薬などに充填(じゅうてん)せず、毒ガスを作る工程の前段階の安定した液体「前駆物質」で保管していることがわかった。化学兵器禁止機関(OPCW、オランダ・ハーグ)の関係者が毎日新聞に明らかにした。前駆物質で保管しているため、処理は比較的容易で、これまで実現困難と見られていた米露合意で決まった来年前半までの全量処理は、順守できる見通しが出てきた。化学兵器の保管の実態が判明するのは初めて。毒ガスは複数の化学物質を混ぜて製造する。毒ガス完成の前段階の前駆物質も化学兵器禁止条約で「兵器」とされている。 OPCW関係者は、各国の情報機関が「サリン、VX、マスタードガス」が存在すると報告していた点について「完成品では存在していない」と否定。「全て前駆物質で保管されている」と述べ、弾薬に充填されている例は「ない」とした。 化学兵器の処理で最も難しいのは、弾薬に毒性の高い化学物質が充填されているケース。密閉した施設で化学物質を抽出し、高温で燃焼させる。空の容器も残留物がある危険があり、破壊には時間がかかる。このため、米露は化学兵器禁止条約で定めた「2012年までの15年間の廃棄」期限が守れず、特別に延長を許されている。 シリアが前駆物質の形で液体保管していることが判明したことで、タンクに保管されている前駆物質を中和する作業が廃棄の中心になる。燃焼施設の建設や移動式施設などは不要で、処理は早まるとみられる。 OPCWは査察で実態を確認した後、来月15日までに処理計画を立てる。 9日、記者会見したOPCWのウズンジュ事務局長は、来年前半までの処理は「厳しいが達成する」と述べた。同事務局長によると、化学兵器の保管庫、生産・加工施設などは約20カ所で、これまで1カ所を査察、9日に2カ所目を査察した。
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