01. 2013年4月23日 09:42:18
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シリア内戦 ヒズボラ本格参戦か 政府軍支援 レバノン波及懸念 2013年4月23日 朝刊 【カイロ=今村実】内戦中のシリアで、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラがアサド政権を支援するため、戦闘に本格的に参加しているとの見方が強まっている。反体制派「自由シリア軍」の複数の幹部がヒズボラとみられる部隊の活発化を本紙取材に証言。シリア危機が、レバノンを巻き込んだ地域紛争に発展する恐れが高まっている。 政府軍は今月から、反体制派が掌握するレバノン国境近くの要衝クセールの奪還に向けて攻勢に出ている。AFP通信が伝えたシリア人権監視団(ロンドン)などの話では、ヒズボラが政府軍を支援しているという。 本紙取材に、自由軍の報道官アブドルカリーム大佐はヒズボラの武装勢力がクセールのほか、首都ダマスカス郊外などで活動中と指摘。三千人に上るとみられるヒズボラの兵士は高性能の武器を使い、シリア空軍機の援護を受けながら、自由軍の支配地域を激しく攻撃しているという。 ヒズボラはアサド政権と同盟関係にある。内戦介入は否定してきたが、アブドルカリーム氏は「ヒズボラ兵の遺体を確認し捕虜もいる」と語る。自由軍の幹部クルディ大佐によると、反体制派が今月に政府軍の拠点の一つを制圧後、奪還を目指す政府軍を支援するため、数日間で千五百人のヒズボラ兵がシリア領に入ったという。「士気が下がった政府軍を補っている」と話す。 一方、AFP通信によると戦闘はレバノン領にも広がっている。三月以降、レバノン東部の反体制派が潜伏する地域に、シリア政府軍機がたびたび空爆しているとみられる。また、ヒズボラの勢力が強い地域には、シリア領から反体制派によるとみられる砲撃が相次ぎ、死者も出た。 レバノン政府はシリア側を非難。だが、シリア反体制派「国民連合」は十六日、レバノン政府にヒズボラが越境しないよう対応を求める声明を出した。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013042302000115.html
2013/04/22(月曜) 22:53 シリア大統領、「敵の陰謀から国民を救い出す」 シリアのアサド大統領が、「シリア政府は、真剣に敵の陰謀から国民を救い出そうとしており、あらゆる陰謀を断固退けるだろう」と語りました。 イスナー通信によりますと、アサド大統領は22日月曜、イラン国会・国家安全保障委員会のブルージェルディ委員長と随行使節団と会談し、「シリアの政府と国民はイランの努力に感謝している」とイランを評価しました。 さらに、現状においてシオニスト政権イスラエルに対する抵抗への支援におけるイランの立場を評価し、「この立場は、地域の平和と安定の確立において非常に有効である」としました。 一方のブルージェルディ委員長も、シリアの政府と国民の抵抗を賞賛し、「シリアに対する戦争は、地域の平和と安定を脅かしており、シオニスト政権とアメリカは、シリア国民に対するこの代理戦争の真の敗者となるだろう」と述べました。 さらに、「外国、特に兵器を持ったアメリカの奨励や陰謀によって、同胞を殺害している人々が、戦争政策の変更、あるいは危機を終わらせ、シオニスト政権の陰謀を退けるための協議によって、自らの国民としての役割を果たすよう期待する」と語りました。 ブルージェルディ委員長率いるイラン議会使節団は、両国の議会間の協力の強化と友好関係の強化を目的に、シリアを訪問しました。 テログループは2011年3月から、アメリカ、カタール、トルコ、サウジアラビアの支援を受け、アサド政権を転覆させるために、シリアの一部都市を混乱させています。彼らは人々を殺害することで、シリアへの外国の介入の下地を整えようとしていますが、これまで成功していません。 2013/04/21(日曜) 21:46 シリアとトルコの国境で人間の臓器取引 トルコの政治問題のアナリストが、シリアの武装勢力が人間の臓器を売買していることを明らかにしました。 シリアの国営サナ通信によりますと、トルコの作家であり、政治問題の専門家でもあるベルカト・ガーレス氏は、「シリアのテログループは、様々な国籍を持つ医師団の協力により、トルコとシリアの国境付近に設置されている医療施設で、人間の臓器の取引を行っている」と語りました。 ガーレス氏はまた、シオニストの組織は、数年前から、トルコで人間の臓器の取引を広めてきたが、シリアのテログループの戦争により、トルコとシリアの国境地域にこれらのシオニストの組織の活動にとって好ましい条件が生まれている」としました。 さらに、「多くのメディアや医師たちは、シリアのテログループとつながりのある医療施設にアラブ諸国やほかの国の国籍をもつ医師たちが存在することを認めている」と述べています。 また、多くの報道では、トルコに避難しているシリア難民の臓器も売買されていることが明らかになっています。 