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エジプト:テレビ局封鎖、逮捕状…クーデター周到に準備か
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/389.html
投稿者 グッキー 日時 2013 年 7 月 09 日 21:32:33: Cbr3d6O9vj7Mc
 

エジプト:テレビ局封鎖、逮捕状…クーデター周到に準備か
毎日新聞 2013年07月06日 20時36分(最終更新 07月06日 21時30分)
http://mainichi.jp/select/news/20130707k0000m030036000c.html

カイロ中心部タハリール広場近くにある橋に到着したエジプト軍の軍用車=2013年7月5日、AP
拡大写真
 【カイロ秋山信一】エジプトの軍事クーデターは早い段階から周到に準備されていたとの見方が強まっている。モルシ前大統領の権限剥奪と同時に軍は、モルシ氏の出身母体・穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団が運営するテレビ局を封鎖。警察を管轄する内務省とも連携し、同胞団幹部を次々と逮捕した。しかし、同胞団とモルシ氏支持者の激しい抵抗に軍の計算は狂い、事態収拾のめどは立っていない。

 「国防相の演説が終わったと思ったら、すぐに治安部隊が来た。放送は止められ、プロデューサーも技術者も逮捕された」。同胞団が運営するテレビ局「エジプト25」の関係者は、クーデターが実行された3日夜の様子をこう振り返った。

 軍や内務省は3日夜、同胞団などイスラム組織が運営する少なくとも六つのテレビ局を封鎖。カタールのテレビ局「アルジャジーラ」による同胞団の集会拠点、ラバ・アダウィーヤ・モスクからの中継も止まった。軍は同胞団の情報発信力を弱めようとしたようだ。

 さらに、同日中に同胞団の関係者300人の逮捕状が用意され、次々と執行された。

 軍トップのシシ国防相は6月23日、反モルシ派が30日に大規模デモを計画していることを踏まえ、政権側と反モルシ派の双方に妥協を求めた。

 軍は遅くともこの時期にはクーデターを想定していたとみられ、30日朝から、装甲車部隊や戦車部隊を主要都市やパレスチナ自治区ガザとの境界付近に展開させた。

 デモが拡大した30日夜、メディアは「軍関係者の話」としてデモ参加者数が数百万〜1400万人に上ったと報道。だが、実際には大規模だったカイロのタハリール広場でも100万人には遠く及ばなかった。「民意に基づいた介入」を演出するため、デモの参加者数を意図的に水増しした可能性がある。

 だが、同胞団はカイロ近郊のモスクやカイロ大学付近で集会を継続。反モルシ派との衝突も拡大しており、混乱は続いている。
--------------------

だんだんクーデターの実態が明らかに成って来た。
事前に準備され、口実になるデモも水増しされた。

200万なんて数字が簡単に出てきたのでおかしいと思った。
分かるはずの無い数字が意図も簡単に出てきた。
2000万なんて言ってたのも有った。
これじゃ民族大移動だよww

軍が主体となり計画したクーデターだ。  

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コメント
 
01. グッキー 2013年7月09日 22:13:50 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
アメリカの工作員が世俗派に大規模デモを持ちかけたのだろう。
クーデターの話はしていないと思う。
資金援助くらいはしたか。

軍も下部組織を動員してデモ要員を集めたのだろう。
占拠するテレビ局、逮捕する同胞団幹部を決定し、
動静を探っていたのだろう。

デモは数万か数十万人か。
それを200万人とか2000万人とか滅茶苦茶な数字を出し、
エジプト国民がみんなモルシ退陣を望んでいるという宣伝をし、
軍のクーデターを正当化しようとしたんだろう。
何しろデモの人数など簡単には特定できないからね。
エジプト全土で200万と言われれば簡単には否定できない。

それでもアメリカはクーデターではないと言い張り
軍事援助を続けるつもりだ

エジプト:米、軍事援助継続へ…見直し指示に慎重論が噴出
http://mainichi.jp/select/news/20130710k0000m030039000c.html


02. 仁王像 2013年7月09日 22:22:31 : jdZgmZ21Prm8E : XesT3SJ2vE
 >しかし、同胞団とモルシ氏支持者の激しい抵抗に軍の計算は狂い、事態収拾のめどは立っていない。

 この部分を最も注力したい。ここの推移が軍の命運を決める分水嶺となると見る。エジプト国民はここ数年の実体験から多くのことを学び目覚めてきた。軍の旧来のやり方で短期間に抑え込めるとの判断が甘かったことにやがて旋律を覚えることになると思う。

 >クーデターは早い段階から周到に準備されていたとの見方が強まっている。
 >6月23日… 軍は遅くともこの時期にはクーデターを想定していたとみられ

 ここは鵜呑みにできない。秋山記者の主観も相当入っているとみるべきだ。「遅くとも6月23日」ともある。この時期の想定なら、「周到な準備」というには言葉が行き過ぎだろう。「周到な準備」という言葉の響きから連想するのは、モルシ政権発足間もない時期あたりである(軍幹部が罷免された等)。
 それにもかかわらず計算が狂ってきたということと整合性がとれない。私の直感では、かなりおっとり刀的ではなかったかということ。すぐテレビ局を押さえたというのは、過去のクーデター経験からもすぐ執る行動に過ぎない。

