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2013-12-25 07:05:22
状況は極めて悪い。外堀はほとんど完全に埋められました。外堀をほとんど埋められた状況で、仲井真知事は本日12月25日、安倍首相と会談します。そこで安倍首相から沖縄側の要望事項に対し、”決め手の回答”が示されます。
安倍首相は、アメリカのオバマ大統領との会見で、「普天間基地の辺野古への移設」という手形を切りました。アメリカ側は、その手形を落とすよう強く迫っています。
年明けの1月19日には、辺野古がある名護市の市長選挙。現在の稲嶺進市長は、「埋め立ては断固反対」です。稲峯市長が再選されたら、いよいよ辺野古移設は難しくなる。
安倍首相としては、これ以上先延ばしできない。沖縄県民の民意を押しつぶしてでも、埋め立てを強行し、辺野古基地を造る。安倍暴政車は、アクセルをいっぱいまで踏み込み、エンジンはフル・スロットルです。
安倍首相は仲井真知事に対し、沖縄振興予算の大盤振る舞いでアメを与えました。その一方で、「もし、埋め立て不承認なら、普天間基地は固定化だよ」」と、脅しもかけました。
仲井真知事は、もともと本音は「辺野古移設派」でした。しかし、それでは知事当選が危ういと思い、態度をあいまいにしてきたいきさつがあります。
現在、ギリギリの要求としているのが、日米地位協定の改定につながると期待する、環境協定です。基地内の環境に関する部分が空白となっています。政府も、この問題で「最大限努力する」と約束してお茶を濁すのでしょう。
沖縄県民の民意は、今でも辺野古埋め立て反対が3分の2を超えています。
しかし、仲井真知事は、「辺野古の埋め立てを承認します」と回答するようです。回答時期は2日後の27日です。結局、「環境問題で一定の進展があった。これ以上こじらせると、普天間基地が固定化される。苦渋の選択として埋め立てを承認せざるを得ない。県民の皆様のご理解をたまわりたい」というところでしょうか。
でも、考えても見て下さい。なぜ、県外、国外は検討されないのでしょうか。そもそも、アメリカの軍事基地が、占領終了後もここまで長期間、居座り続けること自体が異常です。そのうえさらに、最新鋭の米軍基地を日本が造って差し上げなければならないのでしょうか。
沖縄の人々は、基地のない平和な島を望んでいるだけです。平和憲法を持つ日本への復帰を望んだのも、ひとえに平和な世界を求めてのことです。それは、日本全体の安全保障のあり方を示すものでもあるといえます。
日本国憲法は、国際紛争を解決する手段としては、武力の行使はこれを禁止し、交戦権を放棄しています。これこそ、21世紀から30世紀の千年紀に通用させなければならない人類生き延びのカギではないでしょうか。
仲井真知事、どうか埋め立てを承認しないでください。沖縄県民の悲願である基地のない島への道筋を明らかにして下さい。お願いします。
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