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韓国の団体が燃やした北の“金王朝”3代の人形=15日(ロイター)
北「奇襲」宣言 韓国へ最後通牒 正恩氏の写真を燃やされ激怒
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130416/frn1304161150001-n1.htm
2013.04.16 夕刊フジ
新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」(推定射程約2500〜4000キロ)を「発射待機状態」と威嚇する北朝鮮が、韓国に対して「予告なしの報復行動」を含む「最後通牒」、すなわち「奇襲」を突き付けてきた。韓国の団体が金正恩第1書記らの顔写真を付けた人形を燃やしたことに激怒。ここ最近は控えていた、言葉による脅しを再開させたようだ。
金日成主席の生誕記念日(15日)に合わせてソウルで開かれた集会で、韓国の保守団体が金正恩氏らの写真を付けた人形を燃やすパフォーマンスを行った。これに対し、北の首脳部は敏感に反応。朝鮮中央通信によると、北の朝鮮人民軍最高司令部は16日、韓国への「最後通牒」と題した文書を出してきた。
文書ではパフォーマンスに対する怒りをあらわにした。
「われわれの最高尊厳(金正恩氏ら)を傷付ける蛮行がソウルの真ん中で行われている。今から予告なしの報復行動を開始する」
北は金主席と金正日総書記、金第1書記を国家の「最高尊厳」と位置づけている。これまでも写真が軍事訓練の標的にされたことなどを理由に、韓国への威嚇を繰り返してきた。
文書には脅しの言葉が続き、「革命武力の正々堂々たる軍事的示威行動が即時開始される。あらゆる敵対勢力に対する強力な鉄ついだ」と強調。報復の対象には加担者や政府関係部署が含まれるという。示威行動の具体的内容には触れていないものの、「軍事挑発の可能性を重ねて示しながら揺さぶりをかけてきた」(韓国国防省関係者)とみられる。
控えていた言葉の威嚇を再び始めたわけだが、一方で態度軟化の兆しもみられる。韓国政府が北朝鮮との対話を望むなら、「敵対行為を謝罪し、全面中止する意思表示をするべきだ」と主張しているのだ。
北の動向を分析する公安関係者は「非核化が前提ながら米国や韓国から『対話』という言葉を引き出したことで、金正恩氏ら指導部は手応えを感じている。言動も挑発一辺倒から対話の実現を意識したものに変化している」とみている。
「最高尊厳」への侮辱行為まで対話の材料にしたいほど、今の北は追い詰められているということか。
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