 今度ばかりは、軍部の思惑どおりスンナリ事が運ぶとはとても思えない。

 ムスリム同胞団は1千万人いて(エジプトの人口は8千万)、普段は社会の底辺で慈善活動をしているという。その上部で政治の分野で活動している、数百人が拘束されても、同胞団の本隊はダメージは受けないだろうとの見通しを、Nクロ現に出ていた専門家は語っていた。これまでのムスリム同胞団の行き方は、頭の上を暴風が通り過ぎるのをやり過ごして命脈を保ってきたとも。


03. 仁王像 2013年7月09日 22:37:11 : jdZgmZ21Prm8E : XesT3SJ2vE
「旋律」→「戦慄」でしたね。大幅に迫力を減じてスイマセン。

04. グッキー 2013年7月09日 23:00:11 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
>>02

私もいつクーデターを計画したかまでは分かりません。
しかしクーデターを起こすためにはデモを大々的に見せる
必要が有った。
世俗派にはデモを起こすことを働きかけているはずです。
そのころにはクーデター計画が有ったのではないかと思います。

だいたいデモが200万人と聞いたときなんかおかしいとピンと来ました。
争点がはっきりしないデモでそんなに集まるはずが無い。
日本だって反政府デモを行うなら、原発反対とかTPP反対とか憲法改正反対とか
争点が必要です。
ただの安倍出て行けデモでは人が集まらない。
エジプトの反政府デモは、最初から争点が不明だったから胡散臭かったんです。

クーデターの内幕が世界やエジプトに広まれば、軍部もとても
持ちこたえられないでしょう。


05. tk 2013年7月10日 00:41:46 : fNs.vR2niMp1. : ZJiHalqvM2
https://twitter.com/gloomynews/status/354601201049927681

deepthroat
‏@gloomynews
イスラエル政府首脳各者がオバマ政権閣僚に対し、エジプト暫定政府への支援金を停止しないよう要請。ネタニヤフ首相はケリー米国務長官に、モシェ国防相はヘーゲル米国防長官に、アミドロル国家安全保障補佐官はスーザン・ライス米国家安全保障担当大統領補佐官に電話で要請したとハーレツ紙報道。


06. グッキー 2013年7月10日 05:44:55 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
>>05

そういう記事も有りましたね。まず最初がモルシの腹心が
欧米に軍隊の派遣を打診したとか

次がシシ国防相とモルシの最後の会談で、国防相が辞任を迫るのに対し。
「そんなことをしたらアメリカが放っておかないぞ」と言ったとか。

出所不明の記事
これって印象操作じゃないかなー
モルシはアメリカの傀儡だと印象つけるための
アメリカの傀儡なら嫌われますからね

ムスリム同胞団の団員もほとんどが反米感情を持っているでしょう。
その代表の大統領がアメリカの傀儡とは、よほどの確かな証拠が無ければ
信じがたい。
軍とアメリカが近いのは周知の事実です。


07. グッキー 2013年7月10日 05:49:32 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
>>06

暫定政府への支援要請ですか
それなら整合性がありますね


08. 2013年7月10日 06:12:40 : OIxNYWfJog
アンカー間違い
>>06。゚
>>05

09. 2013年7月10日 06:15:19 : OIxNYWfJog
また間違い
>06×

10. グッキー 2013年7月11日 06:52:29 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
エジプトのことを調べていたら悲しい現実が目にとまった。

識字率66%

文盲が34%も居る。
文字を知らなければ語彙が増えない。
思考の幅が小さくなる。
耐えられないほど悲しいことだ。

いったいムバラクは30年以上も統治していて何をしていたのだろう。
エジプトの支配層は何を考えていたのだろう。
国民のことなど何も考えていなかったのではないか。


11. グッキー 2013年7月11日 17:00:48 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
私がクーデターを計画するなら
アメリカの了解は必須条件。
アメリカの了解が無ければ軍備がガタガタに成っちゃうからねww
これは軍として譲れないところ。将軍様はおもちゃが好きだから。
世界から見放され、世俗政党の協力も得られなければ話に成らない。
ていうか企画は実績のあるDIAだと睨んでいる。

単純な軍事クーデターではアメリカが困るので、国民による追放
という形を取りたい。
大規模デモは必須要件。

軍が世俗派に働きかけるのは怪しまれるので、アメリカが世俗派に
辞任要求のデモを嗾ける。
世俗派は動員能力が無いので、軍の下部組織、企業を使って動員する。

大規模に見せるのはカイロに集中させるのが効果的、地方は100〜200人で
イスラム同胞団の事務所を襲わせるなど騒ぎを起こせば良い。
どうせ治安部隊は警備する気が無い。

首都で数万人集めればカメラアングルには人は入りきれなく写る。
全国で何万人など報道陣には調べようが無い。
軍の関係者とかってネタ元で全国で数百万人といえば、速報を大事にする
マスコミはそのまま報道する。

