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9月24日 ロシアトゥデイ (オバマ国連演説要旨の記事最終版)
http://rt.com/usa/obama-un-syria-chemical-280/
(記事名:オバマ国連演説「世界はシリアとイランの危機の解決にアメリカを必要としている」 )
オバマはシリア危機において安保理が役割を果たしていないと批判した。そしてイランの孤立に対する外交的解決を訴えた。国連総会での演説は一貫して世界のアメリカの“例外的”役割の正当性を主張するものであった。
ニューヨーク国連ビルに集まった加盟国の前でオバマはアメリカの国際介入の道徳的正当性と世界の差し迫った危機に対して平和的解決を追求するという発言を繰り返した。
8月21日のダマスカスで起きた恐ろしい化学兵器による攻撃はシリア政府に責任が在り、疑問を挟むこと自体、人間の理性を失った行為だと指摘した後、安保理が実行力のある役割を果たせていないと非難した。
安保理決議に拒否権を持つロシアはアメリカが言っている1000人以上を殺害した毒ガス攻撃を指示したのはアサド政権ではなく反政府軍だと言ってきた。
演説の中で内戦終結後もアサドが大統領として留まれると主張しているロシアとイランを非難し、内戦が長引く危険があり、過激派の活動がより暴力化することに繋がると述べた。
「市民を殺戮し子供を毒ガスで殺害したリーダーが廃墟となった国家を建て直す正当性などあるはずも無い。どうにかしてシリアは内戦前の状態に復興できるなどという甘い考えは幻想だ。」とオバマは述べた。
オバマは、シリア政府は第一歩をクリアした言いながら、ロシアから提案されたシリアの化学兵器引渡しのプランにシリアが同意したことを歓迎した。
そして、いま、確りとした保証が何よりも必要だとし、
「引き続きアサド政権に約束を守らせる事ができるように、“より厳しい”決議が採択されなければならない。そして、アサド政権が約束を破ったなら、報いを受けなければならない。」と述べた。さらに、
「もし、安保理が(国連憲章7章)を盛り込んだ決議に合意できないなら、国連はもっとも基本的な国際法すら担保する能力がないと言う証になるだろう。」とも述べた。
(中略)
オバマは「アメリカ帝国」という概念はプロパガンダだとして退け、アメリカを国際紛争の舞台から退場させることは、より多くの大規模な残虐行為を許すことになるだけだと警告した。
「世界の脅威は、(対テロ戦争の)10年経った今、アメリカが自国の心配をし、各地域への関わりによってイスラム世界に生じた敵愾心に気づいて、そこへの関わりを止めると言うことは、他国では背負えないリーダーシップを放棄することです。」
オバマは、曰く「アメリカが最悪の事態を予防するために求められる軍事介入」を含めた国際的な役割を放棄するつもりは毛頭ないと繰り返した。
「私はアメリカは世界の中で『例外』的な存在であると考えています。なぜならば、アメリカは、自国の利益だけでなく世界の利益のために、自らの犠牲を厭わず、貢献してきたからだ。」と述べた。
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伏線となったプーチンのオプイド記事
プーチン、アメリカの「一国例外主義」に警鐘
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/723.html
ネオコン戦争屋のパペット大統領相手にプーチンの苦労は続くw
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