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イランのハメネイ師、シリア問題めぐる米国の外交努力に期待示す
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/715.html
投稿者 小泉犬 日時 2013 年 9 月 12 日 07:33:32: tZgj1vEYtfiSU
 

イランのハメネイ師、シリア問題めぐる米国の外交努力に期待示す
2013年 09月 11日 20:11 JST


[ドバイ 11日 ロイター] - 国営イラン通信(IRNA)が伝えたところによると、同国の最高指導者ハメネイ師は11日、米国政府がシリアの化学兵器について外交解決を目指すと表明したことについて、「本気」であることを期待すると述べた。

ハメネイ師は国民への演説で、「米国のシリアに対する新たな姿勢が本気であり、メディア向けの駆け引きではないことを期待している。米国は何週間にもわたり、シオニスト国家(イスラエル)のためだけに、この地域の人々に対し戦争をすると脅してきた」と述べた。


http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE98A07Y20130911  

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コメント
 
01. 2013年9月12日 14:01:37 : niiL5nr8dQ
米国シリア攻撃、地域の治安さらに悪化させる恐れ=ロシア大統領
2013年 09月 12日 13:41 JST
[ワシントン 11日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は、米ニューヨーク・タイムズ紙への寄稿で、米国がシリア攻撃に踏みきれば、紛争がシリア国外に広がり、テロリストの攻撃も引き起こす恐れがあると警告した。

2年半にわたるシリア内戦で「民主主義の推進派はほとんどいない」が「政府と戦う過激派やアルカイダ系武装派は有り余るほどいる」と指摘。

米国がアサド政権が行ったと主張している8月の化学兵器攻撃は、外国の介入を望む反体制派の仕業との見解をあらためて示した。

国連安保理の承認を得ずに軍事行動を起こしてはならないと主張。

「多くの国、主要政治指導者やローマ教皇などの宗教指導者が反対しているにもかかわらず、米国がシリアを攻撃すれば、罪のない犠牲者がさらに増え、シリア国外に争いが拡大する可能性がある」とし、「攻撃は暴力をあおり、テロリズムの新たな動きを引き起こすことになる」と述べた。

さらに「イラン核問題やイスラエル・パレスチナ問題への国際的打開努力にも悪影響を及ぼし、中東・北アフリカを一段と不安定化させる恐れがある。国際法や秩序のバランスを崩すことになりかねない」と指摘した。


02. 2013年9月12日 14:26:01 : U0YbWp4ff2
かって、10年前、イラク戦争のときに、イラク戦争はフセインを倒すことだけでなく、ドミノ論(中東の反米諸国を民主化のドミノ倒し)にすることが目的と言われていたが、その主張が、今回の米国のシリアへの攻撃姿勢で正しかったことが証明された。

10年前、NNNで桜井良子さんが、米国のシンクタンクの研究員への、テレビでのライブの取材で、研究員から「イラク戦は、中東の民主化が目的である」との言葉を、口先を尖らせながら流暢な英語で、引出していたことがデジャブのように思い出される。

ブッシュをオバマに
イラクをヨルダンに

役者は変わっても、どこかの筋書は変わらない。


03. 2013年9月12日 14:30:23 : niiL5nr8dQ

国連シリア報告書、化学兵器使用の「犯人」示唆へ=外交筋
2013年 09月 12日 14:14 JST
[国連/アムステルダム 12日 ロイター] - 外交筋によると、シリアの化学兵器使用をめぐる国連調査団の報告書は、化学兵器使用の「犯人」については特定しない見通し。ただし外交筋は、事実を挙げることによって、化学兵器使用に関してシリア政府と反体制派のどちらに責任があるのか示唆する内容にはなる、との見方を示している。

報告書は、首都ダマスカス付近で先月、化学兵器により市民が多数死亡したとされる疑惑に関するもので、近いうちに公表される見通し。

シリア情勢をめぐっては現在、シリアに化学兵器の放棄を求めるロシアの提案を受けた主要国の調整が行われている。国連安全保障理事会の決議案づくりも絡み、報告書が交渉の行方を左右する可能性がある。

西側の外交関係者2人は、報告書について、サリンが使われたという米国の主張を確認する内容になると、強く確信している、と述べた。

またある外交筋は、報告書が16日にも公表される可能性がある、と述べたが、公表時期は今週末から来週にかけて、と見る向きもある。

外交筋によると、報告書は誰に化学兵器使用の責任があるのかについては明確にしないもよう。ただ潘基文・国連事務総長が報告書を受け、アサド政権に責任があると解釈できるのかどうか、考えを示す可能性があるという。


04. 2013年9月12日 14:32:00 : U0YbWp4ff2
↑修正


誤:イラクをヨルダンに

正:イラクをシリアに


05. 2013年9月12日 14:39:29 : niiL5nr8dQ
コラム:シリアめぐる米議会採決は「無用の長物」
2013年 09月 12日 13:48 JST  