シリアでは、2011年から、テログループが、特に、アメリカ、シオニスト政権イスラエル、カタール、ヨルダン、トルコ、サウジアラビアといった外国の支援により、シリアの一部の都市で情勢不安を引き起こしています。 関連アイテム EU、シリアの反体制派を支援 シリア大統領のテロ対策の強調(音声) シリアで、テロリスト多数が死亡 テロリスト抹殺を強調するシリア政府 http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/36618-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%80%81%E3%80%8C%E6%95%B5%E3%81%AE%E9%99%B0%E8%AC%80%E3%81%8B%E3%82%89%E5%9B%BD%E6%B0%91%E3%82%92%E6%95%91%E3%81%84%E5%87%BA%E3%81%99%E3%80%8D
シリア首都近郊、市民や反体制派兵士85人以上殺害情報 【ベイルート=石合力】シリアからの情報によると、首都ダマスカス近郊のジュデイデ・ファデル市で21日、女性や子どもを含む市民や反体制派の兵士ら85人以上の遺体が見つかった。ロイター通信などが活動家の情報として報じた。死者数はさらに増える可能性がある。 英国に拠点を置く人権団体「シリア人権監視機構」は反体制派からの情報として、大半の遺体が至近距離から撃たれており、アサド政権軍や政権支持派民兵による処刑との見方を示している。同市はダマスカスの西約8キロ。イラクのアルカイダとの連携を表明したイスラム過激派の武装組織「ヌスラ戦線」の拠点の一つとされる。 同機構によると、反体制派と政府側との約4日間の戦闘の末、21日には政権軍が市域を掌握したという。市民殺害はこの間に起きたとみられる。 一方、反体制派の代表組織「シリア国民連合」は、21日にハティブ議長が辞意を表明したことを受け、22日、副議長のジョージ・サブラ氏を暫定議長に任命したと発表した。ハティブ氏の任期中の5月10日までの措置としている。サブラ氏はキリスト教徒で国民連合傘下の主要組織、シリア国民会議の議長。 http://www.asahi.com/international/update/0422/TKY201304220333.html EU、シリア反体制派限定で原油禁輸解除 2013.4.22 23:30 【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)27カ国は22日、ルクセンブルクで外相理事会を開き、内戦が続くシリアの反体制派支援強化のため、同国からの原油輸入禁止の制裁措置を一部緩和し、反体制派からの原油購入を認めることを決定した。反体制派の支配地域の石油産業に対する投資や関連技術・設備の輸出も可能とする。 EUは制裁緩和で、反体制派の支配地域での住民生活の再建や経済活動の回復を後押しする。原油輸入解除には、アサド政権に対抗する反体制派に対し、必要な武器購入のための資金獲得を側面支援する狙いも込められている。加盟国当局が各取引を監視する。 EUは内戦前、シリアの原油輸出全体量の9割超を占める輸出先だったが、一昨年秋以降、アサド政権の資金源を断つため原油輸入などを禁じていた。ただ、企業は内戦状態のシリアへの投資は消極的とされ、原油輸出に必要なインフラの整備も課題。即座の効果が見込めるかは不透明だ。 反体制派が求める武器禁輸解除では、加盟国内の意見は依然割れている。武器提供を認める英仏に対し、ドイツや北欧諸国が内戦激化のほか、武器がイスラム過激派に渡ることを懸念し反対しているためだ。 反体制派はトルコ・イスタンブールで20日に開かれた「シリアの友人」会合で武器が「悪人の手」に渡らないことを確約。ヘイグ英外相はこれを受け、武器禁輸解除について今後、再び議論する考えを示した。 © 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital シリア反体制派への支援倍増=軍事装備品の提供も検討か−米国務長官
20日、トルコのイスタンブールで、ダウトオール・トルコ外相(左)の話に耳を傾けるケリー米国務長官(AFP=時事) 【エルサレム時事】トルコ訪問中のケリー米国務長官は20日、イスタンブールで開催された国際会議「シリアの友人会合」に出席し、シリア反体制派への武器以外の物資支援を2億5000万ドル(約248億円)に倍増する方針を明らかにした。支援には「殺傷力のない軍事装備品」も含まれるとみられる。(2013/04/21-15:56) シリア大統領が「重い代償」警告 欧米の反体制派支援を非難 CNN Japan-2013/04/17 (CNN) シリアのアサド大統領は17日、国営テレビ局のインタビューに答え、西側諸国がシリア国内で国際テロ組織アルカイダの一派を支援していると非難し、この勢力はいつか米国などを攻撃するだろうと警告した。 この中でアサド大統領 ...
