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権力によるバイアスのかからない優れたフォトジャーナリズムを紹介する報道写真誌『DAYS JAPAN』が主催する賞が「DAYS国際フォトジャーナリズム大賞」。その受賞作を紹介する展覧会『DAYS JAPAN写真展2013 地球の上に生きる 世界の未来をつくるために』が、公益財団法人 せたがや文化財団 生活工房にて開催される。世界の過酷な現実を伝える、約60作品が伝えるものとは?
世界最高水準のドキュメンタリー写真を掲載し、「権力の監視」というジャーナリズム本来の役割を担う雑誌として、環境や貧困、内戦や原発などさまざまな社会問題に鋭く切り込んでいる報道写真誌『DAYS JAPAN』。チェルノブイリやパレスチナに関する著作も多いジャーナリストの広河隆一の責任編集によるこの雑誌が、毎年1回発表しているのが「DAYS国際フォトジャーナリズム大賞」だ。毎年、人類と地球が抱える問題、人間と自然の尊厳をうたい上げるフォトジャーナリズム作品が選出されているこの賞。本展『DAYS JAPAN写真展2013 地球の上に生きる 世界の未来をつくるために』では今年の受賞作品、約60点を展示する。
http://www.daysjapan.net/topimg/pdf/chirashi201306_2.pdf
展示作品に映し出されているのは、カメラが目撃した“世界の過酷な現実”。自由を求めながらもボロボロに負傷する兵士たち、その根底にある貧困のなかで足掻き続けて犠牲となる子ども、老人、女性たち……時に見る者の胸を深くえぐるような作品が並ぶ。フォトジャーナリズムの緊張感に満ちた現場から届けられる記録の数々は、しかしわたしたちと無関係なことばかりではない。矛盾に満ち、混沌としたわたしたちの世界が抱える重い課題を突きつけられる瞬間も多々あるはずだし、一見絶望に満ちた被写体から、未来への展望が見えてくることもあるだろう。世界の未来はどうなっていくのか、フォトジャーナリストたちの渾身の作品を前に、それぞれの立場からじっくり考えてみるいい機会ではないだろうか。
展覧会と合わせ、初日の6月15日(土)には広河氏のトークイヴェント「ジャーナリストとして伝えるべきこと」が、また6月23日(日)には、反骨の報道写真家、福島菊次郎に関するドキュメンタリー映画『ニッポンの嘘〜 報道写真家 福島菊次郎90歳〜』の上映と、長谷川三郎監督のトークショーが開催される。こちらもお見逃しなく。
http://wired.jp/2013/06/12/event-days-japan/
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