9月10日、シリアの化学兵器使用疑惑をめぐるオバマ米政権の姿勢は刻一刻と変わっているようだだが、米議会の採決の行方はさほど重要とは言えない。写真はペロシ下院院内総務ら(2013年 ロイター)

コラム:量的緩和の有効性めぐる日米の温度差=河野龍太郎氏
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コラム:米アップルの10日発表会、画期的新製品は期待薄

国際政治学者イアン・ブレマー

シリアの化学兵器使用疑惑をめぐるオバマ米政権の姿勢は、刻一刻と変わっているようだ。当初は、国際社会の支持を得たうえで懲罰的な限定攻撃を行うつもりだったが、次第に単独攻撃も視野に入れ始めた。そして約10日前には、議会にシリア攻撃の承認を求めるようになった(その間、承認がなくても攻撃可能だと強調し続けてはいるのだが)。

だが最近、米国が外交でしくじった結果、シリアを攻撃しない可能性も出てきた。シリア化学兵器の国際管理をロシアが提案するなど、米政府も外交的解決を検討し始め、議会の採決を遅らせようとしている。このロシアの提案について、米国に攻撃を断念させる狙いがあるとの見方があるが、それは見当違いと言えるだろう。

この約1週間は、米国によるシリア攻撃の可能性がメディアを席巻し、米議会の採決は極めて重要だと思われていた。だが、こうした報道には欠けていたことがある。現時点では、米国が実際に軍事攻撃をしてもしなくても、それは大して重要なことではない。議会が対シリア軍事介入決議案を可決しても否決しても、もしくは採決すら実施されなくても、オバマ大統領やシリア、さらには米国にとって中東での最重要課題であるイランに多大な影響を与えることはない、ということだ。

もしシリアへの攻撃がオバマ大統領にとって極めて重要だったなら、そもそも議会に決断を委ねたりはしなかっただろう。この10年間で、外交政策が選挙を左右しないことをオバマ氏は心得ている。2012年の大統領選で、外交政策が最大の争点だと答えた有権者はわずか5%だった。今回のことで、大統領が目の前にある実際の問題よりも、議会という政治的大義名分を重んじていることははっきりした。もし議会で決議案が否決されても、大統領が国内で受けるダメージは限られたものになるだろう。また、採決が無期限に延期された場合には、ダメージはさらに緩和されることになる。

シリアにとっても、米議会の採決はさして重要ではない。もし米国がパワーバランスの変化を狙って介入しようとするなら話は全く別だが、米国は根本的にアサド政権の弱体化を意図してはいない。ケリー米国務長官は、攻撃について信じられないほど小規模になると述べていた。そして今、オバマ大統領も攻撃を回避すべく外交的手段を探ろうとしている。

シリアへの攻撃が、米国の信頼に関わる問題であることは明らかだ。オバマ大統領が議会に決断を委ねたとき、その信頼はほとんど失われた。

イランにとっても、米議会の採決の結果はあまり重要ではない。なぜならシリア問題に関する議会の審議は、イランが核兵器製造へと大きく近づいた場合とはかけ離れているからだ。イランにとって最大の関心事は、オバマ大統領が自身の設定したレッドライン(越えてはならない一線)を守るため、同盟諸国と自身の勇気を奮い立たせることができるかどうかにあった。だが、大統領はそれに失敗した。イランにしてみれば、軍事攻撃に関してオバマ政権の支持獲得能力の低さが明らかになったことが大きな収穫と言えるだろう。今後何が起きようとも、これは変わることのない事実だ。

一方、日本やイスラエルのような米国の主要同盟国は、対シリア攻撃をめぐる失態について、米国が安全保障上の重要問題を減らしているサインと捉える可能性もあるだろう。化学兵器使用の防止に軍事介入が必要だとうまく説明できないホワイトハウスに、同盟国への軍事支援を議会に承認させることはできるのだろうか。

問題はそもそも、シリア内戦には変化を与えないであろう象徴的な意思表示をそれでもすべきかどうかだ。これが、米議会の採決の行方が重要ではないとするもう1つの理由だ。今回のことは、今後の行動に際し、先例とはならない。

オバマ大統領がロシアの提案に乗るなら、米議会も採決に向けて加速するだろう。あまり重要ではないけれど。

[10日 ロイター]

*筆者は国際政治リスク分析を専門とするコンサルティング会社、ユーラシア・グループの社長。スタンフォード大学で博士号(政治学)取得後、フーバー研究所の研究員に最年少で就任。その後、コロンビア大学、東西研究所、ローレンス・リバモア国立研究所などを経て、現在に至る。全米でベストセラーとなった「The End of the Free Market」(邦訳は『自由市場の終焉 国家資本主義とどう闘うか』など著書多数。

