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国が弱体化して溺れた犬と認識されたら侵略されるのが現実
http://www.bllackz.com/2013/12/blog-post_20.html
2013年12月20日 Darkness - ダークネス
日本は明確に中国・韓国から敵国扱いされるようになっている。そして、実際にどんどん領土を侵略されようとしている。
以前までこれらの領土問題は、それほど国民の関心を呼ぶものではなかった。しかし、今は違う。
多くの日本人が領土問題に関心を寄せるようになっている。そして、中国や韓国に対して猜疑と憤怒の目で見つめるようになっている。
なぜ、ここに来て領土問題が激しさを増すようになっているのか。それには、明確な理由がある。日本の衰退だ。
1989年のバブル崩壊から約20年近く経って、日本はずっと国家衰退の道を歩み続けていた。バブル以降、政治的失態は長く続いた。2009年から2012年12月の民主党政権で、事態はさらに悪化してしまった。
そして、日本の衰退と入れ替わるように、中国や韓国が力をつけて国際的発言力を持つようになった。そんな日本の苦境を、世界が認識した。だから、中国や韓国が「溺れた犬」を叩きに来ているのだ。
■穏便に、見て見ぬふりをすることで事態は悪化した
民主党政権は史上空前の売国政権だった。日本の地位はどんどん低下していき、日本の国際的発言力も地位もどん底にまで落ちていった。
それを見て、日本を侵略しても問題ないと周辺国も軽く思うようになった。
日本が「竹島は日本の領土だ」と主張すると、韓国は激しく抗議して国民を巻き込んで激しい日本批判が起きる。
2012年7月9日にはソウルの日本大使館の正門に小型トラックが突っ込んだ事件があった。これは竹島問題での抗議だった。
しかし、日本政府はこの事件を問題視せず、「穏便」に済ませて何もなかったふりをした。マスコミも報道しなかった。だから、日本人の大半はこの事件を知らない。
在韓日本大使館には2012年1月にも慰安婦問題で火焔瓶を投げ入れられている。これも日本政府は「事なかれ」で穏便に処理した。だから、日本人の大半はこの事件を知らない。
韓国政府の「外交白書」には竹島が韓国固有の領土であると繰り返し主張されている。しかし、これに対しても日本政府はまったく抗議していない。だから、日本人の大半はこれを知らない。
そして、どうなったのか。
2012年8月10日。韓国の当時の大統領だった李明博が、勝手に竹島に上陸して、実効支配をアピールするまでになったのである。日本人は完全に馬鹿にされ、足元を見透かされた。
2013年に朴槿恵(パク・クネ)新大統領が登場してからも反日姿勢はまったく変わらず、むしろ強化されている。
■自分よりも弱いと思った相手は徹底的に叩いてくる
尖閣諸島は日本の領土だ。竹島も日本の領土だ。しかし、日本が弱体化しつつあるのを見計らって、中国と韓国があからさまに奪いに来ている。
中国や韓国は自分よりも弱いと思った相手は徹底的に叩いてくる。たとえば、チベットも、ウイグルも、ブータンも、中国の拡張主義に飲まれていった。
いったん弱みを見せると、とことん侵略されるのだ。このままでは、対馬も、沖縄も、そして九州も、どんどん奪われていくことになる。
チベットの悲劇を見ても分かると思うが、チベット仏教を徹底的に破壊し、非暴力を推進しているダライ・ラマを悪魔扱いし、ほとんど民族浄化のような虐殺を行っている。(助けを求めるチベット人の炎の叫びを、私たちは拡散すべきだ)
http://www.bllackz.com/2013/01/blog-post_25.html
現在もチベットでは拷問が続いており、指の爪の間に竹串を打ち込まれたとか、後頭部を強打されて眼球が突出したとか、そのような話まで伝わってきている。
抗議による焼身自殺も相変わらず続いている。(焼身自殺するチベットの僧侶。燃える炎は「憤怒」の象徴だ)
http://www.bllackz.com/2011/11/blog-post_29.html
