99. 2013年12月28日 14:50:36
: LIPF25cqR6
89. 2013年12月28日 11:52:57 : WltmBxdzQL さん >>81です。小沢氏は絶対的な存在でも何でもありませんよ。あなたの考えはわかりました。 靖国参拝問題については基本的には同じ考えです。 じつはあなたのいう ・政教分離の観点 ・靖国神社の歴史や思想性 ・戦犯合祀の問題 が解決しないかぎり、公人としての政治家は靖国参拝を、とくに総理大臣は靖国参拝はしてはならないという見解を私ももっています。 このことは「おそらくWltmBxdzQL さんと同じで小沢氏との違和感がある」とコメントしたのはそこです。 >思想性を一切排除した、純粋に”戦死者を弔う”場所をつくり、公人も私人も そこで祈りを捧げられる様にすれば良いだけでしょう。 このことは大賛成で、私は分祀か国立追悼施設で(あるいはもっとよい解決方法があるかもしれませんが)と考えて、コメントしています。 >小沢氏は絶対的な存在でも何でもありませんよ。 あたりまえですね。政治には絶対的真理などはなく、日々変化する現実との次善の策の積み重ねです。 ということで、 WltmBxdzQL さんと私は、安倍総理の靖国参拝には当然反対で 一致しています。 ここまでは、納得いただけたでしょうか。 次に72. 2013年12月28日 05:05:05 : WltmBxdzQL さんが 紹介するニュースソースを調べてみました。 個人のブログにあったので、WltmBxdzQL さんもニュースソースを避けたのでしょうか。私もとりあえずそうしておきます。 参議院会議録情報 第104回国会 地方行政委員会 第5号 昭和六十一年四月二日(水曜日) 質問者:社会党参議院議員佐藤三吾 答弁者:自治大臣 国務大臣(国家公安委員会委員長)小沢一郎 このときの国会のやりとりですね。 このとき小沢氏は自民党第二次中曽根内閣(1985年〜86年)の 自治大臣・国家公安委員長でしたね。 この中曽根内閣が靖国参拝をして、問題化したときの答弁がそれです。 ここでWltmBxdzQL さんが72で抜き書きした答弁のやりとりが行われ 1.戦没者を祭っているその自由意志での参拝はしてきた。時間があればこれからもする。 2.国務大臣であろうとなかろうと同じ。 3.A級であろうとC級であろうと戦争で亡くなったのは同じ、その責任論と、私たちの素直な気持ちと言うのは、これは別個に考えていいのではないか という3点の発言が問題とされています。 まず公式参拝を行った中曽根内閣の一員であり、自民党員時代の答弁であることは考慮すべきであると考えます。内閣の一員として、首相と齟齬をきたす答弁はできないからです。 もう一つは、それ以前は靖国参拝についてそれほど問題にならなくて、 社会党議員ですら参拝していた時代の答弁であったことを無視してはいけないでしょう。 とはいえ、この時点の小沢氏の答弁は、 現時点での、戦犯の認識も十分でないし、公人としての政治家、ましてや内閣総理大臣の靖国参拝には問題があると考える私とWltmBxdzQL さんの考えとは異なります。 それで小沢氏はいまもその考えのままでしょうかということが次に検討すべきことになります。 小泉内閣が靖国参拝したときの小沢氏の対応がYahoo知恵袋に出ていました。 もっと公式な資料をと思いましたが、さぐっている時間がないので もし、WltmBxdzQL さんがわかるようでしたら教えてください。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11106214521 これには、 「首相はこれまで、あの戦争を『間違った戦争』と認め、いわゆるA級戦犯について戦争指導者の責任がある『戦争犯罪人』と言及していたではないか。国内的にも国外的にも『日本国を代表する首相が、戦争責任にケジメをつけない行動をした』ということになってしまう。僕も英霊に尊崇の念を表すため、靖国神社に参拝したことが何度もあるが、政府の責任ある立場にいるものが参拝することは次元が違う」 とあります。これは2001年から03年の間のことと思います。 小沢氏は自由党のことでしょう。(2003年の民由合併で民主党) ここで小沢氏は明確に、先の戦争が間違った戦争であること、戦争犯罪人の合祀されている靖国へ政府の責任ある立場にいる総理が参拝してはいけないと小泉氏の対応を批判しています。 自由党という保守政党時代において、戦争犯罪人への姿勢も明確になっています。 総理による靖国参拝はいけないという主張も明確です。 これをみると、約10年前の発言の延長線上に、今回の発言があることが わかり、まったくぶれていないことがわかります。 もう一度投稿文をみると 1.戦没者を慰霊追悼するために国民が自由意思に基づいて靖国神社を参拝することは何ら問題がない。 私は自由意志で靖国参拝はしていませんが、むしろ千鳥ヶ淵へ何度も行っていますがこの小沢氏の発言には賛成します。 2.しかし戦争犯罪人が合祀されている現在の靖国神社に、総理大臣が参拝するべきではない。 明確に戦争犯罪人と呼び、その合祀されている靖国に総理大臣が参拝すべきでない、ということにも賛成です。 3.少しでも早く靖国神社を元の姿に直して、総理はもとより天皇陛下、政治家が参拝できるよう改めるべきである。 とくにこの項目が大事で、靖国神社が自由意志で参拝できる姿に戻してほしい、つまり、たとえば分祀とか宗教色を排除した追悼施設をつくるとかの提案があるのです。また公人としての政治家が靖国に参拝してはならないという、私とあなたの考えも、政治家が参拝できるように改めるべき、ということに現れているように、現時点の靖国へは、政治家が参拝できないということを述べていますね。 だから、WltmBxdzQL さんは、政治的立場が違っていても 安倍総理の靖国参拝に関する小沢氏の発言の趣旨そのものは 否定できず、むしろ、賛成の立場のはずです。 ついでながら 私とWltmBxdzQL さんとの靖国参拝での違いは、 政治家小沢一郎に対する距離感というか、評価の違いだけだと思います。 念のため、再度、書いておきますが、 絶対的な政治家は現実には存在しえません。 それでは、お元気で。 |