掲載情報:週刊エコノミスト シリア難民問題 UNHCR-2013/04/15共有 4月1日発売の週刊エコノミストに、シリア難民問題を特集した記事「シリア難民が100万人突破 周辺国の負担は限界に」が掲載された。現在、すでに130万人を超えているシリア難民。記事ではUNHCRをはじめとした国連機関、NGO、JICA ...
シリア政府軍の砲弾直撃、女性と子供9人死亡 読売新聞-2013/04/19共有 【カイロ=溝田拓士】ロンドンに拠点を置く「シリア人権監視団」は19日、シリア北部のイドリブ県サラケブで、市民を乗せたトラックに政府軍の砲弾が直撃し、女性と子供8人の計9人が死亡したと明らかにした。 同監視団の会員制交流サイト「 ... 「シリア政権が神経ガス使用」英仏、国連に報告 MSN産経ニュース-2013/04/18 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は18日、英国、フランス両政府が国連の潘基文事務総長に書簡を出し、シリアのアサド政権が国内で化学兵器の神経ガスを使用した「信頼できる証拠」があると報告した、と伝えた。北部アレッポや中部ホムス ...
2013年 4月 19日 10:27 JST 更新 シリア、化学兵器を使用か
By ADAM ENTOUS AND JULIAN E. BARNES 画像を拡大する Agence France-Presse/Getty Images 難民キャンプで食料の配給を待つ子どもたち(17日、アレッポ) 【ワシントン】米欧の政府高官が18日明らかにしたところによると、米情報機関はシリア内戦で同国政府軍が最近少量の化学兵器を使用したという「初めての信頼できる兆候」について検証を始めている。米政府高官4人によれば、証言のほか最近シリアで収集され英国の専門家が分析した暫定的なサンプル・テストから、米情報機関内ではシリア軍が化学兵器を使用したのではないかとの疑念が高まっているという。 ある国連関係者によると、英国とフランスはこの数週間に化学兵器が少なくとも1回使用されたことを示す「確かな証拠」を得て、これを国連と米国に提供した。 しかし米当局者の中には、サンプルは西側のさらなる支援を引き出そうとしている反体制派が偽装した可能性があり、検出された化学物質が政府軍の攻撃で使用されたとは限らないと見る向きもある。これら当局者によれば、米情報機関の見解は一致しておらず、追加試験や分析が必要だという。 関連記事 スライドショー:シリア内戦伝えるピューリッツァー賞写真 シリア政府軍の無差別空爆で4300人以上死亡=人権団体調査 CIA、シリアの反政府勢力に機密情報提供―内戦への関与深める 米大統領を窮地に陥らせかねない3つの危機―北朝鮮・シリア・イラン 関連インタラクティブ インタラクティブ を見る 米当局者によれば、政府内で見方が分かれていることは、米国の工作員がほとんどいない混乱した戦闘地域からの情報を裏付けるのが難しいことを示している。米当局が少量でも化学兵器が使用されたと判断すれば、オバマ大統領に対しアサド・シリア政権にもっと強硬な行動を取るよう求める圧力が強まるだろう。オバマ氏は、シリア軍が化学兵器を使用すれば、越えてはならない一線を越えたことになると警告してきているが、その場合の対応策については具体的には明らかにしていない。 欧州の情報機関高官や国防当局者は、アサド政権が西側の意向や化学兵器探知能力を探るために、少量の化学兵器を使用している可能性があると見ていることを明らかにした。一部の米政府当局者は、シリアが化学兵器を限定的に利用したことがたとえ確認されたとしても、米国が軍事的な行動を起こすかどうかについては疑問視している。これら当局者は、米政府は終わりのない紛争に引きずり込まれたくないと思っており、軍事行動に対する障壁は高いと語る。 米欧の高官らによると、英政府当局者はシリア軍が化学兵器を一部使用したのは「まず間違いない」と見ているという。英当局者は、シリアによる化学兵器使用の危険性について懸念を高めているとし、シリア政府が使用したのではないかとの不審の念は米政府当局者と共有していると述べる。 ある米政府高官は、米情報機関の間ではアサド政権が化学兵器を少量使用したのではないかとの「疑念が高まっている」と話す。その一方で別の高官は、疑念は高まっているが、情報機関内では「完全なコンセンサスは出来上がっていない」と強調する。 |