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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131225-00000011-sasahi-pol
AERA 2013年12月30日−2014年1月6日号より抜粋
ついに辞職に追い込まれた猪瀬直樹東京都知事。5千万円をめぐる刑事告発が捜査当局に提出され、今後の行方に注目が集まる。
都知事就任から1年を迎えた猪瀬氏の独特のくぐもった声は、200人の報道陣の熱気の中で今にも消え入りそうだった。潔い振る舞い。それが繰り返し問われた。
「なぜ辞職するまで、これだけ長引いたのか」
実際、その影響が2020年東京五輪の開催準備に出ている。組織委員会の理事に、都知事の就任が予定されていたが、5千万円問題で選出作業が滞っていた。スポーツジャーナリストの玉木正之氏は、「辞任するのが遅かった。組織委員会の立ち上げのためもっと早く辞めるべきだった」と指摘する。
ここまで往生際が悪かったことに、猪瀬氏の幼少期からの人間形成が関係していると見る関係者は多い。
「幼いときに父親を亡くし、母親に育てられた。母親だけに育てられた人間というのは、気が弱い傾向があるのですが、対社会とか対世間になるとものすごく強気を示します。自分を守るというか、別の言い方もできるのに強く出てしまう。これは自信がない裏返しで心理学の初歩として認識されています」
こう話すのは、猪瀬氏が30代のころを知るジャーナリストの池田房雄氏だ。さらに猪瀬氏の個人事務所の元関係者は、
「猪瀬さんの脇の甘さは、3人の女性に甘やかされて育てられたからです。1人目は既に亡くなられた実母です。2人目はこの前亡くなられた奥さん。そして3人目は猪瀬事務所の金庫番のT女史です。この方は学生運動をやっていたときからの同志みたいな感じです。女性スキャンダルがある度に奥さんとTさんにバレないように、猪瀬さんは必死でしたよ。一方で、終電がなくなるまで残業してタクシー代を何度か請求したら、事務所に泊まれと言われました。スタッフには厳しかった」
端から見ると、T女史が猪瀬氏の姉のような存在に見えたという。
ライター活動が本格化したのは、ジャーナリストの小板橋二郎氏が率いたライター集団「グループ915」に、山根一眞氏や佐野眞一氏らと共に所属したときだ。
「アンカー(記事原稿の執筆)の仕事は早くこなしていたが、よく遅刻するから叱ったことがある。すると『子供の頃から遅刻しないように走って汗をかいていました』なんて妙な言い訳をするんです。それにいつも生意気な口をきくから『世の中はお前のおっかさんばかりじゃないんだ。舐めた口きくと張り倒されるぞ』と怒鳴ったこともあった」(小板橋氏)
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