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イスラエル/被占領パレスチナ地域:パレスチナ人活動家への嫌がらせをやめよ  アムネスティ・インターナショナル
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/415.html
投稿者 ダイナモ 日時 2013 年 7 月 18 日 21:37:38: mY9T/8MdR98ug
 

2013年7月18日 [国際事務局発表ニュース]


アムネスティ・インターナショナルは、イスラエル当局がパレスチナ人人権活動家のナリマン・タミーミさんとその家族に対して、執拗ないじめと司法的嫌がらせを行っていることを強く非難する。

当局は7月4日、抗議行動への参加を妨害するため、タミーミさんを部分的な自宅軟禁に置いた。彼女は来週裁判を控えている。

この軟禁はタミーミさんと家族、同じ村の人びとへの最近の執拗な嫌がらせで、これまでも同様の人権侵害が繰り返されてきた。当局は、このような恣意的な制限を即時解除し、起訴も取り下げるべきだ。

タミーミさんは6月28日、別の活動家のラナ・ハマディさんとともに逮捕された。ナビ・サレの村人たちが土地を奪われたことに抗議して、近くの泉に向かって歩いていた時のことだった。2009年、イスラエル人入植者たちは、ナビ・サレ村近くのアル=カウズ泉を占拠した。違法な入植地は現在、軍により保護されている。

抗議行動の間、ひとりの兵士が紙切れをちらつかせながら、「もし立ち去らないなら逮捕されることになるよ」と近づいてきた。立ち去ろうとすると、複数の兵士に逮捕された。その後、タミーミさんとハマディさんは「封鎖軍事地域」に入ったとして起訴された。

翌週の7月1日に保釈された後、裁判所は彼女たちに部分的な自宅軟禁の判決を下した。その結果、抗議行動を行う毎週金曜日は午前9時から午後5時まで自宅を出ることができなくなった。

2人は、イスラエル人入植者が土地を違法に奪取したことに平和的に抗議するという基本的人権を否定されている。また、司法当局はこの人権の行使を罰するために、誤った法的手段を使っている。

逮捕後、タミーミさんは、2人がどのような状況に置かれたかを、アムネスティ・インターナショナルに語ってくれた。足かせを着けられて拘禁されたり、車内で一晩中勾留されたりした。イスラエル人男性囚人たちを乗せたバンに入れられて、罵声と身体的脅迫を受けたこともあったそうだ。

彼女はこれまでにも何度か逮捕や自宅の強制捜査を受けてきた。夫のハッセンさんは少なくとも2回、投獄されており、良心の囚人として拘禁されている。

兄弟のルシュディさんは昨年のデモの際にイスラエル軍兵士から背中に実弾を撃ち込まれ、2日後、病院で亡くなった。家族が病院に連れて行こうとするのを、イスラエル軍兵士がわざと遅らせようとしていたことを示すビデオがある。軍による継続的な蛮行だ。

イスラエル当局は、活動家たちとその家族を脅して沈黙させるためにあらゆる手段を用いている。当局は、自らの権利のために立ち上がる人びとを狙って嫌がらせを続ける腹づもりだ。

アムネスティ国際ニュース
2013年7月4日


http://www.amnesty.or.jp/news/2013/0718_4066.html  

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コメント
 
01. 2013年7月19日 00:13:59 : niiL5nr8dQ
焦点:北朝鮮船に「時代遅れ兵器」、キューバ軍の苦境浮き彫りに
2013年 07月 18日 16:26 JST
[マイアミ 17日 ロイター] - 中米パナマでキューバの兵器を運搬していた北朝鮮籍の貨物船が拿捕された事件。アナリストからは、不吉な軍事的脅威というよりも、キューバ政府が直面する苦境が浮き彫りになったとの声が聞こえる。

キューバは北朝鮮との武器取引を禁止した国連安保理決議に違反した可能性があるが、その違反行為に対しては軽いお仕置きを受ける程度になるだろう。見つかった兵器は旧ソ連時代のもので、国際社会が懸念する北朝鮮の核兵器拡散とは無関係とみられるからだ。

米バージニア州に拠点を置く研究機関のキューバ専門家、フィリップ・ピーターズ氏は、今回の事件について「今分かっている情報では、軍事的な影響はほとんどない」と指摘。北朝鮮をめぐっては「核兵器や弾道ミサイルが国際社会の最大の懸念事項だが、それとは全く関連がない」と述べた。

拿捕された貨物船の積み荷には、地対空ミサイルシステム2基、ミグ21戦闘機2機、同機エンジン15基などが含まれており、その全てが旧ソ連時代の兵器で20世紀半ばに製造されたものだった。

カナダ王立軍事大学のハル・クレパック教授は、キューバ軍は「驚くほど旧式の武器や装備を使用している」とコメント。「米国防総省が繰り返し分析しているように、キューバは米国など近隣諸国の脅威になるようなものは有していない」と語った。

米国防総省は1998年の報告書で、キューバの軍事力が91年のソ連崩壊で規模・能力ともに大幅に低下し、「米国や近隣諸国への脅威はごくわずかになった」と分析していた。

今回の事件が安保理決議違反にあたる可能性はあるものの、オバマ政権は慎重な姿勢を見せている。17日にはキューバ側と移民協議を行ったが、同国政府を非難することはなかった。米当局者は、全てが明らかになってからキューバ側と事件について話し合いの場を持つ計画だと話している。

<バーター取引>

北朝鮮籍の貨物船が拿捕されたことを受け、キューバは「旧式の」兵器を修理のため北朝鮮に輸送していたと説明。「キューバは核軍縮や国際法を尊重し、平和のために尽力している」とした。

クレパック氏は、1950年代に初飛行したミグ21戦闘機を「あきれるほど時代遅れだ」と表現し、同船に積載されていたとされる地対空ミサイルのレーダーについても同様の見方を示した。

また、クレパック氏は「キューバは新型の兵器を購入する資金がなく、自前の修理施設も持っていない。すなわち、航空機を解体するのでなければ、別の場所で修理する必要がある」と解説した。

クレパック氏によると、キューバはその厳しい財政状況から北朝鮮に接近した可能性が強く、両国は砂糖などを交換するバーター取引を行っているとみられる。北朝鮮は過去にも、同様の兵器の修理を食料と引き換えに請け負ったことがあるという。また、ロシアや中国も修理を行うことはできるが、この2国は現金払いを条件にしていると、同氏は付け加えた。

米国の慎重姿勢にかかわらず、武器の輸送が米国との関係改善を目指すキューバには悪影響となる可能性がある。米議会のキューバ系議員からは、オバマ政権はより強硬な措置を取るべきだとの声が上がっている。

米上院のロバート・メネンデス外交委員長は、「ある共産政権から別の共産政権に砂糖の袋の下に隠された状態で武器が輸送されることは、偶発的な事件ではない」と発言。キューバをテロ支援国家に指定し続ける必要性を強調した。

前出のピーターズ氏は、キューバの行動が政治的失態だとし、「安保理決議違反で非難されるべきだ」と指摘。ただ、「キューバ軍は米国にとって脅威にはなっていない。過去20年の間、キューバ軍は昔の軍の見せかけにしか過ぎなかった」とも話した。

(原文執筆:David Adams記者、翻訳:野村宏之、編集:橋本俊樹)


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