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もし日本が第一次大戦でヨーロッパに大兵力を送って勝利していればどうだっただろうか?アメリカとの対立は回避できたかもしれな
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/491.html
投稿者 TORA 日時 2013 年 8 月 11 日 07:21:24: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu293.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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もし日本が第一次大戦でヨーロッパに大兵力を送って勝利していればどうだっただろうか? イギリスやフランスは日本に味方してアメリカとの対立は回避できたかもしれない。

2013年8月10日 土曜日

◆日英同盟が破棄された理由 2010年12月20日 OKWave
http://okwave.jp/qa/q6384726.html

当時の情勢からすれば、英国にとって日英同盟を破棄するポジティブな理由は何一つ有りません。
 (後述する諸々の事情により、同盟を破棄すべしと言う米国の主張に抗う事が出来なくなっただけ。)

 日英同盟の破棄は、英国にとって有名な「ウィスキーを捨てて水を受け取った」と言う言葉に表される様に、害多く益少なしと言う正しい判断が当時からされていました。

 なお、日本にとって見れば日英同盟とは、対ロシア戦略を優位に進める為の一つの策という認識しか有りませんでしたが、英国は同盟にたいして認識が多少異なります。

 そもそも、第一次日英同盟成立にはドイツ(話を最初に持ちかけたのはドイツ。露仏同盟を牽制するのが目的。ただ、ドイツとは話が纏まらず流れただけ…。)がいた訳ですし…。

 日本が日露戦争後に日露協商を成立させ、日英同盟の積極的な意欲が薄れるのに対して、英国は、第二次・第三次日英同盟で同盟強化(防衛同盟から攻守同盟への変更。適用範囲の拡大。中国などでの両国の既存権益の)を積極的に主張し、改定させています。

 要するに、日露戦争でのおそらく予想外の日本の善戦で、英国はアジアに置ける英国の権益保持に日本が使えるという判断(よく言えば、パートナー)をしたと言う事です。
 その為、第二次・第三次では第一次では存在しなかった中国やインドなどの権益に保持および承認[つまり現状維持]を謳う文言が登場します。
 (ただし、第三次ではこの同盟に不快感を持つ米国に配慮した条項が追加されますが…。)

 対して、米国は門戸開放(つまり本音では、参入できなかったら、参入の余地を開放してくれと言う主張)を謳ったように、中国における権益確保に他の列強より大きく遅れを取りました。
 日英同盟のように、権益の現状維持の為に強制力・実効力を持った条約が存在するのは非常にやっかいでした。
 まして両国は巨大な海軍力を有し、且つ米国を東西から挟撃する地勢を有しています。

 ただ、米国が有利な点は、第一次世界大戦で英国は米国に対して多大な借金を負っていると言う事と、国家の支出を抑える為の軍縮を何が何でも実行しなければならない情勢だったと言う事です。
 (日英が米国を挟撃する様な情勢では、米国は容易に軍縮には賛同しかねると主張されると返せなくなる…。)

 また、第一次世界大戦での教訓で、特定国同士の同盟は、国家の自動参戦の連鎖を引き起こし、平和への阻害要素となるとの主張も有りました。
 (それを防ぐ為に、集団的自衛としての国際連盟が設立)

 さらに、都合が悪い事に第一次大戦後に日本の外交方針が、今までの日英友好堅持路線から日米友好の向上にウエイトが大きく振れる様に成ったと言う事です。
 (英国が衰退し、米国が発展したと言う認識。また。大戦後の講和会議でも日本の主張[太平洋のドイツ権益の引渡し]に対して、オーストラリア等の英国の植民地が強固に反対し、英国自身もそれに右往左往させれる事で、英国の権威の衰退を印象づけられた。)

 次の時代はアメリカとの印象を持ち始めた日本国政府にとって、条約と言う公式的な形でアメリカと関係が進められる4ヶ国条約は、渡りに船と言う印象を持ち得たでしょうし、建前上は4ヶ国条約は日英同盟を包括[英国との関係は現状維持]する条約ですから、抵抗感は薄かったでしょう…。

 なお、我々は第二次世界大戦という史実を知ってしまっていますから、米英国がまるで同盟国の様に仲が良いと思いがちですが、実際には両国は仮想敵国として認識し、相応の注意と戦時の作戦計画を練っています。
 (有名なのが米国のカラーコード戦争計画におけるレッドプラン[対英戦]や国境を接するカナダ[英国の植民地]に対する侵攻計画クリムゾンプラン等が有ります。[なお対日戦は、同戦戦争計画内のオレンジプラン])

 米国の廃棄すべしとのプレッシャーの中で、今後100年の利益確保の為に外交をしようとする英国と、現在の状況の好転化を期待して動く日本では話が合わなくても仕方ないかも知れませんが…。


(私のコメント)

集団的自衛権の問題がクローズアップされていますが、日本は憲法上集団的自衛権は違法だとされてきました。もともと戦力を保持しないのだから自衛権もへったくりもないのですが、自衛権はあるが集団的自衛権は憲法違反だと解釈されている。アメリカに利用されないための憲法九条が盾になってきたわけですが、安倍政権では解釈を変えて集団的自衛権を認めるのだろうか。

最近では朝鮮半島の動きがきな臭くなってきて、2015年に統帥権がアメリカから韓国に引き渡されれば、在韓米軍は実質的に韓国から撤退するでしょう。そうなれば朝鮮半島は中国の影響力が大きくなり、韓国は北朝鮮と中国に挟まれて袋のネズミ状態になるでしょう。

パククネ大統領が、なぜ中国に接近しているのか分かりませんが、経済的な結びつきは確かに大きくなってきた。国防はアメリカとの同盟で何とか北朝鮮と対峙してきましたが、アメリカが手を引けば朝鮮半島は非常に流動的になるだろう。再度統帥権の延長を申し出ていますが、アメリカは応ずるだろうか?

