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金正恩第1書記が2週間ぶり公の場に 北朝鮮は事実上の勝利宣言
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00244150.html
金正恩第1書記が2週間ぶり公の場に 北朝鮮は事実上の勝利宣言(13/04/15)
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が、2週間ぶりに公の場に姿を見せた。この挑発はいつまで続くのか。北朝鮮側は、事実上の勝利宣言で、さらに反発を強めている。
朝鮮中央テレビは「金正恩同志が、錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を訪問しました」と報じた。
北朝鮮の「労働新聞」ウェブサイトには、15日午前0時、金正恩第1書記が、故・金日成主席、金正日総書記の遺体が安置された錦繍山太陽宮殿を訪れたとされる際の写真が公開されている。
両隣に、朝鮮人民軍トップの崔竜海(チェ・リョンヘ)氏、おじの張成沢(チャン・ソンテク)氏を従えた正恩氏。
正恩氏の動静が伝えられたのは、4月1日の最高人民会議以来のこととなる。
15日、北朝鮮最大の祝日とされる、故・金日成主席の誕生日を迎えた首都ピョンヤン。
朝鮮中央テレビでは、腕の上に刃物を載せたまま、レンガを割る兵士など、「630連合部隊」と呼ばれる、北朝鮮最強とされる特殊部隊の映像が放送された。
朝鮮人民軍の兵士は「敵の心臓に滅亡の刀を刺し、最高司令官同志(正恩氏)の愛情と配慮に、必ず恩返しすることを決意します」と、正恩氏への忠誠を誓っていた。
北朝鮮では、政権発足から1年を迎え、正恩氏の偶像化が、急速に進められているという。
コリア国際研究所の朴斗鎮所長は「(正恩氏は)自分がどのような経歴で指導者になったのか、略歴すらはっきりしてないでしょ。偶像化を最優先してやらなきゃならない。今回の、いわゆる戦争挑発によって、アメリカから、韓国から譲歩を勝ち取ることで、決定的に固めようと」と話した。
こうした中、北朝鮮の労働新聞は14日、「前代未聞の対決戦で、われわれが主導権を握り、敵はどぎまぎしている。われわれには、災いを福に作っていく勝利者の春である」と、一連の挑発行為の成果を誇示するような内容の社説を掲載した。
この意味について、コリア国際研究所の朴斗鎮所長は「(北朝鮮国内向けの)勝利宣言といえるでしょう、それは。アメリカと韓国の合同軍事演習『ホールイーグル』が、まだ続いている。この間に、また何かが起こればね、その期間に(ミサイルを)撃ってくる可能性も高いでしょう」と述べた。
安倍首相は15日午前、来日中のアメリカのケリー国務長官と会談し、日米が連携して、北朝鮮の挑発に対応していく姿勢を確認した。
菅官房長官は、午前の会見で「ここ数日間と、状況は変わっていないというふうに思います」と述べた。
日本の政府高官からは、北朝鮮がミサイルを撃たないという雰囲気も出ているとの発言も出ているが、各国は依然、ミサイル発射への警戒態勢を崩していない。
15日午前、韓国国防省は「いろいろな事情があり得るので、長引く可能性もあると判断できる」と述べた。
アメリカのケリー国務長官は15日、安倍首相との会談に先立って講演し、「北朝鮮の危険な核開発は、北朝鮮の近隣国ばかりではなく、自国民も脅威にさらしている。そして、アジア太平洋の夢という概念も脅かしている」と発言している。
(04/15 18:52)
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