辞任要求署名というのも軍の下部組織を使って集めたのでしょう。
2200万人なんて出鱈目だと言っているようなもの。
検証に耐えるものでは無いでしょう。
どうせモルシを追放すれば検証しないんだから。

謀略報道も行う。
モルシの後ろ盾がアメリカ何てのは効果的か
アメリカ嫌いの国民のモルシ支持を減らせる。

海外向けに市民の声の動画も製作する。
モルシはムバラクより1000倍悪いなんてのは海外向け。
公共料金が2〜4倍、上がったなんて話は嘘なら国内ではすぐにばれる。
電気料金とかそんなに上がれば、過去に値上げ反対のデモが起きているはず。
いきなりモルシ辞任要求なんて信じられない。
でも人の良いアメリカ人は騙されちゃうかな。

後はムスリム同胞団を追放し、世俗政党を傀儡に仕立てれば良いんだけど
ストーリー通り上手く進むか。


12. グッキー 2013年7月12日 12:05:37 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
動乱エジプト:暫定内閣、来週に組閣 広範な国民支持は困難
毎日新聞 2013年07月11日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/news/20130711dde007030017000c.html
 【カイロ秋山信一】軍事クーデターでイスラム組織ムスリム同胞団の政権が排除されたエジプトで10日、ベブラウィ暫定首相はロイター通信に対し、暫定内閣人事の協議を各政治勢力と進めており、「来週早々にも組閣作業を完了したい」と述べた。

 協議対象には、外交担当副大統領に任命されたエルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長らが率いる反モルシ派の世俗リベラル組織「国民救済戦線」が含まれる。ベブラウィ氏は、モルシ氏を支持する同胞団などのイスラム勢力にも閣僚ポストを提供する構えだが、暫定政権づくりを主導する軍への反発は根強い。ベブラウィ氏も、「全員を満足させられるとは思わない」と発言。イスラム勢力抜きの新内閣が発足すれば、広範な国民の支持を取り付けることは困難で、政治的な不安定状態は今後も続く可能性がある。

 クウェートは10日、エジプトに対し40億ドル(約4000億円)相当の現金や石油製品を提供すると発表した。サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)も計80億ドル規模の支援を約束しており、同胞団の伸長を警戒していたペルシャ湾岸諸国は、暫定政権を支える姿勢を明示している。ロイター通信によると、エジプト最大の援助国・米国も、8月に予定されているF16戦闘機の引き渡しを変更する予定はないという。
----------------

ここら辺は予定通りの行動だろう
−−−−−−−−

シリア反体制派と距離 エジプト、入国制限や拘束
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130712-00000100-san-m_est
産経新聞 7月12日(金)7時55分配信
 【カイロ=大内清】エジプトのマンスール暫定政権が、モルシー前大統領が積極支援してきたシリア反体制派への態度を硬化させている。エジプトは反体制派への直接的な武器供与は行っておらず、シリア内戦の戦局への影響は限定的とみられるが、同国の首都カイロをアラブ諸国へのロビー活動の拠点とする反体制派の政治指導者らにとっては痛手となりそうだ。

 地元報道によると、エジプト当局は3日のクーデター後、これまではほぼ自由に入国できたシリア人に、入国査証(ビザ)やエジプト治安機関の許可証取得を義務づけると決定、シリア人の拘束や退去も相次いでいる。6月中旬にモルシー前大統領がアサド政権との断交を宣言して閉鎖されたカイロのシリア大使館は、今月7日に再開した。

 イスラム原理主義組織ムスリム同胞団出身のモルシー氏は、自身と同じイスラム教スンニ派が中心の反体制派を一貫して支援。同胞団幹部からは、シーア派の一派、アラウィ派が主導するアサド政権への「ジハード(聖戦)」呼びかけが相次ぎ、多数のエジプト人が反体制派に参加した。

 しかし、主に宗教的動機でシリア問題への介入を深めたモルシー氏の態度は、軍の逆鱗(げきりん)に触れ政変の誘因の一つになったとも指摘される。シリアの同胞団組織などイスラム勢力が反体制派の一角をなしていることも、軍の警戒を呼んだ。

 反体制派は、カイロが本部のアラブ連盟(加盟21カ国・1機構)などでの働きかけで支援を引き出してきたが、同連盟の事務局長ポストを握るエジプトが態度を変え始めたことで、活動が難しくなる可能性がある。

 他方、実際の戦闘に従事する反体制派部隊を支えているのは、カタールやサウジアラビアなど湾岸産油国からの武器や資金だ。
−−−−−−−−−−

ここら辺は複雑怪奇、良く分からない
シリア反政府派を支援するサウジ、カタールがエジプトを支援し、
サウジ、カタールが支援するエジプトがシリア反政府派の支援を止めるとは

もっともエジプトはシリア情勢にはあんまり関与していない。
アラブ連盟がシリア反政府派を承認したのは去年だが、エジプトが
シリアと断交したのは先月だ。
まあ、いろいろな絡みが有るのだろう。


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