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アフガニスタン テロとの戦いの末/NHK海外ネットワーク(2013年9月8日放送)
http://www.nhk.or.jp/worldnet/archives/year/detail20130908_368.html
アフガニスタン北部。反政府武装勢力タリバンが、今、急速に勢力を広げている。北部のクンドゥズ州で、タリバンのグループに接触することができた。グループは少人数に分かれて、国際部隊や政府軍へのゲリラ攻撃を繰り返している。この日も国際部隊を襲撃する計画を練っていた。
この地域の治安維持はドイツ軍が担って来た。しかし来年末には現地の軍や警察への訓練を行う最低限の兵力を残し、撤退する予定だ。「撤退する日まで地域の安全を守る」というドイツ軍。しかし、国際部隊に、見捨てられたと感じるアフガニスタンの人々も少なくない。.
キアムディン・シュクリさんは、ドイツ軍の通訳を務めていましたが軍の縮小に伴い去年12月解雇された。シュクリさんは「タリバンは一掃されたわけではなく、活動を続けている。ドイツ軍は、この地域の治安を守る任務を続けるべきだ」と話す。シュクリさんは、ことし4月に届いた一通の手紙を見せてくれた。.
それはタリバンからの脅迫だった。手紙には「お前がドイツ軍のスパイだったことはわかっている。見聞きしたことを話せ、さもないと殺すぞ」と書かれていた。先月には、通訳や警備員として働いていた仲間2人が何者かに殺害された。シュクリさんは「私もあちこちから脅されていて、命の危険を感じています」と話す。.
勢力の拡大を着々と図るタリバン。同じ北部のバグラン州にあるこの街もタリバンの影響下に入った。外は、危険なため、車から撮影。シャッターの降りたこの店舗にはビデオ店が入っていましたが、「イスラムの教えに反する」とタリバンから脅され、今年6月に、閉店に追い込まれたという。ビデオ店のオーナーが車内でインタビューに応じてくれた。オーナーは「閉店を断って、殺された人もいます。逆らったら、私も殺されたでしょう」と話す。
タリバンは首都カブールでも攻勢を強めている。大統領府などを狙った大規模な襲撃を繰り返している。これに対し、国際部隊を主導するアメリカ軍は、大部分の部隊が撤退する来年末までにタリバンの弱体化を図りたい考え。しかし、戦況はむしろ悪化。この12年でアメリカ兵の死者は、2200人以上にのぼっている。
治安の悪化は経済にも深刻な影響を与えています。国際社会から巨額の支援が流れ込みいわば復興バブルに沸いていた首都カブールでも、陰りが見え始めている。市内では、工事が中断した建物が目につくようになった。かつてのような内戦の時代に戻りかねないとして、人や金が海外に流出し始めているのだ。
建設現場の監督は「カブールでは多くの建設現場がこんなありさまです。タリバンが再び戻ってきて、投資が無駄になるのではないかとみんな心配しているのです」と話す。同時多発テロを受け、アフガニスタンの国の再建が始まって12年。「自立」への道のりが、まだ、ほど遠い現実に人々の失望と不安が広がっている。
http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/526.html#c2
・Re: 米国はベトナムで5万人の米兵を殺したが、今や「万」を超える兵士を殺すことはできなくなった!
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投稿者 仁王像 日時 2013 年 9 月 06 日 20:07:15: jdZgmZ21Prm8E
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