05. 2013年8月29日 12:01:33
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米大統領がシリア攻撃の長期化回避を強調、時期決定難しく 2013年 08月 29日 11:35 JST 8月28日、オバマ米大統領は、シリア政府が先週の化学兵器攻撃に対する「国際的な結論」に直面することになると述べた。写真はダマスカスで13日撮影(2013年 ロイター) 1 of 1[Full Size] トップニュース シリア政権軍が首都拠点から大半が退避か、軍事介入に備え 小売業販売額7月は微減、自動車・家電不振で3カ月ぶり減少 日経平均4日ぶり反発で始まる、米株高や円高一服が手がかり ブラジル中銀が政策金利9.00%に引き上げ、インフレ抑制へ [ワシントン 28日 ロイター] - オバマ米大統領は28日、シリア政府は先週の化学兵器攻撃に対する「国際的な結論」に直面することになると述べた。 ただ、シリアに対するいかなる軍事行動も米国が新たな中東での紛争に巻き込まれることを回避するために限定的になるとの見解を示した。 国外での紛争への関与に嫌気がさしている国民に対し、軍事行動は人道的見地ではなく米国の安全保障上の国益に基づくものになるとの認識を示した。大統領は長らくシリア情勢への介入に消極的だった。 米国と同盟国はまだ攻撃について決断は下していないとしながら、選択肢は行動するか否かではなく時期の問題であることを示唆した。 大統領は米公共放送(PBS)のインタビューで「われわれは化学兵器攻撃はシリア政府によるものとの結論に至った。そうであれば、国際的な結論が必要になる」と語った。 ただ攻撃実施にあたっては、シリアで国連調査団による調査が続いていることや、関係各国との調整および米議会への説明を考慮する必要があり、時期の決定が難しくなるとみられている。 一方、強硬だった英国のスタンスには変化がみられ、英政府は国連安保理は軍事行動を起こす前に調査団の報告を待つべきと指摘。英議会でも2度採決が必要になるとの見解を示した。 オバマ米大統領は、アサド政権は罰せられなければならないとする一方、イラク戦争での間違いを繰り返してはならないと強調。「シリア問題の長期化は望まないが、化学兵器のような武器に関する国際的な違反があった場合は責任が追及されるということを明確にする必要がある」と述べた。 西側諸国による空爆の可能性が強まる中、シリア市民の間では緊張が高まっており、空爆の標的となる可能性のある地域から避難する動きが広がっている。 一方、国連の調査団はこの日化学兵器使用疑惑をめぐり2度目の現場検証を行った。ただ、潘基文国連事務総長は、調査の終了にはまだ時間がかかるとの見方を示している。 シリア政府は、米国や英国、フランスはシリアで「テロリスト」が化学兵器を使用する手助けをしたと批判。「侵略者の墓場」になると警告した。 英国は、シリアへの軍事介入を可能にする国連決議案をまとめ、国連安全保障理事会に提示した。 ロシア、中国が拒否権を行使することは必至とみられるなか、この日は決定なしに終わっている。米国と同盟国は国連決議なしでも行動に踏み切る姿勢を鮮明にしている。 ただキャメロン英首相は、国内外の圧力に直面し軍事行動実施の時期について軌道修正を余儀なくされた。これが計画にどのように影響するかは不明。 一方中国の王毅外相は29日、シリア情勢の緊迫化をめぐり、軍事介入は中東地域の混乱を悪化させるだけとして関係各国に自制を呼びかけた。 外務省のウェブサイトで「シリア問題は政治的解決が唯一の対応策で、中国はあらゆる方面に自制と冷静な対応を求める」との声明を発表した。 © Thomson Reuters 2013 All rights reserved関連ニュース オバマ米大統領、シリア軍事攻撃は「まだ決定せず」 オバマ米大統領、シリア軍事攻撃は「まだ決定せず」 2013年8月29日 米、シリアへの軍事攻撃で数日間の空爆含む複数の選択肢検討=高官 2013年8月29日 シリアへの軍事介入、国連安保理の承認必要=ブラヒミ特別代表 2013年8月29日 英国家安全保障会議、シリア軍事行動含む選択肢を検討 2013年8月29日 オバマ米大統領、シリア軍事攻撃は「まだ決定せず」 2013年 08月 29日 09:43 JST [ワシントン 28日 ロイター] - オバマ米大統領は28日、米公共放送(PBS)のインタビューで、シリア攻撃の可能性をめぐり米軍から複数の選択肢を提示されたが、軍事介入するかどうかはまだ決定していないと述べた。ただ、シリアに対する「目的に適合した」限定的な攻撃が、将来の化学兵器使用を抑止するとの考えを示した。 米政府は過去1週間にわたり、シリアの首都ダマスカス近郊で先週、数百人が死亡したとされる攻撃への対応を協議してきた。オバマ大統領は攻撃について、シリア政府にしかなしえなかった規模の攻撃だとみている。 大統領によると、米当局は攻撃の責任はシリア政府にあると断定しており、シリアの反政府派がかかわっているとは考えていないという。 大統領はイラク戦争のように長期化せず、「目的に適合した、限定的な」攻撃により、化学兵器の使用は容認できないという十分に強いメッセージをシリア政府に送ることができると指摘。「もしわれわれが明確かつ断固としているが非常に限定的な形で物を言えば威嚇射撃になり、長期的には米国の安全保障に好影響を与えることができる」と語った。 さらに、シリアの化学兵器が渡ってはいけないところに渡れば、米国の国益がリスクにさらされると指摘した。 米政府高官はこれより前、米国が軍事行動に踏み切る場合、単独では行わないとし、「複数の同盟国と参加について協議している」と述べていた。また、攻撃は1日で終わるとは限らないとの見解を示した。 現在シリアでは化学兵器の使用疑惑をめぐって国連の調査団が現場を検証しており、西側諸国は調査団が同国を離れるのを待つとみられる。
シリア政権軍が首都拠点から大半が退避か、軍事介入に備え 2013年 08月 29日 09:57 JST [アンマン 28日 ロイター] - シリアのアサド政権軍は、西側諸国による軍事介入に備え、首都ダマスカス中心部の参謀本部など軍施設から大半の人員を退避させた。地元住民や反政府派筋が28日、明らかにした。 市中心部ウマイヤド広場近くの参謀本部や西部カファル・サウセ地区の治安部隊の施設などからすでに退避させたもよう。 部隊を乗せた装甲車やトラックがダマスカス国際空港のエリアを離れ、近郊の町に向かったとの目撃情報が反政府派の活動家から入っている。空港の照明も消されているという。 武器などを別の場所に移動させるため、軍部隊が複数の貨物トレーラを没収したとの情報や、複数の拠点で書類や武器を移送するとみられるトラックが目撃されたとの情報もある。 地中海沿岸のラタキアにいる反政府派の活動家によると、民間向けの桟橋には、複数の海軍艦艇が商船と共に停留しており、海軍艦艇と特定されて、攻撃を受ける可能性を回避することを狙っているとみられる。 シリア政権軍の当局者は軍隊の動きを公表はしておらず、政府報道官のコメントも得られていない。 *内容を追加して再送します。
