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モーニング姿で靖国神社を参拝した安倍晋三首相(中央)=26日午前、東京・九段北
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131226/plt1312261531002-n1.htm
2013.12.26
安倍晋三首相は26日午前、東京・九段北の靖国神社を電撃参拝した。第2次安倍内閣の発足1年の節目に、「国家のリーダーが、国のために命を捧げた方々に、尊崇の念を表するのは当然だ」という政治信念を貫いた。
中国や韓国を念頭に、春と秋の例大祭に真榊(まさかき)や玉串料を奉納する「抑制的対応」を続けてきたが、中韓両国が「反日」姿勢を崩さず、首脳会談にも応じる気配がないため、正面突破する道を選んだようだ。
安倍首相は参拝後、記者団の取材に対し、「靖国神社の参拝はいわゆる戦犯を崇拝する行為であると、誤解に基づく批判がある。しかし、私は1年間の歩みを英霊に報告し、2度と戦争の惨禍の中で人々が苦しむのことのない時代をつくる決意をお伝えした。中国、韓国の人々の気持ちを傷つける考えは毛頭ない。日本は戦後、平和国家としての歩みをひたすら歩んできた。この基本姿勢は一貫している」などと語った。
そのうえで、中国、韓国両国の首脳との対話に意欲を示し、「戦後、靖国神社に参拝したすべての首相は中韓と友好関係をさらに築いていきたいと願っていた。日中、日韓関係は大切な関係であり、この関係を確固たるものにしていくことこそ、日本の国益だと信念として持っていた。そのことも含めて説明をさせていただく機会があれば本当にありがたい」と述べた。
中国、韓国のメディアは安倍首相の参拝を速報した。中国の国営新華社は、共同通信を引用する形で、安倍首相の靖国参拝を速報、強い関心を示した。他の現地メディアは外務省高官の話として「中国人にとって絶対に受け入れられない。アジアの人々の感情を傷付けるものだ」と伝えた。
毛沢東主席の生誕120年の記念日だったこともあり、中国は「安倍氏が首相である限り、中日関係の改善は難しくなった」(中国共産党関係者)と猛反発。新たな反日デモが起きないか懸念する声も出ている。
韓国の聯合ニュース(電子版)は、「安倍首相、靖国神社電撃参拝」という見出しの東京特派員電を掲載。「歴史問題や尖閣問題などで対立してきた日韓、日中関係がさらに凍りつくことが予想される」「日韓首脳会談の開催なども今のところ期待しにくくなった」「とてつもない(日韓関係への)悪影響」などと報じた。
米ABCはNHKのニュースを引用する形で、安倍首相の参拝を報道。AP通信も速報し、「中国と韓国を激怒させるのは間違いない」と伝えた。
◇
安倍首相靖国参拝 現職首相の参拝は小泉首相以来7年ぶり
安倍首相は、政権発足から1年を迎えた26日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。安倍首相が、首相在任中に靖国神社を参拝したのは、第1次政権を含めて初めてとなる。
安倍首相は、午前11時半すぎに靖国神社に到着し、「内閣総理大臣 安倍晋三」と記帳し、本殿で参拝した。
現職の首相の靖国神社参拝は、2006年に、当時の小泉首相が参拝して以来、7年ぶりとなる。
首相就任後、関係が悪化している中国や韓国との関係に配慮して、これまで靖国への参拝を見送り、真榊(まさかき)や玉串料の奉納だけにとどめていた安倍首相は、参拝の理由について、「安倍政権1年の歩みを報告し、再び戦争の惨禍で人々が苦しむことのないよう、決意を伝えるため」と説明した。
安倍首相は「日本のために、尊い命を犠牲にされたご英霊に対し、尊崇の念を表し、そして、み霊安らかなれと、手を合わせてまいりました。中国、あるいは韓国の人々の気持ちを傷つける、そんな考えは毛頭ございません」と述べた。
今回の参拝は、首相周辺にも、外交関係の悪化を懸念し、慎重論が根強くある中、最後は、安倍首相自身が踏み切った形だが、A級戦犯が合祀(ごうし)された靖国への首相参拝に強く反発している、中国や韓国との関係悪化は必至で、首脳会談の実現も、当面絶望的となるものとみられる。
また、両国と日本との関係悪化に懸念を示していたアメリカとの関係にも、影響を与えることになるとみられる。
(12/26 14:17)
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