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【ニューヨーク=中山真】米欧など6カ国とイランは26日、国連本部内でイランの核問題を巡る外相級会合を開き、交渉を加速することで合意した。イランのザリフ外相は1年以内の交渉妥結を目指す考えを表明。10月半ばに次回会合を開くことも決めた。一方、ケリー米国務長官は1979年の国交断絶後初となるイランとの個別の外相会談に臨んだ。
会合は国連安全保障理事会常任理事国5カ国にドイツを加えた6カ国とイランの外相が参加。6カ国側の窓口役である欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表は「会合は実りあるもので、良い雰囲気だった」と述べたうえで、今後の議論の進め方などを巡って協議したことを明らかにした。
イランのザリフ外相は会合の冒頭、核兵器を保有する意思がないことを強調し、1年以内に国際的に課されている義務を履行する方針などを約20分にわたって説明。米側が求めていたウラン濃縮活動の停止などの新たな提案はなかったとみられるが、米政府高官は「これまでの協議では見られなかった行動だ」と語り、イラン側の前向きな姿勢を評価した。
次回会合は10月15、16日にジュネーブで開く予定で、イラン側からは引き続きザリフ外相が出席する。ケリー国務長官ら各国外相が出席するかは明らかになっていない。米欧側が求めている核兵器への転用が容易な20%のウラン濃縮の停止を受け入れるかどうかや経済制裁の緩和などが今後の焦点となる。
ケリー国務長官はザリフ外相との会談後に記者団に「今後の可能性に関してザリフ外相はこれまでとはとても違う形で我々に説明してくれた。我々は外相が出席してくれたことを喜んでいる」と指摘。ケリー、ザリフ両氏は会談の冒頭に握手するなど、打ち解けた様子で約30分にわたって会談した。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2700U_X20C13A9EB1000/
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