外交戦略は、国家の基本政策であるだけに、目先の動きに惑わされずに長期的視野で立てなければなりませんが、外交戦略を立てる上では過去の歴史を知らなければ、長期的な視野に立つ予測が立たず、戦略を構想することはできない。歴史家=戦略家という事ができるし、外交のみならず政治経済や軍事文化技術などにも精通していなければならない。

近代日本は英国やナチスドイツやアメリカと軍事同盟を結んできましたが、ナチスドイツとの同盟がうまく機能しなかったのは、行き当たりばったりの状況で同盟を結んだからであり、米英に対抗するにはドイツとの同盟で対抗しようとしたからだ。しかし同床異夢の同盟であり利害もばらばらだった。松岡洋介も失敗だったと反省していた。

成功したといえるのは日英同盟と日米同盟であり、同じ海洋国家として利害が一致していたからだ。しかし利害が一致しなくなれば日米同盟も日英同盟と同じく解消されることも計算に入れておくべきだろう。そのためにはなぜ日英同盟が解消されたかを考えるべきであり、少なくとも日英間には解消すべき理由はなかった。

問題はアメリカであり、日英同盟はアメリカにとって目障りなのは確かだろう。カナダやオーストラリアも日英同盟には反対であり、これらの国から圧力をかけられれば英国も解消に踏み切らざるを得なかった。アメリカは太平洋を西へ西へと勢力を伸ばしてきましたが、中国市場をめぐって日米が対立することは予想されたことだ。

英国に対してもヨーロッパ市場をめぐる争いでは競合関係であり、第一次世界大戦ではドイツとの戦争で膠着状態になった時に、アメリカが参戦して英国に貸を作って日本との同盟を解消させた。アメリカは210万人もの兵力を送り込んで勝敗を決定づけた。

日本は、ロシアからの軍事的圧力が小さくなったことで日英同盟の価値も減少したと見たのでしょうが、対アメリカからの圧力をかわすための日英同盟を考えたことはなかったのだろうか? アメリカから見れば日英同盟は東西両方から挟み撃ちになる可能性があったが、アメリカの西進は日本とぶつかることが予想された。

結果的に日本はヨーロッパ戦線には参戦せず、アメリカが参戦して英国は救われた。アメリカが参戦したのはそれなりの打算があったからですが、英独をへとへとになるまで戦わせて、武器輸出で大儲けをして最後はおいしいところを持っていくというやり方です。

日本も朝鮮戦争やベトナム戦争では参戦せず、もっぱら商売で大儲けしましたが、戦争は中立国にとっては儲けるチャンスであり、アメリカは結局は勝利出来なかった。日本は使うべき戦力を使わずに、すべきでなかった大東亜戦争で戦力を使ってすべてを失ってしまった。

もし日本が第一次大戦でヨーロッパに大兵力を送って勝利していればどうだっただろうか? イギリスやフランスは日本に味方してアメリカとの対立は回避できたのではないだろうか? アメリカとの同盟関係も維持していくためには集団的自衛権を行使して行かなければ日米同盟も危ういだろう。おそらく2015年以降には朝鮮半島で戦争が起きるかもしれませんが、前の朝鮮戦争ベトナム戦争の時のように商売第一とはいかないだろう。

 

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コメント
 
01. 2013年8月11日 10:53:50 : suEGVWSWrH
>もし日本が第一次大戦でヨーロッパに大兵力を送って勝利していれば

妄想は正しい議論を妨げる
議論に妄想を持ちこむと
何でも有りになりその先の議論は無意味
マトモな知性は議論に妄想を持ち込まない


02. 2013年8月11日 21:54:10 : LiDVJPdIgI
ネトウヨ日記に知性を期待しても仕方あるまい。
ブログ主は2chの方でやったほうが話があって楽しいだろうに
なぜ阿修羅に投稿し続けるのか不思議

03. 2013年8月12日 18:48:11 : F1Sr2Hx0Nj
いろいろなIF(もしも)は考えられる、
しかし、米国が日本の日露戦争勝利の後すぐに、日本を仮想敵国としてオレンジ計画を進めたようであるから、宿命の対決は必然だったのだろう。

04. 2013年8月12日 19:07:53 : kzw3kFxyHw
想定が既に妄想。

05. 2013年8月14日 03:37:37 : sUpHQ8Q75g
英で油堕菌が根絶やしにされてたらとか
飴で油堕菌が排斥されてたらとか
そういう根っこの問題に焦点を当てなきゃ
何も見えん罠w

06. 2014年2月05日 20:14:56 : WzX8nPCmYM
誇大妄想狂の歴史創作はお都合がよろしいことしか考えない。

あり得ないその仮定であっても、日本は米中によって侵略されていただろう。

不可侵条約を破棄したソ連ではなく、直接米中により日本は玉砕したかもしれないじゃないか。

あくまでも日本の戦勝か日本優位の終戦など無い無いでは無いでしょうか。

hahahahahahahahahabak


07. 2014年2月05日 20:18:17 : WzX8nPCmYM

帝国陸海軍は勝てない場合は玉砕を覚悟してた弱い軍隊だったんだよな。

そんなことも分からない誇大妄想狂か、恥さらし目が!


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