http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/732.html
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安倍首相の靖国参拝に対する、朝鮮日報の分析ね。
日米関係に関して、彼らの立場からして、「楽観視していない」ことが分かるでしょ。
靖国問題だけではない、いろんな要素が、日米関係にはあるからね。
それでは良いお年を。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/31/2013123101292.html
【コラム】安倍首相に厳しく警告した米国の本心
今年会った米国の対日専門家たちとの対話記録を整理した資料を取り出して読んでみた。安倍晋三首相について、専門家たちがどのような評価をしていたか、再確認したかったからだ。
専門家たちはほぼ共通して、慰安婦問題などをめぐる安倍首相の言行を批判しながらも「安倍首相は非合理的な人物ではない」と話していた。最高点をつけた部分が「首相になった後も靖国神社を参拝していない」という点だった。歴史認識には問題があるが、少なくとも周辺国を意識して「マジノ線」を越えない自制力は示しているというわけだ。日本の高官層と随時接触しているマイケル・グリーン戦略国際問題研究所(CSIS)上級副所長も、こういう理由から最近まで「安倍首相は靖国神社に行かないだろう」という見通しを持っていた。
こういう状況の中、クリスマスの夕方(米国時間基準)に飛び込んできた安倍首相の靖国参拝強行のニュースに接し、米国の感じた当惑がどれほどのものだったか、想像することができる。米国政府の声明に繰り返し登場する「失望(disappoint)」という表現は、同盟国に対して気軽には使いにくい。ワシントンの外交消息筋は「仮に、韓国政府の何らかの行為に対し、米国が『失望した』という声明を出したと考えてみよ。おそらく対米外交ラインは全て吹き飛ぶだろう」と語った。公式発表されるレベルがこれほどだったということは、水面下で米国の当局者はもっときつい表現を使ったことだろう。
安倍首相の「オウンゴール」で、韓米は久しぶりに声を合わせて日本を批判している。これまで韓国に「日本との関係改善」を要求してきた米国としても、韓国の立場をより理解できるきっかけになった。
とはいえ、米国の懸念は「安倍首相の歴史認識」そのものよりも「周辺国との対立」の方に、はるかに集中している。この点で韓米間には根本的な認識の差があり、そのため今後の解決策をめぐっても意見の違いがあらわになる可能性が高い。
こうした差は、ニューヨーク・タイムズが社説で「米国も日本を圧迫するが、最終的には韓中首脳が安倍首相と直接会って対話すべき。安倍首相の行為に『ライセンス』を与えたのは、逆説的に韓国と中国の圧迫だった」と分析した点にもうかがえる。韓中が日本の歴史認識を批判し続け、安倍首相との会談を拒否したことで、日本国内で韓中に対する反感が高まり、そのため安倍首相が韓中の反発を無視して参拝を強行できたというわけだ。米国外交当局の関係者がしばしばニューヨーク・タイムズの論説委員と会い、外交上の懸案について意見交換をしていることを考慮すると、この社説を「幾つかある主張の一つ」と軽く流すのは難しい。
「北東アジア戦略の中心軸」たる日本を放棄できない米国は、安倍首相に痛烈な警告を行ったが、これにとどまらず別の「懲戒」をする手段はほとんどない。結局、韓日に向けて「好きなように対話で解決せよ」というメッセージを投げ掛けた可能性が高い。とはいえ、米国の後頭部も簡単にたたけることを立証した安倍首相との対話に乗り出すという危険な手段を、うかつには選べないだろう。あれやこれやで新年の韓国外交にまた一つ大きな宿題が残された。
イム・ミンヒョク・ワシントン特派員
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