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本澤二郎の「日本の風景」(1491) ジャーナリスト同盟通信
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/236.html
投稿者 初心に帰るお天道様に恥じない生き方 日時 2013 年 12 月 20 日 07:13:09: 4hA5hGpynEyZM
 


<石原・維新SOS>
 「石原があわてふためいている」と事情通が連絡してきた。例の徳洲会事件にからんでだ。「とうとう年貢の納め時だ」と指摘する一方で、他方の検察情報は 「官邸が別の人物に捜査対象を向けた」と錯綜している。猪瀬辞任が固まる中で、特捜部の本丸狙いは徐々に具体化していることも間違いない。東京地検特捜部 をけん制する官邸と法務検察のせめぎ合いも、新たな話題を提供している。


<結いの党と政界再編へ>
 みんなの党の動きともからんでいる。元幹事長の江田が、渡辺を袖にした政界再編が始動を始めた。安倍に懐柔された渡辺と離縁した江田の作戦には、とうに石原・維新の崩壊を前提に練られたものだろう。維新の幹事長・松野の動きも素早い。
 右翼派閥の福田派を離脱してリベラルの三木と接近、党3役となって、その実力を発揮した父親の松野頼三を思い出してしまう。そういえば、秘書の平井がたまにセガレの事務所に出入りしている、との噂を聞く。平井参謀の智恵かもしれない。
 極右・石原をとうに見限っているのだろう。そこへ降ってわいた徳洲会事件である。誰しもが、石原と徳田の深い仲を知っている。「石原が都知事に出る時、4億を渡したと徳田から聞かされている」という直接情報を、筆者の耳にももたらされている。
 一時、石原との新党結成を考えた亀井も、彼の正体に気付くと、さっと手を引いてしまった。

<新右翼に翻弄された異様な猪瀬都政>
 それにしても、猪瀬の行動は異様である。事情通は「およそ猪瀬に警戒心がない。5000万円を出すと約束した虎雄、そのカネを用意した次女、5000万 円を直接猪瀬に渡した息子の毅議員、さらに5000万円の返却先が虎雄のカミサン。こんな不用意なカネのやりとりも珍しい。情報の拡散もいいところだ」と あきれかえる。
 そして、これに輪をかける新右翼の跋扈だ。常に、この怪しげな人物と行動を共にしている猪瀬だ。「新右翼を結びつけた人物は石原ではないか」という疑惑 も出てきている。「問題は、このチンピラ右翼は純粋右翼ではない。広域暴力団・山口組にまとわりついてきた問題人物。公安調査庁がマークしてきている人物 だ。そのものに全てを委ねている猪瀬の異様な行動も、知事失格である」「公安調査庁の責任も大きい。こんな役所が、特定秘密に手を出すと、国民の人権は危 うい」などとも指摘した。
 猪瀬は本も書く。この真相部分を告白すると、なかなか見ごたえのあるベストセラーが誕生するかもしれない。「都庁伏魔殿」は石原時代に構築、それが猪瀬によって、さらに深刻さを増してきている。
 「最近支払われた都知事のボーナスは総理大臣と肩を並べている。都議や役人の給与も突出している。都民も目を覚ます時だ」との声も噴き上がってきている。

<知事辞任で打ち止め求める官邸?>
 自民党は、五輪利権に絡めて猪瀬辞任を突きつけている。「辞任すれば、東電病院売却にからむ贈収賄事件をチャラにしてやる」とのメッセージと見られている。
 徳洲会事件に関連する使途不明金は100億円とされてきている。事情通は「パンドラの蓋が開いてしまった」といい、猪瀬事件は「雑魚にすぎない」と決めつけている。
 「官邸は蓋をしようと必死だ。検事総長に圧力をかけている。しかし、現場はやる気満々。もはやブレーキは利かない。こんな宝の山は初めて。しかも、証拠 がぞろぞろ出てきている」「国民の信頼を失ってしまった検察庁にとって、汚名返上ができる格好の事件。手を緩めることは出来ない。もし、政治に屈したら、 その怒りが再び検察に降りかかることになる」
 官邸と法務・検察の動向に国民は注視している。

<谷垣法務大臣の正念場>
 本来、官邸の主は安倍ではなく、法務大臣の谷垣である。彼は司法試験を合格した弁護士である。法律に詳しい。安倍も下手に動けない。「官房長官周辺の工作に目を光らせている」との情報も漏れてきている。

