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http://31634308.at.webry.info/201401/article_5.html
2014/01/05 21:53
維新という党ほど、期待を裏切った党はないだろう。維新の党は、当初は橋下氏の人気でここまで大きくなった党である。総選挙前は、従来の党より何か革新的なことをやってくれるのではないかと期待した。生活の小沢代表も、最後の最後まで橋下氏との共闘を模索していたように思える。その橋下氏が太陽の党の石原氏と組んだところから、180度右側に急カーブを切った。幕末で言えば、明治維新の党が攘夷の筆頭の水戸藩と組んだようなものである。
上記の書き方は、橋下氏が石原氏に騙されたようにも読めるかもしれないが、橋下氏の慰安婦発言、大阪市の橋下氏の業績、また安倍政権に対する発言を見ていると、橋下氏の本質は石原氏と似たり寄ったりであることがわかる。
その橋下氏の下に集まった議員の中には、こんなはずではなかったというものも出て来た。石原氏グループと別れる話も出てきているが、石原氏は否定している。石原氏としては、橋下氏と袂を分かつことは自滅を意味するから否定するのは当たり前である。寄生している木から離れたら死ぬからである。
その維新の石原氏が、国会での集団的自衛権行使について、安倍内閣に協力すると述べた。
石原氏、集団的自衛権で協力 行使容認へ
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014010501000713.html
日本維新の会の石原慎太郎共同代表は5日のテレビ朝日番組で、集団的自衛権の行使容認に向けて安倍晋三首相に協力する姿勢を強調した。「日本独自の自衛権を確立することが必要だ。法体系を首相にきちんとつくってもらいたい」と述べた。
安倍政権との関係については「是々非々でいき、注文も付ける。今までの自民党にはできなかったことを建言する」と述べ、政策によっては連携する考えを示した。(共同)
自衛権は、生活の小沢氏の話によれば、どの国にも自国が攻撃された場合は保障されている。しかし、自国以外の紛争に対する集団的自衛権は憲法が認めていない。安倍政権は、憲法のハードルが高いので、それを解釈論で容認しようとしている。
この容認発言は維新の党の総意かどうかわかないが、いや代表が言うからには総意だろうが、やはり自民党の補完勢力であることが証明された。先日、橋下氏と安倍首相、石破幹事長らが会談しているというから、この話は了解が取れているのであろう。
衆議院選挙のとき、民主党支持から離れて維新に投票した有権者は、この結果を見て喜々としているのであろうか?いや、もう目が覚めたであろう。好き放題の政策を行っている安倍政権を阻止するには、真の対抗政党の議員を増やすしかない。
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