http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/342.html
Tweet |
モサド:シリアで戦わせるためアルジェリア人をリクルート
イスラエルの諜報機関モサドのロゴマーク
◆6月20日
アラブとイスラエルとが闘っている、というのは、事シリア問題に関しては嘘である。既に昨日の記事で「イスラエルはこのイスラム教内部の対立を利用して、アラブ・イスラム勢力の潰し合いを側面から煽っている」と指摘したが、以下の記事にあるように、イスラエルの諜報機関であるモサドがアルジェリアの青年をシリアで戦わせるためにリクルートしているという。
イスラエルのモサドという名前を用いているわけではなく、恐らくはアラブ系の、例えばカタールやサウジアラビアの関係機関のようなふりをしてリクルートしているのであろうが、実に卑劣で狡猾なやり方である。アラブ人同士で戦わせて、アラブ・イスラム教徒の勢力を弱体化させることで、中東の覇権を維持しようとする戦略である。
そうと知って、それでもそのイスラエルと共同でシリアのアサド政権を転覆させようと図るカタールやサウジアラビアも、裏切り者の烙印を押されても仕方ない存在である。この所業の故、彼らの将来も運勢をなくし哀れな末路を辿る事になるであろう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
●モサド:シリアで戦わせるためアルジェリア人をリクルート
http://english.farsnews.com/newstext.php?nn=9203184394
【6月19日 Fars News Agency】
イスラエルのスパイ機関である「モサド」はシリア人とシリア政府と戦っている外国勢力が支援しているテロリストらを支援するため、アルジェリア人の青年らをリクルートしシリアに派遣しようとしている、とアルジェリアの新聞が19日報じた。、
匿名を希望する情報筋はアルジェリアのアル・ファジル紙に対して、アルジェリア内の活動家らのサラフィ・グループはモサドの監督の下にあり、これらのグループはアルジェリア人の青年らを「シリアの聖戦」と彼らが呼ぶ戦いに向かわせようと、そして一般市民の殺害、騒擾活動を行わせる為、勧誘活動をしていると語った。
この情報筋は、サラフィ・グループはチュニジアの彼らの宗教的信徒と直接的接触を維持していること、またカタールから金融的・軍事的援助を受けていると語った。
今週始めには似たような指摘がオーストリア高官によって暴露された。彼は兵站的、軍事的、および医療的支援がイスラエルによってシリア内のテロリスト・グループに対してなされている、と指摘した。
「イスラエルはシリアとの国境を非常に頻繁に越えて、シリア側の国境の村落に介入し反乱勢力とテロリスト・グループに対する、さまざまな兵站的、軍事的、医療的支援活動を行っている」とオーストリアの高官が匿名で17日、パレスチナの週刊誌アル・マナールでのインタビューで語った。
彼は更に、イスラエルとテログループは、シリアと占領されたパレスチナ領土の間の国境地帯に、彼らの間の活動を調整し反乱グループに対する援助を容易にするための合同作戦室を持っている、と語った。
この高官は最近多国籍軍としてゴラン高原に派遣された者であるが、彼はイスラエルは野戦病院と臨床センターで負傷した反乱軍兵士の治療にあたっていると指摘した。
関連する情報として、カタールの治安筋が16日、イスラエルがシリア問題調整担当官のアフィフ・シャビトを、反乱勢力側に更なる武器の支援をする件で話し合うためのロンドンでのカタール政府高官との会合のため、5月下旬に派遣したと明らかにした。
「5月20日、4時間に及ぶ話し合いが、イギリス在住のカタール市民であるハリド・アアベドのロンドンのブラウム・ハウスにある館で持たれた」と、FNAに匿名である情報筋が語った。
「この話し合いの間に、シリアのテロリストが必要とする武器をイスラエルが準備をし供給する事が決定された。この件で、イスラエルはヨーロッパの兵器製造企業と交渉に入ること、またカタールは資金と武器購買に必要な予算の責任を持つことが決定された」と情報筋は語った。・・・以下略
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。