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国際刑事裁判所:イスラエルを調査へ ガザ支援船拿捕事件
毎日新聞 2013年05月15日 12時57分
【ブリュッセル斎藤義彦】国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)のベンスダ主任検察官は14日、トルコ人活動家ら9人がイスラエル軍に殺された2010年5月のガザ支援船拿捕(だほ)事件について、船籍のあるコモロ連合の捜査要請を受け付けたと発表した。検察官は調査を行い捜査開始を決める。イスラエルはICC非加盟国だが、非加盟国スーダンのバシル大統領に逮捕状が出た前例があり、イスラエルの責任者が国際法廷で裁かれる可能性も出てきた。
イスラエルのネタニヤフ首相は今年3月、オバマ米大統領の要請を受け事件についてトルコに謝罪。イスラエルとトルコは補償協議中で、ICCが捜査することになれば、外交関係に影響をもたらすこともありうる。
検察官によると、コモロ政府を代表してトルコの弁護士グループが14日、検察官と会い、コモロ政府の捜査要請の付託を行った。
ICCを規定するローマ条約によると、加盟国に登録する船の中で犯罪が行われた場合はICCが管轄権を行使できる。また加盟国は事件をICCに付託できることから、コモロ政府が弁護士グループの助力で付託した。
非加盟国のスーダンの場合、国連安全保障理事会が05年に事件をICCに付託。検察官が同年に捜査を開始し、ICCは人道に対する罪や戦争犯罪でバシル大統領に09年と10年に逮捕状を出した。
ただ、バシル大統領はICCを無視して他の非加盟国に渡航もしており、イスラエルも同様に捜査を無視することも想定される。
イスラエルは事件の被害者に補償することには同意しておりトルコと交渉中。トルコは、パレスチナ自治区ガザ地区の経済封鎖を解くことを和解の前提としており難航している。
http://mainichi.jp/select/news/20130515k0000e030208000c.html
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