http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/560.html
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▼米国、シリア攻撃準備完了 「29日にも」と高官
2013年8月28日 00時46分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013082701002218.html
【ワシントン共同】ヘーゲル米国防長官は27日、英BBC放送に対し、オバマ大統領から命令があれば、米軍は直ちにシリアを攻撃する準備ができていると述べた。米NBCテレビ(電子版)によると、複数の米高官は同日、ミサイル攻撃が29日にも始まる可能性があると語った。ロイター通信によると、米英側はシリア反体制派に「早ければ数日以内」に攻撃を実施すると伝えたという。
シリア情勢は、首都ダマスカス近郊で21日に多数の市民が死亡した化学兵器使用疑惑を受け、米英などが軍事行動に踏み切る公算が大きくなり、緊張が高まった。
▼《櫻井ジャーナル》
2013.08.27
米英をはじめ「西側」はシリア攻撃に積極的な姿勢を見せているが、その口実に使われている化学兵器の使用について、国連調査団は使用者を特定するなと命令されている
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/
シリアの化学兵器問題を調査するために同国へ国連の調査団が入っている。ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、調査チームは化学兵器が使われたかどうかに決着をつけるように命じられているだけで、誰が使ったかでないと潘基文国連事務総長は語っている。潘事務総長は化学兵器の使用者を秘密にしたいようだ。
しかし、すでに、国連独立調査委員会メンバーのカーラ・デル・ポンテは反政府軍が化学兵器を使用した疑いは濃厚だと発言している。この発言で「西側」がシリアを攻撃しにくくなったことは確かで、こうした発言が二度と出てこないように、つまりシリア攻撃を妨害しないようにという配慮だと思う人も少なくないだろう。
本ブログでは何度も書いてきたが、ウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官によると、1991年にポール・ウォルフォウィッツ国防次官はシリア、イラン、イラクを殲滅すると話していたという。
また、WikiLeaksが公表したアメリカ政府の外交文書によると、アメリカの国務省はシリアの反政府派へ2000年代半ばには資金援助を開始、2001年9月11日から間もない段階でドナルド・ラムズフェルド国防長官(当時)の周辺はイラク、イラン、シリア、リビア、レバノン、ソマリア、スーダンを攻撃することにしていたともクラーク元最高司令官は語っている。
2007年に調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュが発表した記事によると、アメリカ、イスラエル、サウジアラビアはシリアやイランをターゲットにした秘密工作を開始、その手先としてスンニ派の武装グループ(アル・カイダも含まれる)を使うとしている。
ネオコン(アメリカの新イスラエル派)は20年以上前からシリアの体制を転覆させる計画を立てていた。2001年の攻撃予定国のリストに載っているリビアも破壊に成功、レバノンも揺さぶられている。次はイランということだろうが、そのためにもシリアの体制を早く倒す必要がある。大イスラエル構想のためにも、エネルギー資源を支配するためにも。
- シリア情報大臣:アメリカ支援のテロリストが化学兵器使用の証拠あり オリハル 2013/8/28 10:50:52
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