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2013/5/16 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
「司令官は凍り付いたように苦笑い」した、と橋下徹日本維新の会共同代表は言っている。
米兵の「性的エネルギー」を発散させるため「もっと風俗業を活用しては」と、橋下氏が米海兵隊普天間飛行場の司令官に進言した時のことだ。
橋下氏は司令官がなぜ「苦笑い」したのか、真意を理解していなかったようだ。実は、米国内では今、米兵による性的暴力が大きくクローズアップされている。
米国防総省は5月7日、「性的暴力防止・対応戦略計画」と題する年次報告書を発表した。それによると、2012年に起きた米兵による性的暴力やセクハラなど「望まない性的接触」の総計は実に約2万6000件に上り、前年(1万9000件)比で約37%もの増加を記録した。
これは各部隊で「匿名」を前提に行った調査で計上された数字。他方、各軍内部で正式に届け出があった数字はそのわずか約8分の1の3374件。前年(3192件)比約6%増だった。被害があっても、男性加害者は厳しく罰せられないまま部隊に復帰するケースもある。
実際、軍法会議にかけられて有罪になるケースは10分の1以下。有罪の場合も軽微な刑が多い。
中には、空軍の将官2人の例のように、恩赦を受けて、釈放されるケースもあった。
上官を訴えても厳格に裁かれず、後で仕返しされる、と恐れて、泣き寝入りする女性兵士が多いといわれる。特に、入隊したばかりの女性新兵が研修訓練中、教官に狙われるケースが多いという。
年次報告が発表される2日前の未明には、空軍で「性暴力の防止とその対応策」を担当する幹部が酒に酔って、ワシントン郊外アーリントンの駐車場で、女性の胸や尻を触り、逮捕される事件が起きた。顔にひっかき傷を負った犯人のジェフリー・クルシンスキ中佐は、性暴力罪で起訴された。
軍規の乱れを重く見たおオバマ大統領は「こうした犯罪を容認しない」と厳罰に処するようヘーゲル国防長官に指示した。
今まさに軍隊内の性犯罪が大ニュースの米国。司令官は橋下氏から、解決策に「買春」を持ち掛けられた、と思ったようで、話には全く乗らなかった。
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