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2013/12/28 14:05
“辺野古埋め立て承認”
仲井真知事は、政治家として判断すべきことを、
行政手続き事務であると矮小化して、
埋め立て承認に逃げてしまったのではないか?
「仲井真弘多知事が辺野古埋め立て承認で記者会見」動画
仲井真知事は、先の知事選では伊波洋一前宜野湾市長と戦った、
知事選で公約した辺野古埋め立てについては、
伊波氏が先行して、辺野古埋め立て反対を訴えていたわけだが、
多くの沖縄県民が辺野古埋め立てに反対していることに驚き、
心にもなく、伊波氏と同様、辺野古埋め立て反対を表明した。
そして選挙に臨んでいた。
猛烈な自民党の力があって、選挙戦を勝たせてもらった。
また、遡る2006年の知事選においては、
選挙時に、自民党の力で徳洲会の票を奪い取ってもらい、
対立候補の糸数慶子氏に勝利したとい事実がある。
このように自民党の総力戦で選挙戦に勝利させてもらったことが、
今、アダになっているのではあるまいか?
このような仲井真知事が、
自民党が進める辺野古埋め立てを拒否し続けることには、
どだい無理があったとも言えるのだ。
選挙時に動員させられた徳洲会を見るがいい。
今では公職選挙法違反で多くの逮捕者が出ている。
こうなると、もしかすると我が身にも何かが及ぶのではないかと、
普通の感覚を持った人間ならば考える。
そして絶対多数を持った首相に会って、
何が合意されたのかは知らないが、
地方交付金が要求額を越えて、約束されたというではないか。
これでお芝居は幕引きとなると政権は、シテヤッタリだった!・・・と思う。
振興予算だなんだといっても、元々は国民の税金である。
これでは何も解決したことにはならないのではあるまいか。
しかし、辺野古新基地建設のための一歩が進んだことになったのだ。
沖縄振興予算は要望額を越えた大金となった。
そして僅か4項目の要望を聞き入れてくれたと安倍政権を評価している。
仲井真知事は一国の総理との約束だから信用しないわけにはいかないと、
口約束だけでいいんでしょうか?・・・との記者の質問に応えた。
しかし、辺野古埋め立て反対だった選挙公約は、
何処へ吹っ飛んでしまったのだろう。
埋め立て承認後の知事記者会見の席上、
今、説明したとおりであると、頻りに言い逃れる場面を見たが、
公水面の埋め立て申請においては、法に照らして適性だったと、
あくまでも法律に則って、承認したと強弁しているだけだ。
この県知事としての許可権限は、
本来、地域を任された絶対的な権限であるはず。
それを沖縄振興予算というカネで行政判断に逃げてしまった。
それにも拘わらず、沖縄振興予算と埋め立て承認は、
リンクしていないと質問に応えていた。
立派な矛盾については、なんとも説明していないし、出来ない。
仲井真知事は、政治家として立場と、
行政の長としての二面性を使い分けただけである。
ある意味では、見事な使い分けであると思う。
しかし、沖縄の民意を踏み躙った知事として、
今後、厳しい批判を浴びるに相違ない。
また、このような民意を疎んじる権限の使い分けを許さないことを、
沖縄県民ばかりではなく、日本全国の有権者県民は、
肝に銘じておくべきだろう。
政治に妥協が付きものと言ってしまえば、
総てが行政の思うように事は運ばれてしまう。
此れでは主権者国民の意思は政治に反映されない。
政治主導が実現されない限り、民主主義は絵に描いた餅である。
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