*筆者はロイターのコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。


 
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シリア軍事行動決議案、外交解決とん挫すれば米上院は来週にも採決の可能性 2013年9月12日
[ワシントン 11日 ロイター] - シリア問題の外交的解決への取り組みが失敗に終わった場合、米上院は来週にも対シリア軍事行動を認める決議案の採決に着手する可能性がある。

上院は当初、週内に本会議で決議案の採決を行う予定だったが、ロシアがシリアの化学兵器の国際管理を提案したことを受け、オバマ米大統領は結果が出るまで決議案の採決を見送るよう議会に要請している。

上院議員の間では、軍事行動の脅威継続がアサド政権への圧力になるため、必要なら来週にも採決を行うとの声がある。

上院外交委員会のベン・カーディン委員(民主党)は「上院の採決時期に関する戦略は、政府との間で決めることだ」とし、「来週の可能性がある。その可能性を排除しない」と述べた。

上院外交委員会の民主、共和党議員らはこの日、それぞれ個別に協議した。委員会指導部がシリア問題に関する各党の委員らの考えを探ることが目的だ。

12─13日にはケリー米国務長官とロシアのラブロフ外相による会談が予定されている。外交委員会のメンバーによると、上院は少なくとも今後数日間は会談の行方や国連安保理の動向を見極め、それを受けて次の段階でとる措置を決める見通し。

メネンデス上院外交委員長は「確かな軍事力行使(の脅威)を維持することが必要との強い確信がある」と述べた。

下院指導部は、決議案を下院として策定するのか、上院案を採決にかけるのか、それとも他のアプローチを模索するのか、方針を明らかにしていない。


シリア情勢の外交解決には「しばらく」かかる=米ホワイトハウス 2013年9月12日

[ワシントン 11日 ロイター] - 米ホワイトハウスのカーニー報道官は11日、シリア情勢をめぐる外交解決には「しばらく(some time)」かかるとの見通しを示した。議員からはシリアの化学兵器を国際監視下に置くとするロシア提案をシリア政府が実行することに懐疑的な見方も出ているが、協議を進めると表明した。

オバマ米大統領は前日、外交努力が実らなかった際にシリアへ軍事攻撃を仕掛けることに国民の支持を求めた。

ケリー米国務長官は12日に、スイス・ジュネーブでロシアのラブロフ外相とシリア問題について協議する予定となっている。米国務省によると、協議は2日間以上にわたって行われる予定。

カーニー報道官は記者会見で、外交努力について「われわれは責任を果たしていく。そこで成功の可能性が試されるだろう」と指摘。「それ(外交解決)にはしばらくかかるとみている」と述べた。 

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06. 2013年9月12日 14:55:27 : 4nNTtbQ57E
志位委員長、シリア代理大使と会談
化学兵器廃棄、内戦の政治解決を提起

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-09-12/2013091201_02_1.jpg
(写真)会談するワリフ・ハラビ駐日シリア代理大使(右)と志位和夫委員長(左)=11日、党本部

 日本共産党の志位和夫委員長は11日、党本部でシリアのワリフ・ハラビ駐日代理大使の訪問を受け、会談しました。

 ハラビ氏は、志位氏が8月30日に発表した談話「シリアへの違法な軍事攻撃の企てに強く反対する」に注目したとのべ、米軍が攻撃の構えを見せてきたシリア情勢について、同国政府の立場を説明しました。

 これに対し志位氏は、「化学兵器の使用は誰によるものであれ、人道と国際法に反する重大な残虐行為だが、事実の解明は国連が進めている途上にある。国連安保理の決議もないまま一方的に攻撃を強行することは、明白な国連憲章と国際法違反であり、強く反対する」とあらためて表明。

 そのうえで、「軍事攻撃を回避し、問題を政治的に解決するうえで、二つの点を率直に提起したい」とのべました。

 第一は、この間、ロシア政府が、シリア政府に、化学兵器禁止条約への参加、化学兵器の国際管理・廃棄を提案していることについてです。志位氏は、この提案を、「問題の政治的解決の道を示したものとして、歓迎・支持する。シリア政府が、積極的にこれに合意し、誠実に履行することを求めたい」とのべました。

 第二に、内戦の解決の問題です。志位氏は、「破滅的な内戦が10万人以上の命を奪い、地域全体の不安定化をつくりだしていることを強く憂慮している。今年5月15日に採択された国連総会決議にもとづき、シリア政府と反政府勢力の双方が、真剣な政治対話を開始し、双方を包括する暫定政権樹立をめざして努力すべきだ」とのべました。

 ハラビ氏は、「シリア政府は、ロシア政府の提案を受け入れ、化学兵器禁止条約に加盟する用意がある」とのべました。さらに、志位氏の談話と二つの提案について、本国に伝えるとのべました。

 緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者、田川実書記局員が同席しました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-09-12/2013091201_02_1.html


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