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イスラエルのネタニヤフ首相が、シリア空爆し先制攻撃、「大イスラエル計画」の実現に着手したという
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/7caff1a64b437817d5dae62db537b708
2013年05月06 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆「イスラエルがシリアを空爆した」という。シリアのアサド首相が、反政府勢力や一般市民に向けて、殺人猛毒ガス「サリン」を撒き散らしたと言う最悪情報が流れたのをイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はじめ軍部が、心底「恐怖心」を抱いて、先制攻撃に討って出たという。これは、米国の軍事専門家筋(ニューヨーク・マンハッタン島発)の情報である。
「シリアがサリンをばら撒いた」という情報は、ロイターが4月 23日午後6時36分、「シリア政府軍が化学兵器使用、サリンの可能性=イスラエル軍高官」という見出しをつけて、次のように配信していた。
「[エルサレム 23日 ロイター]イスラエル軍の高官は23日、内戦が続くシリアの政府軍が、これまでにサリンとみられる化学兵器を使用していたと指摘した。イスラエル軍のItai Brun准将が安全保障に関する会議で述べたもので、シリアでの犠牲者の写真について、口から泡を吹いたり瞳孔が収縮したりしているのはガス兵器が使用された証拠だとし、「おそらくサリンだ」とコメントした。一方でイスラエルを訪問中のヘーゲル米国防長官は22日、シリアの内戦で化学兵器が使用されたかどうかについて、米国は現在も調査中だと述べた」
米国のオバマ大統領やヘーゲル国防長官らは、「事実関係を確認したうえで、国連軍としてシリアに軍事介入するかどうかを判断する」という慎重な姿勢を取っていた。しかし、シリアの背後には、ロシアと中国、それにイランが控えているので、軽々には動けない。国連安保理事会では、常任理事国のロシアと中国が、国連軍の派遣に反対することが目に見えているからだ。かといって、米軍が単独で軍事行動は起こせない。米国はいま、財政ピンチなので、戦争をするほどの余力がない。さりとて、NATO軍も慎重な構えだ。
◆イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はじめ軍部は、よほど苛立ったのであろう。いまやトチ狂ったとしか思えないシリアのアサド大統領が先制攻撃してくる前に、先手を打って、シリアの化学兵器貯蔵施設を攻撃したということだ。「殺すか、殺されるか」の切羽詰まった心理状況のなかで、決断したのであろう。
このイスラエルの軍事行動に対して、ロシア、中国、イランが、これからどう反応し、いかなる軍事行動に出てくるか。イランが、「小型核兵器(運搬手段のミサイルは、ロシアが提供)」をイスラエルに向けて、発射してくる可能性は、多分にある。
◆ところで、こうした緊迫した状況のなかで、イスラエルはいま、生き残りを賭けて「大イスラエル計画」の実現に乗り出しているという。イスラエルが世界中を支配するという計画だ。この計画の下で、米国が、イスラエルに牛耳られ始めており、イスラエル人は、「米国はいまや、米国を制圧している」と豪語しているという。
だからこそ、イスラエルは、米国の判断と決断抜きで、シリア攻撃に討って出たとも言える。大イスラエル計画のなかには、中国東北部(旧満州)に「ユダヤ国家=ネオ・マンチュリア建国計画」も含まれている。そして、朝鮮半島に「大高句麗建設計画」があるのだ。
日本も例外ではない。日本の主要な大企業2500社〜2600社各社の株式のそれぞれ25%ずつをすでに取得しているといい、「日本乗っ取り」の一環だという。恐るべし。
【参考引用】
CNNが5月4日午前11時9分、「イスラエルがシリアを空爆か 米当局者」というタイトルをつけて、以下のように報じている。
「(CNN) イスラエルがシリアを空爆した可能性があることが4日までに分かった。2人の米当局者が明かした。2人によると、現在、米国と西側の諜報機関が、イスラエルが2日から3日にかけて空爆を行った可能性を示す機密データの再調査を行っているという。また米国は、イスラエルの複数の戦闘機が2日から3日にかけてレバノン上空を飛行したことを示すデータも入手しており、2つのデータは時間的に一致している。またレバノン陸軍も、現地時間の2日夕方から3日午後にかけて、イスラエルの戦闘機による16回の領空侵犯を確認している。しかし、当局者の1人は、米国がこれまでに入手した情報は限られており、これらの戦闘機が空爆を行った戦闘機か否かは確認が取れていないとしている。また米国は今のところ、イスラエルの戦闘機がシリア領空に入って空爆を行ったとは考えていない。2人の当局者は、イスラエルがシリアの化学兵器貯蔵施設を攻撃したと考える理由はないとしているが、イスラエルは以前から、ヒズボラなどのテロ組織への武器の輸送拠点や、シリアからイスラエルにとって脅威となりうるレバノンに武器を密輸しようとする者に対して攻撃を行うと明言している。この件について、イスラエル軍はコメントを出していないが、あるイスラエル軍関係者はインタビューで「シリアからテロ組織への武器の輸送を阻止するために必要なあらゆる手段を講じる。これまでそうしてきたし、今後も必要なら行う」と語った」
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