2013年 8月 29日 08:04 JST イラン、シリアへ軍事介入すればイスラエルへ報復と脅し By FARNAZ FASSIHI IN BEIRUT AND NICHOLAS WINNING IN LONDON [image] Reuters 自由シリア軍の兵士に伴われた国連の化学兵器調査団(28日、ダマスカス郊外) 【ベイルート】シリアとイランは28日、米軍がシリアへ軍事攻撃を仕掛ければ、イスラエルへの報復措置など中東地域に大混乱が起こると警告、米国を強く非難した。 両国の言葉による対決姿勢の強化は、英国がシリアへの軍事行動を承認する国連安全保障理事会決議を求める手続きを正式に開始する一方、理事会で否決された場合は他の手立てで軍事行動に出るための準備に入ったことを受けたものだ。 シリアと最も近い関係にあるイランは、米国が主導してシリアへ軍事介入すればイスラエルへの報復を挑発することになると初めて公の場で発言した。イラン軍のハサン・フィルーザバディ幕僚長は「シリアへの攻撃によってイスラエルは焦土と化す」と語ったとイランのメディアが報じた。 関連記事 米英仏、シリア軍事介入準備ほぼ完了―アサド政権は対決姿勢崩さず なぜオバマ米大統領はシリア内戦に引きずり込まれつつあるのか シリア対応策はアサド政権交代が目的でない=ホワイトハウス 【オピニオン】失敗に終わった米国の中東大戦略 対シリア軍事攻撃なら、世界の石油供給に影響も またシリアの国営通信によると、ハラキー首相は28日、西側のいかなる軍事介入も、「(介入してきた)侵略者の墓場をわが国に作るだけだ」と威嚇した。 シリアのジャファリ国連代表はニューヨークでイスラエルへの報復攻撃の可能性について質問を受け、「われわれは国連憲章の下で自衛権を保障されている」とだけ答えた。 西側諸国はこの日、シリアが自国民に対し化学兵器を使ったことはほぼ確実との見方に立ち、対シリアの対抗措置について合意形成を加速させた。英国は国連安保理に、シリア国民を守る権限を承認するよう求める決議案を提出した。その決議は、国連憲章7章に基づく平和と安全保障を確保するために陸、海、空の軍事行動も含む「必要な全ての行動」の権限を求めるもので、軍事介入への道を開くものだ。 ヘイグ英外相は、安保理が「過去2年半にわたり怠ってきたシリアに対する責任を負う」時が来た、と語った。 画像を拡大する image menahem kahana/Agence France-Presse/Getty Images イラン、シリアからの攻撃に備えシリア国境に近いゴラン高原に並んだイスラエルの戦車 軍事行動を承認する安保理決議を得る努力に対してはシリアのアサド大統領の盟友であり安保理常任理事国のロシアの激しい反対が予想される。英米仏中の他の4常任理事国は、安保理全体会議に提出する前に英国提案を話し合うため会合を開いた。ただ、ロシアの同意なしでは、15カ国からなる安保理全体での審理までこぎつけられるか不透明な情勢だ。 実際、ロシアのウラジミール・チトフ第1外務次官は同国営通信に対し「シリア現地入りしている国連化学兵器調査団が何らかの報告をしてくる前に安保理決議案を審理することは時期尚早だ」と述べた。さらに、ロシアは今回の危機に対し外交的解決を引き続き求めていくと明らかにした。 一方、ヘイグ英外相はまた、メディア向けの声明の中で安保理内での合意が得られなかったとしても、英国と同盟国は、同外相の言うところの戦争犯罪や人道犯罪に対し行動を起こす義務を負っているとした。同外相は21世紀に入ってから化学兵器が使用されたのは世界で初めてで、国際社会がそれに対して何もしなければ「将来もっと重大な戦争犯罪と対峙しなければならなくなる」と述べた。 オバマ政権関係者は、化学兵器使用疑惑に対し早急に行動をとらなければ、シリア政府がまた大都市で使用する恐れがあるとみている。高官の1人はその都市の候補としてアレッポを挙げた。
