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「「数日以内シリアにミサイル攻撃」米報道
8月28日 6時24分
アメリカ政府は、内戦が続くシリアで化学兵器が使われたとして、軍事行動を含む選択肢を検討していることを改めて強調し、アメリカの一部のメディアは、早ければ数日以内に、シリア政府側に対してミサイル攻撃が行われる可能性があると伝えています。
アメリカのNBCテレビは、27日、複数のアメリカ政府高官が「早ければ29日に、シリアに対するミサイル攻撃が開始される可能性がある」と述べたと伝えました。
攻撃は3日間に限定したもので、軍事力をそぐよりも、アサド大統領に警告を発するためだとしています。
また、ABCテレビも、数日か数週間以内に軍事行動が取られる可能性があると伝えています。
27日、ホワイトハウスのカーニー報道官は記者会見で、今週中に、アメリカの情報機関による、シリアの化学兵器の問題に関する分析結果を公表する考えを明らかにしました。
そのうえで、カーニー報道官は、「オバマ大統領は、まだ決定を下していない」と述べる一方、軍事行動を含む選択肢について、検討を続けていることを改めて強調しました。
また、カーニー報道官は、「シリアに地上部隊を派遣することは考えていない。われわれが検討している選択肢は、アサド政権の交代を目的とするものではなく、化学兵器の使用を禁じる国際的な取り決めの明確な違反に対する対応だ」と述べ、軍事行動を取る場合でも、限定的なものになるという見通しを示しました。
アメリカのメディアは、アメリカ海軍がシリア沖の地中海に展開するミサイル駆逐艦を3隻から4隻に増強していて、巡航ミサイルによる軍事施設への攻撃が選択肢の1つとして検討されていると伝えています。
一方、シリアのムアレム外相は27日、首都ダマスカスで開いた記者会見で、「政権側が化学兵器を使用した根拠が全く示されていないのに欧米がシリアを攻撃するのは許されないことだ。攻撃があった場合はあらゆる手段を尽くして国を守る」と述べてけん制し、軍事行動に踏み切った場合、徹底して対抗する考えを示しました。
反政府勢力 英仏は“数日内軍事行動”
シリアの反政府勢力の統一組織、「シリア国民連合」の幹部は27日、NHKの取材に対し、アハマド・ジャルバ代表が26日にイギリスとフランスの当局者とトルコのイスタンブールで会合を開き、軍事行動について協議したことを明らかにしました。
この中でジャルバ代表は、改めて欧米諸国に対して軍事行動に踏み切るよう要請し、イギリスとフランスは、早ければ数日以内にアサド政権側に対して軍事行動を行う可能性を示したということです。
英首相「目的を限定すべき」
キャメロン首相は、27日、ロンドンの首相官邸でインタビューに答え、シリアで化学兵器が使用されたとされる問題について、まだ何も決定したことはないと前置きしたあと、「われわれがシリアで目撃している悲惨な死や苦しみは、シリアのアサド政権が化学兵器を使ったために起きたもので、そのまま放置していてはならない」と述べて批判しました。
また、キャメロン首相は、アサド政権が大量の化学兵器を備蓄している一方、反政府勢力側は化学兵器を持っておらず、使った可能性はほとんどないと指摘しました。
そのうえで、キャメロン首相は、「われわれやほかの国がどんな行動に出る場合でも、それは合法で適切なものでなくてはならない。これ以上、化学兵器を使うことを思いとどまらせ、使えないようにすることに狙いを絞る必要がある」と述べ、仮に軍事行動に踏み切る場合、目的を限定すべきだという考えを示しました。
イギリス政府は、28日に軍や情報部門のトップも出席する国家安全保障会議を開き、29日には議会を招集してシリアへの対応策を話し合うことにしています。」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130828/k10014090681000.html
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