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2013年12月31日
稲田朋美行政改革相が1月早々に訪米するという記事がきょう大晦日の新聞に小さく掲載されていた。
ワシントンのシンクタンクで安倍政権の規制改革の取り組みについて講演するという。
クールジャパン担当相としてニューヨークのNPO法人で日本の戦略を説明するという。
再チャレンジ担当相としてシリコンバレーで若手企業家やIT関連企業を施設するという。
絵に書いたような「外遊」だ。
気楽な大名旅行だ。
巨額の血税の無駄遣いだ。
稲田朋美大臣がいま米国で緊急にしなければならない外交はただ一つしかない。
それは安倍首相の靖国参拝を米国に説明して理解を得る事だ。
しかも稲田朋美大臣は安倍首相の靖国参拝を最も強く支持し、安倍首相の真意を一番よく知っている閣僚の一人だ。
なぜ今度の訪米の目的をそのことに置かないのか。
オバマ政権の主要閣僚や米国議会要人を訪ね歩いて説明し、理解を得ようとしないのか。
いまや安倍首相の靖国参拝を正しく説明し、理解してもらう事は日本外交の最重要課題である。
そのことを安倍首相も自ら語っている。
それなのになぜ稲田大臣は、ワシントンに行くのに逃げるのか。
その理由は簡単だ。
稲田朋美大臣が説明すると火に油を注ぐことになるからだ。
ますます批判されて安倍政権が危うくなるからだ。
ここに私は安倍首相の弱さを見る。
安倍政権の自信のなさを見る。
安倍政権が必死になって真剣な外交をしていない証拠である(了)
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