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西側諸国のシリア介入は極めて危険な結果招く−ロシア外相
8月26日(ブルームバーグ):ロシアのラブロフ外相はシリアのアサド政権派による化学兵器使用疑惑をめぐり、米国と同盟国がシリアへの軍事介入に向かう「滑りやすい坂」の上にいると述べ、実施されれば同地域に「極めて危険な」結果を招くと警告した。
ラブロフ外相は26日にモスクワで記者団に対し、国連安全保障理事会の承認なしで軍事介入が行われれば「国際法の甚だしい侵害」になると指摘。ロシアによる軍事行動の可能性については排除した。
シリアのアサド政権による化学兵器使用疑惑をめぐっては、米国やトルコなどの世界の指導者が制裁を呼び掛けており、国連査察団がその真偽について調査を進めている。シリアの一部反体制派によると、今月21日にダマスカス郊外ゴウタ地区で起きた攻撃では1300人が死亡した。
ラブロフ外相は「西側の指導者からの声明は、査察の結果を待たずに、既に全てを決めていることを示唆している」と指摘した。
ヘイグ英外相は21日の攻撃の背後にはアサド政権がいることを英国は確信していると語り、対応の必要性について米仏と意見が一致していることを明らかにした。トルコのダウトオール外相は国連が行動を怠れば、同国は反シリアの姿勢をとる「同盟」に加わると述べた。
アサド大統領はロシア紙イズベスチヤとのインタビューで、非難は「ばかげている」と述べ、「彼らはまず非難し、証拠を探すのはそれからなのだ」と語った。
原題:Syria Heading for West Strike as Fallout Looms, RussiaSays (1)(抜粋)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MS50NS6TTDSB01.html
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