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2014年01月05日
初夢とは、新年の元旦から2日とか3日に見る夢だそうだ。時代は遡り、鎌倉時代の『山家集』に書かれているので、時代的には、それ以前から庶民の間では語られていたものかと思う。個人的には、新年になって初めて見た夢が初夢だと思っている。本来、夢のたぐいの影響は個人に帰属するものだと思う。しかし、見た夢の内容によっては、個人的領域とは言い難い夢もある。筆者が新年初めて見た夢も、パブリック・スペースにふさわしいカテゴリーの夢だった。出て来た夢には、富士山も、鷹も、茄も出てこなかった(笑)。
2014年の初夢としては数日遅れたのだが、思った以上にオモロイ夢を見たので紹介しておく。驚くなかれ、あの安倍晋三が、周囲から危険過ぎると言われている“荒馬”に乗ると言って駄々をこねている様子と、颯爽と荒馬を乗りこなす安倍晋三の雄姿を油汗の中で見ていた。気分は悪くなる一方だし、寒気までしてきた。しかし次の瞬間、安倍が駿馬と見抜いた荒馬が、いつの間にか痩せこけた馬ロシナンテに変わっていた(笑)。まさにドン・キホーテなのである。子供の頃の記憶ではロシナンテは『ロバ』だと思っていた。
その夢の中のドン・キホーテ、よせば良いのに、万里の長城の壁を相手に槍を突き刺したまでは勇ましかったのだが、二の突きをしたいのだが、刺さった槍が抜けず、これは反撃を喰らうと思ったのか、痩せ馬に鞭を打ち、無謀にも海を渡り、自由の女神に縋りつくと云う荒唐無稽な夢。そこでも夢は終わらない。ドン・キホーテに縋りつかれた自由の女神は、煩わしい虫けらが足元で蠢くのに苛立ち、嘗て一度も動かしたことのない右手にかかげるトーチ(たいまつ)を足元に下ろし、その虫けらを焼き殺した。そして、フランス女性マリアンヌが初めてモナリザの微笑みを浮かべた。
筆者の唯我独尊な夢分析によれば、この初夢は“正夢”である。2014年は素晴らしい年になるに違いない(笑)。夕方の6時近くに布団から這い出て、忘れぬうちに書き記した。悪魔のように魅入られていた暮れからの性悪な風邪も、嘘のように症状が消えていた。まったくもってお目出度い初夢であった。夢の中でドン・キホーテを演じているのは、我が国の内閣総理大臣安倍晋三である。自由の女神のたいまつで炙られ、ニューヨーク港内の海に落ちてしまったドン・シンゾウは海の藻屑となり消え去った。めでたし目出度し、日本古来のむかし話にありそうな夢である。
こんな調子で、明日の夜も初夢の続きが見たいものだ。その為に、見たい夢を、三日遅れの書き初めにしようと企んでいる。今、墨を磨っているのだが、夢のそれからの文字を思い浮かべ、ニヤニヤ笑いながら想像を逞しくしている。まず年内に安倍晋三が総理を辞任するのは確実な情勢だ。根拠は勿論夢に見たからだ(笑)。次に東京都知事の椅子に、なぜか細川護煕が座っている。沖縄県知事には鳩山由紀夫が鎮座し、普天間国外移転を声高に語っている。日経平均が8000円を切ったと日本中はパニックになり、国債は大暴落、金利が5%に跳ね上がり、円も大暴落、対ドル200円をつけてしまい、物価は異様に高騰し、食えない、住めない人々が続出、都庁西口公園にはホームレスがひしめく事態に陥っている。
安倍の辞任で内閣総理大臣の椅子には、石破茂が座り、麻生太郎が官房長官となり、もう手のつけられない目茶苦茶な受け答えで、新聞紙上、テレビのニュースワイドショウは、吉本興業の二番煎じのような政局を伝えている。石破は思った通り、国家総動員体制を敷き、国会周辺は夥しい自衛隊の戦車が居並ぶ事態となり、さながら天安門化している。ドル資産や隠し財産のある者たちは、こぞって羽田、成田に行き着き、海外逃亡のチケットを求めて群れをなしている。
国が崩壊するなんて、本当に簡単なことだね。筆者と数人の仲間は、粥を啜りながら、そのような様子を、漫然とテレビの画面を見ながら語り合っている。ことの大小はあるだろうが、似たような時代が我が国に迫っているような気がする。正直、7割8割の国民が、“損得”を物差しに生きている以上、こう云うことは起きるのだろう。国破れて山河ありであれば、もう一度、ゼロからやり直すことも可能だろうが、再稼働した原発管理も超杜撰となり、原発事故多発、国土は放射能汚染を免れた場所の方が少ないような事態であり、見た目の山河はあるのだが、人は住めない。財政赤字は2000兆円に近づき、IMF自体が目を背ける日本になってしまった。もう地獄国家と北朝鮮人民から同情される国家になってしまう。
筆者も含め、誰もが、そんな馬鹿なことは起きないと思うのは当然だ。しかし、此の儘、このような政治が続き、それを取巻く国民が、総出で“損得勘定”で生きていくと、遠い将来、このような国になる可能性は大いにあるのだろう。まぁ唯一の救いは、アメリカも中国も、日本と云う国に近づかなく素敵な出来事を見ることは出来る。筆者の望んでいた誰も近づこうとしない、皮肉な鎖国国家が出来あがるかもしれない。それでも縄文時代よりマシな文化的生活は保証されるし、放射能に強い民族まで生まれるかもしれない(笑)。
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