【コラム】シリアへのミサイル攻撃が最善策でない理由 8月27日(ブルームバーグ):シリアへのミサイル攻撃は一体何を達成しようと意図したものなのだろうのか。 ホワイトハウスで現在検討中の攻撃には、シリアの政権交代を早めようとする意図がないのは明らかだ。反体制派によれば、先週の攻撃でシリア政府は化学兵器を使用、1300人以上の国民が死亡した。オバマ政権がシリアの政権交代を目標にしている兆候は見られないし、限定的攻撃では恐らくその目標は実現できないだろう。 あるいは、化学兵器を使って自国の子供たちを殺害するという衝動は何とか抑えてもらい、その代わり銃弾や爆弾で子供たちを殺すだけにとどめるべきだとのシグナルを残忍なアサド大統領に送ることを意味しているのだろうか。もちろんそんな卑劣なことは意図していないだろう。アサド政権は銃や爆弾を効果的に使って2年以上も外国からの干渉を受けなかった。ただ、限定的攻撃の帰結として、そうしたことになるかもしれない。 今週になってアサド大統領のやるべき計画は4倍に増えた。身をかがめ、間近に迫ったいかなる攻撃も乗り切り、地下避難所から姿を現して対米勝利を宣言し、米国の攻撃の教訓をひそかに学ぶということだ。 レッドライン オバマ大統領は化学兵器の使用を「越えてはならない一線(レッドライン)」と呼んだ。事態の流れやそれに伴う国際社会の不安のレベル次第では、オバマ政権が「オペレーション・レッドライン」に労力を費やしてしまい、さらなる攻撃を近く行うことはないとアサド大統領は判断するかもしれない。 ミサイル攻撃が最善策ではないかもしれないのはこうした理由からだ。まだましな案があるとすれば、それは米国がアサド政権の排除に向けて全力を尽くすことだ。それには米国による直接の軍事行動は必要ない。同盟諸国と協力しながらイスラム聖戦士集団を隅に追いやり、シリアの反体制派に非聖戦士集団の派閥を構築するという課題に取り組む長期的で複雑なプログラムが必要だ。この課題は最初からやるべきだった。 これを良い案だと見なせるだろうか。2011年なら名案だっただろう。今は有益ではあっても危険なアイデアだ。それでも1回限りのミサイル攻撃ほどの危険性はない。そうした攻撃は死者が果てしなく増えることにつながるからだ。 (ジェフリー・ゴールドバーグ氏はブルームバーグ・ビューのコラムニストです。同氏のツイッターはここをクリックして下さい) 原題:Why a Missile Strike on Syria Could Make Things Worse(抜粋) 記事についてのエディターへの問い合わせ先:Timothy Lavin tlavin1@bloomberg.net 更新日時: 2013/08/28 14:39 JST
2013年 8月 27日 16:15 JST なぜオバマ米大統領はシリア内戦に引きずり込まれつつあるのか By GERALD F. SEIB [image] AFP/Getty Images ダマスカス郊外で市街戦を繰り広げるシリア軍の戦車(24日) 長期的な泥沼に陥りかねないシリアの内戦への介入を2年にわたって避けようとしてきたオバマ大統領は今、軍事介入の崖っぷちに立っている。米国民の支持がほとんどなく、国防省の幹部たちも本質的には負け戦の提案だと言っているにもかかわらずである。 こうした状況に至った理由はさまざまあるが、最も複雑な理由はイランの一語に要約できる。 シリアの政権を後方から支援し、戦闘の激化に大きな役割を果たしてきたイランは、アサド大統領が反体制派を制圧した場合、その影響力が最も強まる国でもある。 より喫緊の懸念としては、先週に大量破壊兵器である化学兵器を使ったとされるシリアに何らかの対処がなされなければ、危険な核開発計画を持つイランも誤った結論に至る公算が大きい。 関連記事 【オピニオン】失敗に終わった米国の中東大戦略 米政府、シリアへの軍事オプションを精査 中東政策に苦悩するオバマ米政権 要するにイランは誰も話したがらない重要な問題であり、これさえなければ距離を置く正当な理由がたくさん見つかったであろう大統領にとって強烈なジレンマとなっている。 シリアの内戦、そして、市民の殺害や強制移住は現在、人道上の大きな懸念となっているが、1990年代のルワンダでの内戦も同様だった。