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石原慎太郎前東京都知事(右)の後継に引き立てられた猪瀬知事だったが、引導を渡したのも石原氏だった
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131219/dms1312191210019-n1.htm
2013.12.19
医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取った問題で、辞任を決断した東京都の猪瀬直樹知事(67)。都庁には、一般市民から1400件を超える批判が届いていた。都議会の追及に加え、都民の声も猪瀬氏を追い詰めた。だが、辞めれば済むという話ではない。徳洲会側への便宜供与の疑いはくすぶったままで、東京地検特捜部の捜査が及ぶ可能性がある。
「百条委員会は最後の手段。それまでに猪瀬知事は辞めざるを得なくなるだろう」
「百条委員会」の設置を前に辞任を決めた猪瀬氏。引導を渡す「伝家の宝刀」を準備した自民党都連幹部はこう話していた。
百条委は、地方自治法に基づき、地方議会が設置する特別委員会。議会側に強力な調査権限を与えられ、虚偽の証言をした場合には、捜査機関に刑事告発されることもある。総務委員会の審議でみせた二転三転する答弁は通用せず、居直りを続けた猪瀬氏も観念した格好だ。
袋小路に追い詰められた猪瀬氏に、都民も愛想を尽かしていた。
都庁によると、5000万円問題発覚後の先月22日から今月17日にかけて、電話での問い合わせが1882件寄せられた。そのうち、「『知事を続けてほしい』などと猪瀬氏を激励する人はわずか2割。約8割の1400件超が、辞任を求める声だった」(都庁広報担当)というのだ。
「もっとも多かったのは、『早く辞任すべき』というお叱り。『ウソをついている』と指摘される方もいた」(同)
なかには、5000万円をあくまで「個人の借り入れ」と主張する猪瀬氏を揶揄(やゆ)してか、「俺にも5000万円を無利子無担保で貸してくれ」「どこに行けば借りられるんだ!」と聞いている人もいたという。
ただ、辞めたからといって、猪瀬氏の窮地は変らない。
5000万円を受け取る前の昨年11月6日、神奈川県鎌倉市の病院に入院している徳洲会の徳田虎雄前理事長(75)と面会。売却が決まっていた東電病院を徳洲会が取得する意向を伝えられていたことが明らかになっている。
猪瀬氏は副知事時代に筆頭株主の都を代表して、株主総会で東電に病院売却を迫っていた。5000万円が売却圧力への見返りだった疑いが強まれば、東京地検特捜部が贈収賄での立件に向けて動く可能性は残る。
猪瀬氏の問題をめぐっては、大学教授などでつくる市民団体や、元大阪高検公安部長の三井環氏(69)が、公職選挙法違反や政治資金規正法違反の疑いがあるとして、猪瀬氏の刑事責任を問う告発状を東京地検特捜部に提出している。
特捜部は、これらの告発も正式に受理する方針で、本格的な捜査を始めるものとみられる。
三井氏は「逮捕に至る条件はそろっている。年明けにも特捜部は猪瀬氏の身柄を取るのではないか」とも。猪瀬氏に司直の手は伸びるのか。
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