http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/252.html
Tweet |
小沢一郎代表が「早稲田大学」で講演、小泉純一郎元首相と「原発ゼロで協力もやぶさかでない」と力説!
http://bylines.news.yahoo.co.jp/eikenitagaki/20131220-00030839/
2013年12月20日 13時17分 板垣 英憲 | 政治評論家、板垣英憲マスコミ事務所代表
◆生活の党の小沢一郎代表は12月19日午後4時から1時間30分、「早稲田大学鵬志会」(石田隼人幹事長=27代)主催の「2013年後期講演会」で、「覇道の政治から王道の政治へ」という演題で特別講演した。大隈重信公の建学以来、多数の政治家を輩出している早稲田大学「在野精神」の伝統を受け継いでいる「鵬志会」は、政治の現場に赴いて勉強する「現場現実主義」という理念を掲げて、「机上の勉強だけでは得られない知識を得ると同時に、自ら政治を体感する活動」を続けている。
今回の企画趣旨について、企画者の宗野創さんは、以下のように述べている。
「2013年、日本に巨大与党を背景とする安倍晋三内閣が誕生した。特定秘密保護法強行採決や日本版NSCなど力に頼り、熟議を忘れ去った政治を行うまさに覇道政治が横行しているように思えてならない。今こそ王道の政治を取り戻さなければならない!
本来あるべき政治とはどういったものなのか。私たち若者は何を考え、どうやってこの国を動かしていかなければならないのだろうか。若い世代がこの国の未来をあきらめないためにも、いまこそ根拠と実践に基づいた議論が必要である。常に戦後日本政治の中枢で御活躍なされている小沢一郎生活の党代表による、心揺さぶられる90分!!
今回はドワンゴ全面協力のもと、ニコニコ生放送で完全配信!
企画者 宗野 創 」
◆この企画を受けて、小沢一郎代表は、講演のなかで、朝鮮半島の問題に触れ、次のように語った。
「北朝鮮のような場合は、韓国の国防省があの後、全軍の司令官を集めて、これは期日を限定して言いました。1月から3月の間に必ず軍事的な挑発行為があるだろうと。どのような行為があろうとも、断固反撃できる態勢をとっておけ。全部隊の司令官に指示を出しております。(中略)これは、準軍事的にみますと、北朝鮮が突然南下したら、とても韓国の軍隊やアメリカの2個師団では、たぶん防ぎようがないです。もう一度、戦後の朝鮮動乱の二の舞になる可能性が強い。核兵器や何かは使えないですから。通常の兵器での戦いは、奇襲のメリットを持っているところのほうが強いに決まっている。ソウルは、北朝鮮からの長距離砲の射程範囲内です。脅かしに「一瞬にしてソウルは火の海だ」と北朝鮮の軍人が言いますけれども、本当なんです。事実、長距離砲の射程内で、いっぺんに蜂起にやればソウルが壊滅するのは現実の状況です。そういうことをやるかどうかはわかりませんが、非常に危険を孕んでいる」
また、質疑応答では、次のように答えた。
(小泉さんと組んで反原発を訴えてほしい)
小泉さんのことは、彼は彼の主張と立場があるでしょうから、そして彼は彼で、私は私で、その立場でやっていたほうがかえって効果的だと思いますので、まぁ、もちろん、そういう巡り合わせになれば、同じ意見だとすれば協力するのはやぶさかじゃないですけれども、現時点ではむしろ、それぞれでやったほうが僕はいいと思っています。
(米国と対等になるための特定秘密保護法ではないか。また特定秘密保護法によって対等な関係になれるか)
全然対等にはならない。米国はある意味で、都合がいいかもしれません。しかし、それで(米国が)日本を対等の国家だなんて全然思いません。日本はもっともっと、日本として果すべき役割をきちっと果たして行くということ。そして言うべきことを言うというところに、初めて神聖関係が出来るんです。僕かさっき言った日米交渉でも、もうトコトン朝から晩までやりあった。怒鳴りあうようにやり合ったんですが、最後には、お互い「Good work(よく仕事したね! いい仕事したね!)」と言ってニコニコして別れる。そしてその時の喧嘩相手が、その後ずっと米国の近しい友人としていろんなこと、情報を教えてくれました。だから、そういうように、言うことを言う、そして約束したことは守る。ウソはつかない。相手を騙さない。そういう基本的なことは、日本人同士でも、日本社会でも、また対外的には特にそうです。ピシッと言わなきゃダメです。自己主張のない人間は、軽蔑されます。彼らが自己主張の社会だから。だから、そういう意味で、日本の社会でまぁまあまぁまぁ波風立てずにという類の手法は、これから皆さんが実社会に出たら、日本人同士のときはそれでいいけれども、外人には通用しないということをよく理解しておいたほうがいいと思います。
(「官僚政治の打破」を言っている「結いの党」と一緒にやれるか)
要はこれからの再編、特に野党を中心とした再編というのは、大きなテーマについて基本的に合意してやっていく。ですから、自民党の中から参加してもいいし、どこから参加してもいいんですけれども、そういうことが基本だと思っています。江田さんをはじめ皆さんが、さっき言ったようなテーマについてコンセンサスが得られれば、それはどなたであっても協力してやっていかなければならないだろうと思っております。
日本の社会、日本の将来に関わる問題がいま出されています。こういったことについて、枝葉のことはいいですけれども、そういう大きなきほんの問題については、意見の一致するそういう人たちが集って本来の政党グループをつくり上げていく。もちろんですから、江田さんのグループであれ、どなたであれ、そういう気持ちを考え持った人と一緒にやっていくということは、その通りであります。
板垣 英憲
政治評論家、板垣英憲マスコミ事務所代表
昭和21年8月7日広島県呉市生まれ。中央大学法学部卒業、海上自衛隊幹部候補生学校を経て、毎日新聞東京本社に入社、社会部、浦和支局、政治部・経済部に配属。福田赳夫首相、大平正芳首相番記者、通産省、東京証券取引所などを担当。昭和60年6月、評論家として独立。著書は「戦国自民党50年史」「小沢一郎総理大臣」「国際金融資本の罠に嵌った日本」「孫の二乗の法則―孫正義の成功哲学」(PHP文庫)など130冊。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK158掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。