06. 2013年5月10日 13:38:48
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祖国平和統一委員会書記局報道 第1035号 【平壌5月10日発朝鮮中央通信】先日、南朝鮮の「セヌリ党」が統一運動団体を強制的に解散するという内容のいわゆる「犯罪団体の解散などに関する法律」の制定案というものをつくり上げた。 この制定案がかいらい国会で通過される場合、南北共同宣言実践連帯、祖国統一汎民族連合南側本部をはじめ南朝鮮の進歩的な統一運動団体をすべて強制解散することができるという。 「セヌリ党」の妄動は、南朝鮮の統一運動団体を「犯罪団体」に仕立てて強圧的に解体、抹殺して祖国統一運動を阻み、同族対決策動にさらに執着し、社会を親米保守化しようとする腹黒い下心による許しがたいファッショ的暴挙で、南朝鮮の人民と全同胞のこみ上げる憤激をかき立てている。 周知のごとく、「セヌリ党」が「犯罪団体」に仕立ててなくそうとしている団体はすべてが歴史的な両北南共同宣言を支持し、民族の和合と統一、南朝鮮社会の自主化と民主化を主張し、その実現のために活動する団体である。 彼らの主張と活動は、同胞の志向と民族の念願から見ても、現情勢から見ても至極正当かつ義に徹することとして、犯罪視すべきいかなる理由や根拠もない。 にもかかわらず、「セヌリ党」は統一運動団体に対してとてつもなく「犯罪団体」のレッテルを張り付けて抹殺しようと策動している。 いったい、北南首脳がもたらした祖国統一の里程標であり、実践綱領である両共同宣言を支持するのが何が問題であり、どうして「利敵」になり、同胞の悲願である祖国統一と南朝鮮の自主化、民主化のために活動するのがどうして犯罪になるというのか。 統一運動団体を抹殺しようとする「セヌリ党」の連中の極悪な妄動は、両北南共同宣言を否定し、民族の和合と統一に反対するファッショ対決党の正体を如実にさらけ出したもので、絶対に許されない。 こんにち、南朝鮮で問題視され、なくさなければならない本当の犯罪団体は統一運動団体ではなく、親米事大と同族対決、ファッショ的独裁を追求する「セヌリ党」のような反統一逆賊一味と極右保守団体である。 民族の尊厳と利益、人権と民主主義も眼中にないこれらの無頼漢によって南朝鮮は米国の植民地、民主と人権の不毛の地にさらに転落し、6・15統一時代の貴重な獲得物が余地もなく踏みにじられており、北南関係は対決の極点を超える険悪な事態に瀕している。 特に、現保守「政権」の発足後、南朝鮮社会はさらに反動化、ファッショ化されている。 全同胞が従う不世出の偉人たちを敬慕し、統一念願を表したからといって過酷な弾圧を受け、同族についてありのまま話し、共和国の激動的な現実を紹介したからといって「利敵」に、「従北」に仕立てられて処刑されなければならないところが今の南朝鮮である。 はては、かいらい一味は国際的に公認されたわが共和国の合法的なインターネット・ホームページを閲覧した人々まで無鉄砲に「従北勢力」に仕立てて弾圧狂気を振るっており、生存権を求める人民にも「従北」のレッテルを張り付けて迫害している。 「セヌリ党」の連中のいわゆる「犯罪団体の解散などに関する法律」の制定も、このようなファッショ的暴挙の延長である。 そのため、南朝鮮の各階層は日を追って暴威を振るっているかいらい一味の暴圧蛮行に対して「維新独裁への回帰」と強く糾弾している。 このような連中を放置すれば、南朝鮮の社会がさらに残酷なファッショ的独裁の乱舞場になるということは余りにも自明である。 正義と愛国は永遠で必ず勝利し、不義と売国は一時的で破滅を免れない。 南朝鮮の人民は、統一愛国運動を骨抜きにし、抹殺しようとする「セヌリ党」の反民族的かつ反統一的な策動を断固と粉砕し、自主、民主、統一をめざす闘争をいっそう力強く展開すべきであろう。 チュチェ102(2013)年5月9日 平 壌 祖平統代弁人、訪米での南朝鮮当局者の反共和国妄言を糾弾 【平壌5月10日発朝鮮中央通信】祖国平和統一委員会(祖平統)のスポークスマンは、南朝鮮のかいらい当局者が執権後の初の海外訪問として米国上司を訪ねてわれわれに言い掛かりをつける妄言を吐いたことで10日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。 南朝鮮の現当局者が初の外国訪問として米国を訪れて「首脳会談」「共同記者会見」「議会演説」などとしてスカート旋風を巻き起こした。 歴代かいらい大統領らが就任すれば、まず大洋向こうの米国上司を訪ねて赴任のあいさつをして同盟関係を確約し、上司の訓示を受けるのがひとつの違えられない慣例となっている。 