 「安倍は、谷垣を窓際大臣にしたつもりだったが、徳洲会事件で一躍、頂点に立たせてしまった。谷垣本人もびっくりしているはず。彼は相次いで死刑囚の執行を決断して、その意志の強さを官邸に向けて発信している」とのうがった分析も、なるほどと思わせる。
 彼の参謀をよく知っているが、なかなかしっかり者だ。
 安倍も菅も、おかしな行動は出来ないらしい。それは検事総長にも言える。犯罪の証拠さえあれば容赦なく捕まえる谷垣、というのだ。一見、ソフトな印象を与えている谷垣も、京都の反骨魂は失っていない。同じ京都でも、公明の太田とは違う。
 谷垣もまた、政界ドブさらいという乾坤一擲の勝負を目の前にして、正念場を迎えていることになろうか。
2013年12月19日4時40分記

<都民愚弄の辞任会見>
 猪瀬の都知事辞任会見(12月19日午前)をテレビ観戦した。正義の仮面を外すかと思っていたが、それは期待外れだった。石原が「優秀な人物」と後継者にかついだほどの、確かに他愛のない三文イカサマ作家でしかなかった。真摯に真実を語ろうという姿勢は皆無だった。
 本当に430万の得票を得たのか不明だが、東京都民を愚弄扱いしているようで情けなかった。次は検察が贈収賄事件として5000万円を立件する番である。

<安倍ー石原の手打ちに重大懸念>
 事情通は本日付朝刊を見て電話してきた。「昨日、石原と平沼が安倍と会った。事件のもみ消しを依頼した可能性がある。具体化すれば許しがたいことだ」といってうめいた。
 「石原が猪瀬の首に鈴をつけた形だ。安倍が検事総長を抑えにかかるかも」というのだ。あり得ないことではない。「事実になれば、暴動が起きるかもしれない」といって電話をきった。
 検事総長の動向もまた国民監視の的というのだ。
12月19日13時10分記

本澤二郎の「日本の風景」(1491) ジャーナリスト同盟通信
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52056652.html
 

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コメント
 
01. 2013年12月20日 14:38:10 : Jf0BXYtzpg
結局のところは、これも自民党が自ら墓穴を掘ったに過ぎないという真実を見破れば、怒りなんていうものを通り越して聞いて呆れるばかりとしか言いようがありませんよね。
そもそも猪瀬都知事の徳洲会から5000万円についても、そもそも個人的なかき入れ金として貰えるものは貰っておいて、直ぐに返すつもりで、選挙資金や政治資金になどの目的なんかり利用することはなかったし、逆に弱みを握られてしまうのを、逆手にとって、返すつもりで貸金庫にでもしまっておいたに過ぎないという真実を見破れば、猪瀬都知事には、仮にこれが嘘だとばれたところで、個人的な罪だけしか問われないのは明らかなことだし、これが東京電力病院を徳洲会が買収したことによる見返りではないかという報道を仕出かしたことで、猪瀬都知事を、シリアのアサド大統領やドイツのメルケル首相と同様の濡れ衣を着せようとしたに過ぎないという真実を裏付ける動かぬ証拠を、自ら曝け出したに過ぎないという真実に辿りつけば、小泉元首相に脱原発に利用しようとしているのと本質的には同じことであるとしか言いようがありませんし、結局のところは、自民党からすれば、最後には核武装計画書の事実が明るみにされてしまうことで、コケにされてしまうことに対して、物凄い抵抗を繰り返し、また自ら墓穴を掘っただけに過ぎないという真実に辿りつけば、これを逆転の罠として利用するならば、自民党に対しては、もっともっと幾らでも墓穴を掘って下さい、ということで、今度は中国を見倣って、まんまと騙されたふりをして、アメリカと共に、「真実はいつか明るみになることだし、自民党に対しては、幾らでもボロを出して、最後にはコケにされて下さい」ということで、誇りを持って、安倍首相を馬鹿にして、自民党をコケにして、日本維新の会をコケにして、日本政府をコケにして、大企業をコケにして、幾らでも日本国を貶めてしまうように揺さぶってあげるようにしてまいりましょう。

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