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2013/4/15 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
ミサイル発射をチラつかせている北朝鮮。現実にミサイルをぶっ放し、本気で戦争を仕掛ければ日米韓から猛反撃を食らうのは確実だが、金正恩は29歳と若く、指導者としての手腕も未知数だけに、突然、暴発する可能性はゼロではない。目下、要注意なのは、国際ハッカー集団「アノニマス」が北へのサイバー攻撃を宣言した「6月25日」だ。
◆国際ハッカー集団が暴発の導火線に
アノニマスが北にサイバー攻撃を仕掛けたことを初めて公表したのは今月4日。北の「わが民族同志」という名のサイトなど複数を標的にし、一部サイトには、西遊記の猪八戒にコラージュされた金正恩の「指名手配」画像が現れる状態にした。
アノニマスは声明で、「核の野望の放棄に加え、最高指導者金正恩氏の辞任を求める」と主張。さらに「オペレーション・コリアン・ウォー」という名前で、6月25日に追加攻撃すると“宣戦布告”した。
北独自のネットシステム「光明」を標的にして、国内すべての電算システムを占領する計画である。
ブタ扱いされ、赤っ恥をかかされた金正恩の怒りは相当なものだろう。このまま、売られたケンカを静観しているとは到底思えない。
「すでに『わが民族同志』は、アノニマスのサイバー攻撃に対し、『韓国情報員をはじめとした傀儡(かいらい)一味による仕業』と非難しています。つまり、金正恩体制は、アノニマスを操っている黒幕は、米韓政府だと決め付けている。この『陰謀説』を口実に、切羽詰まった金正恩が報復攻撃に出てもおかしくはありません」(軍事ジャーナリスト)
元韓国海軍少佐で、拓殖大学国際開発研究所の高永研究員もこう言う。
「まず考えられるのは、同じサイバー空間での報復です。中国などに潜んでいる北朝鮮のサイバー部隊がアノニマスを名乗る相手にハッキングを仕掛ける。北朝鮮はサイバー部隊の増強に力を入れており、米CIAに匹敵する能力があるともいわれています。ただ、仮に米国などに大掛かりなサイバー攻撃を仕掛けた場合、実際の戦闘行為で反撃を受けることになるでしょう。米国は9・11の同時多発テロ以降、サイバー空間の攻撃は陸海空の戦闘と同じとみなしているのです」
アノニマスの揺さぶりに挑発された金正恩が暴走すれば、返り討ちに遭うのは間違いない。その先には金王朝の「崩壊」が待っている。
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