今回の南朝鮮当局者の訪米も、上司の承認を受けて主従関係を確認し、反共和国結託を強化するための醜悪な事大・売国訪問、同族対決訪問以外の何物でもない。 米国上司は、南朝鮮の当局者を口を極めておだて、侵略的な対朝鮮政策と対アジア戦略の突撃隊におし立てるための企図をそのまま示し、南朝鮮の当局者は上司の機嫌を取りながら対決的本色を全面的にさらけ出した。 「包括的戦略同盟」「血盟関係」、いわゆる「核心軸」などとして上司と手先が振る舞ったざまは実に鼻持ちならないものである。 南朝鮮の当局者が米国に蔓延している独裁者の娘という印象を消して上司の歓心を買ってみようと行事のたびに服を着替えて視線を引こうとし、わが共和国に対する米国の敵対政策と侵略策動に歩調を合わせて「核放棄」「挑発」「代価」などとして毒々しい妄言を並べ立てたのは、万人の嘲笑(ちょうしょう)と幻滅をかき立てている。 南朝鮮の当局者は特に、われわれの並進路線を謗って「不可能な目標」だの、何のとして冒とくしたかとすれば、折に触れ、いわゆる「変化」をうんぬんしてごう慢無礼な妄言もためらわなかった。 彼女は、米国上司の機嫌を取るために口から火が出るか、何が出るかも分からずにたわごとをむやみに言い散らしたようだが、われわれがどうして並進路線を国家戦略に採択し、法化までし、われわれの核が政治的駆け引き物や経済的取り引き物ではなく、米国の非核化が実現される前まで朝鮮半島の非核化はないということぐらいは知って米国へ行かなければならなかったであろう。 「変化」について言うとしても、変化しなければならない当事者は他ならぬかいらい一味である。 南朝鮮の当局者はいわゆる「差別性」「変化」などとして有権者らを誘惑して権力の座に就いたが、先行「政権」と変わったものがひとつもなく、親米事大と同族対決、ファッショ的独裁でさらに悪名をとどろかしている。 南朝鮮の当局者が今回の訪米で「韓半島の信頼プロセス」だの、何のというものを宣伝し、青瓦台がそれに対する上司の支持を得たのが最大の所得だとけん伝しているのはなおさら見ものである。 当初からして、われわれの体制と尊厳を悪らつに冒とくし、米国と共に北侵核戦争演習をヒステリックに行いながら「信頼」などを口に乗せる対面があるかということである。 特に、いわゆる「信頼プロセス」というものが「北の核を許すことができず、北の挑発と脅威に対して補償がありえず、挑発すれば代価を払わせるようにするということ」であると南朝鮮の当局者自身が公言したが、これは李明博逆徒の「非核、開放、3000」をパッケージだけを変えて再び掲げた対決政策であるということを自ら認めたものである。 自分らの罪科はすべて覆い隠し、誰それに対して「挑発」と「変化」をうんぬんすることこそ、他人に言い掛かりをつけるイソップの寓話を彷彿(ほうふつ)させる醜態だと言わざるを得ない。 一言で言って、南朝鮮当局者の今回の訪米結果は朝鮮半島と地域の情勢を緊張させ、戦争の危険を増大させる上司と手先の鼻持ちならないキスであり、北侵と対アジア覇権戦略実現の危険きわまりない戦争前奏曲である。 南朝鮮当局者の無分別な対決ヒステリーと毒気に内・外信は驚愕を禁じえなかったし、米国上司までもうわさ通りやはり冷酷な鉄の女と言って舌を巻くほどである。 特に、ホワイトハウスの主人が南朝鮮当局者の対北政策「接近方式にたいへん共感」し、自分の考え方ととても「類似」しているとほめたたえたのは実に、示唆するものが大きい。 いま、南朝鮮の野党をはじめ各階層は当局者の今回の訪米について李明博「政権」の失敗した対北政策を踏襲した対決訪問、強硬原則論だけを繰り返した親米訪問と辛らつに糾弾しており、内外の世論はそれが北南関係に及ぶ結果に大きな懸念を表している。 かいらい一味は親米結託と同族対決で得られるものは何もなく、結局は李明博逆徒のような悲惨な運命を免れられないということを認識すべきである。 南朝鮮の当局者は米国にへつらえば権力も維持し、保護も受け、体制対決の妄想も実現することができると思っているようだが、それによって悲劇的末路に見舞われた父の教訓を忘れず熟考すべきであろう。 諸般の事実は、正しい選択をしなければならない当事者はまさに南朝鮮の当局者であるということを物語っている。 われわれは、現南朝鮮当局に対して忍耐力をもって注視している。――― http://www.kcna.kp/kcna.user.home.retrieveHomeInfoList.kcmsf 北朝鮮 朴大統領訪米に反発も南北関係改善に余地残す 2013/05/10 11:30 【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」が10日、韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の訪米を強いトーンで非難し、不満と失望を示した。