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2013年12月30日
経済は少し明るくなったが、社会は暗闇に覆われ始めている。
2009年の輝かしい政権交代の船出から丸4年が経過して、日本は暗黒の世界に突き進んでいる。
日本の主権者が意識して進んだ道ではない。
2009年の政権交代を危機と感じた暗黒の勢力が情報空間を占拠して誘導した結果である。
覚醒した主権者はいまここにある危機にはっきりと気付いているが、多くの意識の薄い主権者は、この危機の深刻さに気付いていない。
次の総選挙は恐らく2016年の夏の衆参ダブルになるだろう。
それまでに2年半の時間がある。
この2年半を活用すれば、危機から抜け出すことはできる。
しかし、暗黒の勢力が手をこまぬいてこの時間を過ごすわけではない。
主権者が覚醒し、事態を打開しなければ、暗黒の勢力はこの時間を活用して、日本を真っ暗闇に陥れてしまうだろう。
安倍政権の暴走があと2年半も持続すれば、日本は修復不能の事態に陥るかも知れない。
2014年が間もなく終わる。
暗黒の世界に突き進む日本を象徴する10の事象を列挙してみよう。
1.参院選で自民勝利。衆参ねじれが消滅。
2.現代版治安維持法の呼び声が高い「特定秘密保護法」の強行制定。
3.仲井真弘多沖縄県知事が裏切りの辺野古埋め立て申請許可。
4.2014年4月の消費税率3%引上げ実施方針提示。
5.安倍晋三氏が靖国神社を参拝。
6.徳洲会から5000万円受領で猪瀬直樹東京都知事が辞任。
7.日銀総裁に財務省OBの黒田東彦氏が天下り。
8.TPP断固反対の自民党総裁がTPP交渉への参加表明。
9.最高検が捜査報告書捏造容疑の田代政弘元検事を不起訴決定。
10.安倍政権が財務省による日本政策金融公庫・国際協力銀行トップポスト奪還を容認。
私が『アベノリスク』(講談社)
に記した7つの大罪とは、
インフレ、消費税大増税不況、TPP、
原発、シロアリ、憲法、戦争
である。
まさに、暗黒の世へまっしぐらである。
衆参ねじれが消滅したが、これは喜ぶべきことではない。
自公が衆参過半数を占有し、衆議院では3分の2以上の議席を占有した。
数の論理で、独裁政治が実行されている。
しかし、主権者の直接支持は4分の1しか得ていない。
投票率が約5割、投票に行った者の約半分が自公に投票した。
全有権者の4分の1しか自公には投票していない。
それなのに、国会を支配する状況が生まれ、独裁政治が行われている。
歪んだ民主主義と言わざるを得ない。
日本政治を崩壊させた悪の根源は菅直人民主党と野田佳彦民主党である。
主権者の期待を意図的に裏切り、政権交代への希望を絶望に変質させた。
その反作用として安倍独裁政権が生み出されたのである。
メディアも騒がないが、財務省は確実にシロアリ王国を拡張している。
国民に消費税を押し付けるなら、その前に、財務省が天下り利権を切るべきである。
野田佳彦氏の2009年8月15日の「シロアリ演説」はこのことを訴えたものだ。
ところが、野田佳彦氏が首相のポストと引き換えに魂を売り渡し、「シロアリ退治なき消費税増税」を強行決定した。
その財務省が、安倍政権誕生後に、日銀、日本政策金融公庫、国際協力銀行トップの天下りポストを奪還したのである。
2014年は政策投資銀行トップポストも奪還するだろう。
日本は暗黒社会に真っ逆さまに転落だ。
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