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(Yasukuni: la visite du sanctuaire par Shinzo Abe nourrit les tensions entre Japon et Chine: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20131226-yasukuni-visite-sanctuaire-shinzo-abe-nourrit-tensions-entre-japon-chine
日本−記事発表:2013年12月26日木曜日08:50−最終更新:2013年12月26日木曜日17:20
靖国:安倍晋三氏の神社参拝が日本と中国の間の緊張を大きくする
靖国には戦争犯罪のために有罪となった複数の人々が祀られている
REUTERS/Yuya Shino
記者 RFI
12月26日木曜日、日本の首相が靖国神社を訪問した−第2次世界大戦の時の日本人の死者を祀っている神社だ−が、韓国は「時代錯誤」と、米国大使館は「緊張を煽る」リスクを負うと評した。この神社は、第2次世界大戦の間の日本軍国主義の象徴の1つだ。
RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル
安倍晋三・日本首相は靖国神社に行くことにより、右派の国家主義者−少数派だが日本の権力中枢に強い影響力を持っている−に示したがっている。自分は決めたんだ、中国に「No」を言うと、中国は度を越していると言うんだと。
この神社は第2次世界大戦の間、日本軍国主義の思想的支柱の役割を果たしてきた。ここに祀られている「殉国者」の中に戦争犯罪人とされている人々が含まれていることから、この参拝が中国の怒りを買った。
安倍晋三氏は日本の平和憲法を見直すことを決めている。彼は、日本を他国と同様に、米国の集団防衛システムに組み込みたいと考えており、そのため彼は現在、中国を脅威と感じ取っている。
→(再び)読む:日本軍はサムライの精神と再び結びつくのか?(和訳:投稿者)
尖閣諸島の周囲で毎日軍艦を侵入させていることから、中国は度を越していると安倍晋三氏は考えている。この島々は、日本の施政下にあるが、中国が主権を主張している。中国は一方的に、日本の領域の一部と尖閣諸島を含めて防空圏を設定たこともまた、日本政府に非常に大きな懸念を与えている。
空や海で、この水域を航行する中国・日本・米国の戦闘機や軍艦の間で、いつでも事件が発生し得る状態だ。中国の脅しには屈しないと、安倍晋三氏は決めたのだ。
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靖国:不和の神社
今回の参拝は中国・韓国との衝突を望んでのものではないと首相は確言したが、成功しなかった。その両国は激怒している。それではこの怒りはなぜか?靖国神社のどこに問題があるのか?
靖国:不和の神社
この神社の境内に修正主義に基づいた博物館がある。ある歴史学者とそこを訪ねたが、1937年に日本軍が起こした中国の都市・南京の虐殺についての扱いなどに仰天した…
聞く(1分11秒)
2013年12月26日 クリストフ・パジェ
タグ:中国 - 日本
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(Colère des médias chinois après la visite de Shinzo Abe au Yasukuni: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20131227-visite-shinzo-abe-yasukuni-medias-chinois-reclament-une-reaction-forte-chine-japon
中国/日本−記事発表:2013年12月27日金曜日12:01−最終更新:2013年12月27日金曜日12:01
安倍晋三氏の靖国参拝への中国メディアの怒り
靖国神社、東京都心。
REUTERS/Yuya Shino
記者 RFI
安倍晋三・日本首相が木曜日、論争の神社・靖国に参拝したことへの、中国の怒りは解けない。中国メディアは12月27日、中国指導者に「並はずれた」対抗措置をとるよう、同国の指導者たちに勧告した。「張り子の虎」とならないような行動が必要だと、政府系新聞は述べている。
RFI北京特約記者、ステファン・ラガルド
時宜を得た表現だ。ちょうどその時、中国は偉大なる舵取りの生誕120周年を祝っていた。毛氏にとって、「張り子の虎」とは、蒋介石氏であり、米国・ソ連だった。見かけが脅迫的でも行動に攻撃性が見られないなら、どんな場合にも使える言葉だ。
最初に声を上げたのは、非常に国家主義的な環球時報だった。同紙は中国の政権に直接呼びかけ、「強い非難」にはうんざりだ。現実には「意味がない」からと述べていた。
→(再び)読む:靖国:安倍晋三氏の神社参拝が日本と中国の間の緊張を大きくする(和訳:投稿者)
靖国神社は、言葉通りには「安らかな国の神道の聖堂」だが、1945年以降に戦争犯罪のために銃殺された日本の軍人・官僚も他の人たちと共に祀られている。そのため、中国は韓国と同様に、安倍氏の参拝をまさしく平手打ちを食らったように受け取った。