中国は、チベットの土地も、文化も、宗教も、歴史も、遺産も、すべてを略奪・破壊し尽くしている。ウイグルでもまた同じことが起きている。
これを諸外国が非難しようものなら「国内問題に干渉するな」と激しく抗議して妥協がない。
ここでよく考えなければならないのは、その侵略の容赦のなさだ。慈悲や共存と言ったものはそこにはない。徹底破壊・徹底収奪あるのみである。
このままで行くと、恐らくチベットは助からない。中国が自滅しない限りは民族浄化が続いていくからである。平和主義者が祈っても問題は解決しないのは歴史が教えるところだ。
中国に侵略され、国際世論からも見捨てられたチベット人。
もはや残されたのは絶望の焼身自殺だけしかない。
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■「溺れた犬は叩け」は人間の歴史の基本だった
このように書くと、実に中国人だけが野蛮人のように見えるが、全然そうではない。残念なことだが、「溺れた犬は叩け」は人間の歴史の基本にすらなっている。
アメリカ人がネイティブ・アメリカンを虐殺しまくった歴史もあれば、スペイン人がインカ帝国の末裔たちを皆殺しにした歴史もある。弱い民族は淘汰されてしまうのだ。
人間の歴史は話し合いと友好で築きあげられたものではなく、激しい殺し合いと、闘争で築きあげられた。人間の歴史は戦争で成り立っている。
だから、弱くなれば、領土が侵され、侵略され、周辺国から愚弄され、嘲笑される。日本人は、人間の歴史が暴力で作り替えられてきたという事実を、もっと真剣に認識すべきだ。
1945年の敗戦から、日本人は世界でも類を見ないような、現実離れした平和主義者になってしまった。
国力があるときは平和主義でもよかったかもしれない。しかし、国が衰退していくときは、平和主義でいると侵略されるだけだ。
もう「平和主義が民度が高い」などと言っているようではいけない時代になってしまったのだ。
アメリカが衰退していくというのは、アメリカの傘の中にいた日本が無防備になっていくということである。
平和主義であれば侵略される危険な世の中になっているのだから、今まで日本人が敢えて切り捨てて来た「防衛」「軍事力」をもう一度見なおさなければならなくなった。
■軍事的衝突が起きて、日本が巻き込まれる日が来る
私たちがどんなに嫌だと思っても、すでに世の中は暴力の時代に向かって突き進んでいる。
まさに今、侵略され、領土を犯され、周辺国から脅されるようになっている。だから、軍事力に対して、完全なる忌避感を持ってはならない。
場合によっては、東アジアで軍事的衝突が起きて、日本が巻き込まれると考えなければならない。
「暴力なんてとんでもない。野蛮で危険だ!」と叫んだところで、周辺国は仕掛けてくる。ゆっくりと確実に、そして意図的に侵略と略奪をして来る。中国や韓国の防空識別圏の一方的な拡大もその一環だ。
いったん暴力が始まると、暴力には暴力でしか対抗できない。
中国は軍拡に走っているが、軍事の本質は「暴力」だ。暴力の気配が拡大している。そして、その暴力の矛先に日本がある。その意味を、私たちはよく知る必要がある。
重要なのは、頼みの綱のアメリカは経済力を失いつつあり、その結果「軍事力」が縮小していることだ。
アメリカの経済的衰退がより進行すると、今までの抑制力が効かなくなる。今後、混乱と暴力の渦が東アジアで多発していくことになる。
実際、東アジアの不穏な空気はどんどん拡大している。その現実が読めるのであれば、日本人は国を守るための軍事力に関心を持たなければならないのは必然である。
1945年に日本人が棄てた軍事力に対する忌避、憎悪に対する忌避を、もう一度、ていねいに拾って自分のものにしていかなければならない。
誰も、暴力に関わりたくない。平和でいたい。しかし、私たちは今、否が応でも平和主義を脱ぎ捨てなければならない時代に突入してしまった。
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