その一方で南北関係の改善に余地を残したとみられる発言もあった。 祖国平和統一委員会の報道官は、韓米首脳会談と朴大統領の訪米中の発言に対し、「同族対決の行脚」「戦争前奏曲」などの表現を使って強く反発した。韓米首脳会談を「強硬な原則論だけを繰り返した親米行脚」と切り捨てた上で、「米国は南朝鮮当局者(朴大統領)をおだてて、侵略的な対朝鮮(北朝鮮)政策と対アジア戦略の突撃隊にしようという企てをそのまま示した。南朝鮮当局者は主人のご機嫌を取り、対決的な本性を全面的にあらわした」と非難した。 朴大統領が北朝鮮の「核武力・経済建設の並進路線」を批判したことを妄言としながら、「われわれの核は政治的、経済的な取引用ではなく、米国の非核化が実現されるまで朝鮮半島の非核化はないということくらいは知った上で、米国に行くべきだった」と、北朝鮮への非核化要求を一蹴した。 朴大統領が提唱する「朝鮮半島信頼プロセス」(対話や人道支援を通じ南北の信頼構築を目指す政策)については、李明博(イ・ミョンバク)前政権の「非核・開放3000」構想と変わるところはないとした。北朝鮮が先に変化すべきとの見解に対しても「変わるべき当事者は、ほかでもない(韓国の)傀儡(かいらい)一派」と話すなど、朴大統領の訪米中の北朝鮮関連の発言一つ一つに反論した。 しかし、南北関係については苦心している様子がうかがわれた。報道官は最後に「正しい選択すべき当事者は南朝鮮当局者だ」とし、さらに「われわれは現南朝鮮(韓国)当局を、忍耐心をもって注視している」と述べた。 この発言は、韓国がある程度の対話ムードをつくれば、北朝鮮が応える可能性があるとの観測を生んでいる。また、同報道官が朴大統領の実名を挙げる代わりに「南朝鮮当局者」と呼んだこと、祖国平和統一委員会の報道官談話ではなく、朝鮮中央通信に答える形を取ったことにも、北朝鮮の思惑が読み取れる。 中国が主要銀行の北朝鮮への送金業務を停止するなど国連安全保障理事会の北朝鮮制裁に賛同し、国際社会で北朝鮮の孤立が深まる中、北朝鮮としては一方的に緊張を高めることに負担を伴わざるを得ない。そのため、韓国への威嚇や非難を続けながらも、朝鮮半島状況を悪化させる挑発行為は自制し、現在の局面を維持するものと予想される。 ソウル大学統一平和研究院の張容碩(チャン・ヨンソク)上級研究員は「中国の加勢により国際的に孤立する中、北朝鮮は軍事挑発など先制して強硬措置を取るというより、韓国と米国の態度を見守りながら対応していくことになりそうだ」との見方を示した。 mgk1202@yna.co.kr http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2013/05/10/0300000000AJP20130510001200882.HTML 北朝鮮の祖国平和統一委 朴大統領の訪米を非難 2013/05/10 08:52 【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」が、韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の訪米と韓米首脳会談を激しく非難した。 祖国平和統一委員会の報道官は10日、朝鮮中央通信に対し、「南朝鮮当局者(朴大統領)の米国行脚の結果は、朝鮮半島と地域情勢の緊張を高め戦争の危険性を増大させる、危険千万な戦争前奏曲」と主張した。 また、朴大統領が潘基文(パン・ギムン)国連事務総長に説明した「朝鮮半島信頼プロセス」を指し、李明博(イ・ミョンバク)前政権の「非核・開放3000」のような政策だと評した。朴大統領が提唱する「朝鮮半島信頼プロセス」(対話や人道支援を通じ南北の信頼構築を目指す政策)についてオバマ米大統領は同首脳会談で共感を示した。 同報道官は朴大統領の訪米を「反共和国(北朝鮮)の結託を強化しようとする同族対決の行脚」とみなし、「『核放棄』『挑発』『対価』などと毒気まじりの妄言を並べ立てることは、万人の嘲笑と幻滅を生んでいる」と非難した。 その一方で、「われわれは南朝鮮(韓国)当局を、忍耐心をもって注視している」と述べた。この発言は、北朝鮮に対する韓国政府の態度の変化を見守ることを示唆したとみられる。 北朝鮮が朴大統領の訪米中の発言を具体的に取り上げて非難するのはこれが初めて。 mgk1202@yna.co.kr http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2013/05/10/0900000000AJP20130510000200882.HTML |