中国は木曜日、日本大使を呼び出し、抗議を表明した。「談話はもういい。行動が必要だ」と、金曜日、中国日報の論説記者は強く主張し、続いて、この国家主義的な日刊紙は「耐え難い屈辱」との考えを述べた。
この新聞は、特に、安倍晋三氏を国際交流のブラックリストに載せるよう提案している。一部のタクシー運転手や先日の反日デモで会った活動家たちも、同じ考えを語っていた。中国の指導者は街角の人たちの大部分から、日本と対決するだけの十分な決意がないと、判断されることよくがある。
→(再び)読む:日本軍はサムライの精神と再び結びつくのか?(和訳:投稿者)
タグ:中国 - 日本 - 安倍晋三
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(投稿者より)
RFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかもしれません。ご容赦下さい。
記事の論調のように、安倍氏がことさら中国を意識して参拝したとは、私には思えません。談話の通りに「国のために戦い、尊い命を犠牲にされた御英霊に対して、哀悼の誠を捧げるとともに、尊崇の念を表し、御霊安らかなれとご冥福をお祈り」なさったのだと思います。
また、中国には「反撃せよ」との強い声もある一方で、冷静な見方も一部にはある、ということは知っておく必要があると思います。
安倍氏が靖国に参拝なさったことについて、私的な感情としては嬉しく思います。首相が自ら戦死者のために靖国に参拝して下さいました。勿論、安倍氏を非難する意見が優勢で、その理由として「戦争犯罪人が合祀されているから」という考えが支配的なことは知っています。
対中戦争は居留民保護のため、対米英戦争は民族の生き残りのために、国家が決意したものでした。日本の満州政策に世界の理解が得られず、日本は孤立の道を選びましたが、大多数の国民が戦争を決意した指導者を支持しました。少数の方々が反対しましたが、戦地に赴くことが命懸けであった以上、戦争に反対することもまた命懸けとなったのは仕方のないことでした。そして、戦争に負けると、戦争に負けたからと言う理由で指導者は犯罪者、支持者はその被害者という形になりましたが、その図式に違和感を感じています。
「戦争犯罪人」という言葉を使う人は、自分は別の側の人間だという意識があるからその言葉を使っている、ということだと思うのですが、当時は、内地に住所を持つ成人男子に限りますが、国民は1人1票を持っていたのです。軍を諫める演説を行い除名された代議士は1人だけで、国会が正常に機能していたことも忘れてはいけません。戦意を煽るマスコミの論調に乗り、戦争推進の空気を作ったのも私たちでした。
外国人が非難をするのなら分かります。しかし、敗戦という結果が出た後で、同じ日本人がなぜ一部の人だけに責任を押し付けるのでしょうか。
つまりは、あれは国民が望んだ戦争だったという現実を認められないから、当時の指導者たちを指弾しているだけで、その一方で、国としての反省も総括もいまだに出来ていない、ということだと思います。
勿論、現在の安倍氏の一連の政策に復古的なトーンを感じ、日本がいま戦争への道をひた走っていることを危惧して、真剣にその流れを止めようとなさっている方々が数多くおられることも知っています。それが間違っているとは思いませんし、むしろ、必要なことだと思っています。あの時代に対する反省の上に、それは成り立っていることです。
話が逸れましたので元に戻します。私は、私情としては嬉しいと書きました。しかし、それは飽くまでも私情のことです。
安倍氏の参拝に世界が厳しい反応を示したのも事実でした。中国・韓国だけではありません。米国は「失望」し、ロシアは遺憾の意を、EUも否定的な見解を、それぞれ示しています。極東地域で戦争が発生するような状況は決して許さない、という世界の意思だと思います。中国の一方的な防空圏の設定に世界が顔をしかめた時と同じです。
世界に逆らえば、日本は孤立します。そうなれば場合によっては、あの時の愚をまた繰り返すことになります。英霊たちは新たな戦争を望まないはずです。
「控えた方がいい」という意見は事前にあったようですので、諸般の事情を鑑み現実を考慮した上で、参拝はしないという選択肢もあったでしょう。しかし、信仰はあくまでも個人の心の問題です。人は誰でもその肩書きの存在である前に1人の人間ですから、安倍氏が1人の人間としてそれをしたいと思い実行したのなら、誰も止めることはできないでしょう。後は、ご自身の肩書きに見合った後処理をなさればよろしいかと思います。
そういった上で、安倍氏に気持ちがおありなら、単に国民向けの談話を英訳するのではなく、ご自身の言葉で、世界に向けて何らかの釈明をなさればよろしいのではないかとも思います。「満州帝国を作った岸信介の孫」というところから、安倍氏は世界から疑いの目を向けられていますが、今回の騒動を逆に利用して、日本が世界平和と国際協調のために果たしたこれまでの努力と今後の決意を、世界に改めて発信する機会を作ることは可能でしょう。それは、在日米国大使館による「米国は、首相の過去への反省と日本の平和への決意を再確認する表現に注目する」との表明に対する答えにもなるかも知れません。
それでもダメなら降りていただく。私は自民党支持ではありませんので、それでいいと思っています。
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