http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/488.html
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マスコミとネットは安倍首相の靖国神社参拝報道で一色となっていますが、その裏ではアメリカ軍基地の辺野古移転という重要なことが決められていました。沖縄県の仲井真弘多知事は25日、政府が申請した名護市辺野古沿岸部埋め立ての承認を表明する意向を固め、27日に記者会見をする予定との事です。安倍政権は普天間のアメリカ軍基地を辺野古に移転する案を押しており、25日に沖縄の県知事と会談をしていました。
おそらく、この会談で安倍首相から何らかの圧力があったと推測され、知事と会談をした翌日に安倍首相が靖国神社を参拝したのは沖縄問題の希薄化を狙ったものだと言えるでしょう。
選挙時に仲井真弘多知事は「辺野古への移転に反対する」というような発言をしていたことから、今回の決定は非常に大きな問題となる可能性が高いですが、靖国神社の騒ぎで掻き消されそうです・・・(苦笑)。
☆沖縄県知事 辺野古承認の考え伝達、公舎前で抗議も
☆辺野古「埋め立て認めるな」 1500人、県庁包囲
☆普天間 辺野古移設27日にも表明 首相から「驚くべき提示」
URL http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/12/26/kiji/K20131226007271030.html
引用:
沖縄県の仲井真弘多知事は25日、政府が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設のため申請した名護市辺野古沿岸部埋め立ての承認を、27日に記者会見して表明する意向を固めた。安倍晋三は25日、仲井真知事と官邸で会談。米軍牧港補給地区(浦添市)の7年以内の全面返還に関して、前倒しを検討する作業チームを設置するなど一連の基地負担軽減策を説明し、理解を求めた。
首相は「安倍政権は沖縄振興と基地負担軽減に政府一丸となって取り組む」と強調。米軍基地内の環境保全や調査に関する新たな政府間協定の締結に向けた交渉を始めることで米側と合意したと表明し、普天間に配備されている新型輸送機オスプレイの訓練の半分をめどに、沖縄県外の複数の演習場で実施する方針も伝えた。仲井真氏は「驚くべき立派な内容を提示していただいた。お礼を申し上げる」と述べた。
これに対して県内移設に反対する県民からは「県民の心を踏みにじるものだ」などの怒りの声が相次いだ。県庁前では約1500人(主催者発表)が集結。「知事は埋め立てを認めるな」「政府の圧力に屈しないぞ」とシュプレヒコールを上げた。
:引用終了
☆「県民の心踏みにじる」 沖縄、県内移設反対派が憤り
URL http://www.nikkei.com/article/DGXNASJC2502C_V21C13A2ACY000/
引用:
「県民の心を踏みにじるものだ」。沖縄県の仲井真弘多知事が25日、米軍普天間基地(宜野湾市)の県内移設へ向けた名護市辺野古沿岸部の埋め立てを承認する見通しとなったことに対し、県内移設反対派の市民から「県民の多くが反対する辺野古にノーと言って」と不承認を求める声が相次いだ。
安倍晋三首相が25日表明した基地負担軽減策には「辺野古移設を知事に承認させるための手土産だ」と厳しい見方。「いい正月になる」と述べた知事にも批判が出た。
県庁前では辺野古移設に反対する集会が開かれた。県庁を「人間の鎖」で囲んだ参加者は「不承認!」「屈しない」と書いたプラカードを掲げ「知事は埋め立てを認めるな」とシュプレヒコールを上げた。
:引用終了
ちなみに、普天間基地はアメリカの法律では違法扱いとなっています。アメリカは軍事基地と民間住宅の間に一定の距離を開けることを定めていますが、普天間基地の配置状況はすぐ真横に民間の住宅街があり、完全な違法状態です。普天間を見学したアメリカの議員も「こんな基地があるとは驚いた」と発言するほど、普天間の配置状況はあまりにも危険な状態となっています。
沖縄の住民らは最低でも県外への基地移設を要望していますが、日本政府や官僚たちはこれについて否定的です。アメリカの方は条件次第では移設することも考えているようですが、日本の役人たちは考えを全く変えようとはしていません。最近になってから、鳩山政権時に嘘の公文書を作って、官僚たちが鳩山前首相を騙していたことも判明。今もこの嘘の文章を作った政府関係者は裁かれておらず、普天間基地の問題をこのまま終わらせるべきでは無いと私は思います。
少なくとも、マスコミは靖国神社よりもこっちを大々的に報道するべきです。肝心なときに重要な部分を批判しないマスコミは、全く持って意味がありません。
☆鳩山政権、県外断念の根拠 65カイリ基準存在せず
URL http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-215863-storytopic-3.html
引用:
2010年に当時の鳩山政権が米軍普天間飛行場の鹿児島県・徳之島移設を検討した際、ヘリコプター部隊と演習場の距離を65カイリ(約120キロ)以内とする米軍の「基準」に基づき困難とされた件で、在沖米海兵隊が26日までに琉球新報の取材に答え「海兵隊の公式な基準、規則にはない」との見解を示した。
当時、普天間の県外移設を模索し、行き詰まっていた鳩山政権は政権終盤、沖縄本島から約200キロ離れた徳之島への移設に注目していた。海兵隊内部でも不明な「基準」を根拠に県外移設を断念していたことが明らかになった。
同年4月19日付の「普天間移設問題に関する米側からの説明」と題した、外務省作成とみられる政府の内部文書(極秘)によると、在日米大使館で同日、日米の担当者が協議した。
文書によると、65カイリについて米側は「回転翼航空部隊の拠点と同部隊が(陸上部隊と)恒常的に訓練を行うための拠点との間の距離に関する基準であり、米軍のマニュアルに明記されている」と説明。「この基準を超える例があるか調べたが、全世界的になく、最も距離のある例でも35カイリ(約65キロ)」とした。
:引用終了
☆鳩山由紀夫沖縄講演会 今語る!「県外移設」の真実
(基地問題)安倍首相の靖国神社参拝の裏で、辺野古埋め立てを承認!アメリカ軍普天間飛行場の辺野古移転がほぼ確定に!真実を探すブログ
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1451.html
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