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このビデオは、シリア首都ダマスカス郊外の東Ghouta地区に化学兵器による攻撃が行なわれた8月21日の当日午前6時に、シリア政府軍のMazzeh軍用空港の敷地内で撮影されたものである。当日のダマスカスの日の出は午前5時過ぎ。ビデオに映った影から太陽の位置が低い角度にあることが分かる。ビデオには大掛かりなロケット発射装置と、その周りでロケット発射を準備する多くの人びとが撮影されている。これらの人びとは、その服装から全員がシリア政府軍と見られる。
ロケット本体が発射される瞬間がストップモーションで撮影されているが、その形状からシリア政府軍が所有している330mm化学ロケット弾に極似している。特徴のある弾頭部分の形状、その後に続く細長いロケットモータ部分、そしてこれも特徴的な最後尾の安定翼部分。この特徴的な形状から、発射されたロケット弾が330mm化学ロケット弾であると断定することができる。330mm化学ロケット弾は全長2.2m。サリンなどの化学剤が詰められた弾頭部分は長さ65cm。化学剤は50〜60リットルの量が搭載可能である。サリンであれば一発で少なくとも優に数百人を死に至らしめることができる量である。
このビデオはGlobalLeaksの配信による。GlobalLeaksは、これまでにもシリア政府軍が撮影したビデオを配信している。
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