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都議会総務委で委員を納得させられなかった猪瀬知事
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131218/dms1312181538015-n1.htm
2013.12.18
医療法人徳洲会グループから5000万円を受け取っていた問題で、東京都の猪瀬直樹知事(67)に再び大きな疑惑が浮上した。昨年11月に徳田虎雄前理事長(75)と面会した際、徳田氏から、売却が決まっていた東京電力病院(新宿区)の取得を目指す意向を伝えられていたというのだ。猪瀬氏は副知事時代、東電の筆頭株主である都の立場から東電に病院売却を迫っていた。現金受領との関連はあるのか。司法関係者は「贈収賄で立件の可能性もある」と重大な関心を寄せている。
質問に答えてもすぐにウソだとバレる。まるで何かを隠すためにあえいでいるかのような猪瀬氏。
17日に開かれた都議会総務委員会では「説明が二転三転して信用できない。これ以上続けても意味がない」と途中で審議は打ち切りに。都議会側は地方自治法に基づき、偽証や証言拒否に罰則が科される「百条委員会」を設置する方針を決めた。
知事自身が出席する百条委員会は異例中の異例だが、それを吹き飛ばす新たな疑惑が急浮上し、さらなる波紋を広げている。
18日付の朝日新聞朝刊が報じたもので、それによると、猪瀬氏は昨年11月6日、神奈川県鎌倉市の病院に入院している徳田虎雄前理事長を訪ねて約1時間、面会。その際、売却が決まっていた東電病院について、徳田氏から取得を目指す考えを伝えられた。この意思表示に対し、猪瀬氏は、自ら東電に売却を迫ったことを話したとされ、面会から2週間後に問題の5000万円を提供されたという。
面会の席には、仲介役で新右翼団体「一水会」の木村三浩代表、徳田氏の妻、秀子容疑者(75)=公職選挙法違反の疑いで逮捕=のほか、徳洲会の関係者が立ち会った。
猪瀬氏は副知事だった昨年6月、筆頭株主の都として東電の株主総会に自ら出席し、経営陣に東電病院の売却を強く迫っている。東電はこれを受けて同年10月、競争入札での売却を発表。徳洲会も入札に参加したが、東京地検特捜部の強制捜査を受けて辞退した。病院はその後、大手デベロッパーが取得している。
「徳洲会は東京23区に病院がなく、23区進出は悲願だった」(都議会関係者)という。
猪瀬氏は今月6日の都議会一般質問で東電病院の売却に関し、「話題になっていない」と話しているため、この答弁は虚偽だった可能性がある。それどころか、徳洲会への便宜が濃厚となれば、別の問題も出てくる。
司法の専門家はどうみるか。
元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は「病室で交わされた会話については、すでに特捜部もつかんでいると思う。これから贈収賄での立件の可否を含め、捜査を進めていくことになる。すでに現金の授受ははっきりしている。たとえ借入金だとしても贈収賄は成り立ち得る」と指摘した上で、こう話す。
「今後の捜査のポイントは、病室で東電病院の話題がどのような形で出たかということ。具体的な話の内容を含め、詰めていくことになる。東京地検としては、徳洲会グループの公職選挙法違反での逮捕者を起訴した上で、徳田毅議員の連座制に関しても調べを進める。贈収賄の捜査が本格化するのは早くとも年明けになるだろう」
事態は風雲急を告げている。
■百条委員会 地方自治法100条に基づき、地方議会が設置する特別委員会。地方自治体の事務を調査する。関係者の出頭や証言、記録の提出を要求することができ、正当な理由なく拒否したり、虚偽の証言をしたりすると禁錮や罰金が科せられる。虚偽の証言をした場合、捜査機関に刑事告発されることもある。本会議で出席議員の過半数の議決があれば設置できる。
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