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９月２４日 ロシアトゥデイ
http://rt.com/usa/obama-un-syria-chemical-280/
オバマ大統領は国連総会でシリアでの化学兵器禁止をより強制力のあるものにするよう訴えた。国連安保理はアサド政権の化学兵器引渡の合意が確実に履行されるよう、“より厳しい”決議が採択されるべきであると述べた。
第６８回国連総会の演説にて、オバマは数百人の民間人を殺傷したダマスカス郊外での８月２１日の(化学兵器による）攻撃はシリア政府によって行われたと証明する明らかな証拠を国連査察官が発見したと繰り返し述べた。
「ロケット弾は政府支配地域から発射されたもので、反政府側に着弾したのです。この攻撃がアサド政権ではなく他の誰かがやったなどと口にすることは、不道徳で、国連の信頼をも傷つけるものなのです。」と、ニューヨークの総会で述べた。
アサド大統領は化学兵器禁止条約批准への手続きを着実に実行しているにもかかわらず、なおも、オバマは国連決議に軍事制裁を盛り込むよう安保理に呼びかけた。
「シリア政府は化学兵器の保有リストを提出したが、引き続きアサド政権に約束を守らせる事ができるようにるように、“より厳しい”決議が採択されなければならない。そして、アサド政権が約束を破ったなら、報いを受けなければならない。」
「もし、安保理が（国連憲章７章）を盛り込んだ決議に合意できないなら、国連はもっとも基本的な国際法すら担保する能力がないと証になるだろう。」
以上のオバマの発言は、決議に７章を盛り込むことは「軍事介入に道を開く」との理由からロシアが反対していることを意識しての発言であることは明らかだ。ロシアは既に反政府軍への調査が不十分でアンフェアであるという理由から、３つの決議案を拒否した。
「信頼できる軍事圧力がなかったから、今まで安保理は張子の虎であった。」とオバマは述べた。
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