【エルサレム時事】イスラエル住宅省は１１日、占領地東エルサレムとヨルダン川西岸のユダヤ人入植住宅地約１２００戸分の入札を行うと発表した。中東和平交渉が７月に再開したばかりだが、入植活動続行の姿勢が示され、パレスチナ側の反発は必至。交渉に影響を及ぼす恐れがある。

　パレスチナは従来、入植活動凍結を交渉再開の前提条件にしてきた。しかし、イスラエル側からパレスチナ人囚人１０４人の釈放を引き出したケリー米国務長官の仲介を受け、これを事実上取り下げたとされる。

　だが、イスラエル紙ハーレツによると、パレスチナの交渉責任者アリカット氏は先週、ケリー長官に書簡を送り、入植活動継続は和平交渉の進展に影響を与えると警告した。交渉再開後もこれが機微に触れる問題であることに変わりはない。

　一方、イスラエルのネタニヤフ首相が入札を認めたのは、政権内の和平反対派を抑えるためとみられている。交渉再開と引き換えに、反対派へ一定の配慮を示す必要があった。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013081100194 　

コメント
01. 2013年8月14日 07:48:02 : BDDFeQHT6I 昔月の土地売ってたことがあるが、同じ様なものだろう。

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