シリアの内戦は重要な地域の勢力バランスをどの国が握ることになるのかという大きな不安も生んでいるが、1990年代のコソボ紛争でもそれは同じだった。ルワンダにまつわる懸念が米国を軍事関与に駆り立てることはなかったが、コソボでは北大西洋条約機構(NATO)軍の77日間にわたる空爆という形でそれに至った。 しかし、主にイランが果たしている役割から、シリアの内戦には米国の世界的な利益が関わっており、ルワンダ、コソボとは別のカテゴリーに分類される。シリアの内戦は本質的に、イランが率いる枢軸──イラン、アサド大統領、イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの協力者たち──と中東のその他の人々との争いの代理戦争となっている。 そして今、この内戦の中心に大量化学兵器を据えることで問題は拡大している。自国民に対するシリア政府の化学兵器の使用は「否定しようがない」というケリー国務長官の8月26日の宣言で、イランの核開発計画を封じ込めるためのより深刻な戦いとも関連性があるという見方は否定しづらくなった。 オバマ大統領は、シリアによる化学兵器の使用は受け入れられないと言ったが、以前にもイランによる核兵器開発は受け入れられないと述べている。大統領は今、前者の発言への信頼性が後者の発言への信頼性に影響を与えるかどうかをじっくりと考えなければならない。オバマ政権は、核兵器保有の意図を否定し続けるイランのロウハニ大統領の新政権と核問題に関する話し合いに入ることを検討しているので、その疑問には早急に答えを出さなければならない。 それと同時に、米軍の支援で最終的にアサド大統領を追放すれば、イランは単に孤立感を高め、安全パイとして核兵器を保有したいという願望を強めてしまうかもしれない。 米国はこうしたすべてのことを考慮した上で、シリアの標的に対して巡航ミサイル攻撃を仕かけるかどうかの決断を下さなければならない。そうした攻撃は、シリア政府軍の形勢を一気に不利にしようとするものではなく、限定的で、化学兵器の使用には代償が伴うということを知らしめるものになるだろう。とはいえ、そうした限定的な攻撃にさえ、相当な短期的、長期的リスクが伴うのである。 シリアでの軍事オプションの分析を求めていたエリオット・エンゲル下院議員(民主党・ニューヨーク州選出)は数日前、マーチン・デンプシー統合参謀本部議長が軍事行動の影響を率直に分析した手紙を受け取った。そこには、米国にはシリアの空軍力を限定的な攻撃で壊滅させる能力があるが、それでシリアの混乱状態が鎮静化されることはないと書かれていた。 デンプシー議長は「アサド大統領による支配が終わっても、複数の宗派間の根深く、長期的な紛争や権力をめぐる暴力的な闘争は続くだろう」と指摘し、「われわれはこうした状況を踏まえて、限定的な軍事作戦の効果を見極めるべきである」と記した。 いかなる行動にも差し迫ったリスクが伴う。シリアが大いに頼りにしているもう1つの後援国、ロシアとの緊張が即座に高まるだろう。シリアの同盟組織による米国の標的を狙ったテロが起きる可能性も高まるだろう。あらゆる軍事行動の激化には、戦争がその地域全体に拡大する危険も潜んでいる。 同様に、オバマ大統領をできれば傍観者でいたいと思わせた長期的なリスクも以前と変わりなく存在している。大統領の最大の懸念には2つの側面がある。1つ目は、米国がそうした紛争に介入したとき、米国には勝利するだけの軍事力を投入することが期待される。いかなる紛争であれ、超大国が中途半端に介入するのは難しい。ここでもやはり、信頼性の問題が浮上するのだ。 2つ目は、米国が一度介入したら、アサド政権崩壊という勝利の後に続く混乱を米国が引き受けざるを得なくなる可能性は他のどの国よりも高い。新政権を取ろうとする勢力には、米国との利害がほとんど一致しない多くの扱いにくいイスラム原理主義者たちが含まれる。 がれきをかき分けることには何年も要するだろう。 |